中国・江西省の女性法輪功学習者に懲役7年半
【明慧日本2016年2月20日】中国・江西省吉安市・泰和(たいわ)県の法輪功学習者・龔玉秀さん(62歳女性)は昨年1月27日、南昌市で不当に連行され、懲役7年半を宣告された。現在、龔さんは江西省女子刑務所に拘禁されて迫害されているという。
龔さんは2004年の年末、法輪功学習者・袁瑞林さん、陳桂鳳さん、李公燦さんらと共に連行されて不法に尋問され、数日間、睡眠を剥奪された。袁さんは断食で迫害に抗議したが灌食された。その際、口をこじ開けられたため歯が2本おれた。龔さんも断食をして抗議したため危篤状態に陥った。
龔さんは拘禁されたあと、迫害されて危篤状態に陥ったため、労改病院に搬送されて応急手当を受けたさい、脱出した。警官は龔さんを指名手配し、懸賞金1万元をかけてテレビのニュースで放送した。これは中国共産党の法輪功に対する弾圧であり、違法で人に顔向けできないやり口である。中国の人々は法輪功の真相を知ることも恐れている。
そのため龔さんは、自分の身元を隠しながら落ち着く場所もなく、10年間、放浪生活を余儀なくされた。資金の出所もなく、貧乏で苦しい日々を過ごした。
龔さんは昨年1月29日午前、南昌市西湖(せいこ)区公安支局の警官らに連行され、江西吉安市留置場に拘禁された。その前に西湖公安支局の警官らは、龔さんの写真を持って南昌の市民に聞き込み調査をしていたという。