黒竜江省:女性法輪功学習者が懲役4年の不当判決(写真)
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 【明慧日本2015年4月30日】黒竜江省穆稜(もくりょう)市の法輪功修煉者・高玉琴さん(女性)は昨年5月12日、不当に身柄を拘束された。高さんは拷問により歯を打ち落とされ、意識不明になっていた。昨年11月21日、穆稜市裁判所は高さんに対して不正裁判を開廷し、懲役4年を宣告した。

 昨年5月12日に自宅から連行され高さんは、コンピュータ、プリンタ、VCD、カメラ、携帯電話、大法の書籍、光ディスクなどを押収された。

 穆稜市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の孫雅君、崔興国、李艶春、田立亮などは川西郷派出所で高さんの両手・両足をベッドの上で引き伸ばして虐待した。その直後から高さんは歩けなくなった。さらに田立亮に奥歯を打ち落とされ、高さんは意識不明になった。川西郷派出所の副所長・孫立学は罪を捏造するため偽証人を探した。高さんは当日の夜、牡丹江第二留置場に移送された。

酷刑演示:抻刑
拷問の再現:抻刑

 高さんは法輪功を学ぶ前は、リューマチ性心臓病、低血圧、胆嚢炎、偏頭痛、全身のむくみなど多種の疾病を患い、体重が40キロ以下だった。しかも気性が荒く、病気がちの人でよく知られていた。

 1998年に法輪大法を学んだ後、病はすべて消え、家庭も円満になった。性格も温和になり、何かトラブルが起きた時でも我慢できるようになったため、隣人と睦まじくなった。高さんは中国共産党が法輪功を迫害した以降も修煉を諦めず、人に真相を伝えたため、何度も家財を押収され、労働教養を宣告された。

 北京の弁護士・王宇さんと重慶の弁護士・唐天昊さんは、高さんのために無罪弁護をした。ただし、牡丹江第二留置場は穆稜国保大隊の指示の下、弁護士を高さんと会見させなかった。弁護士が何度も警告した上で、やっと会見できた。

 2人の弁護士が穆稜検察院へ何度行っても検察官・趙金玉は弁護士と会わず、関係資料を慌てて穆稜裁判所に渡した。裁判所の裁判長・郝桂菊はさらに法律を無視し、起訴状も渡さずに弁護士が出廷できない状況下で不正裁判を開廷した。高さんは懲役4年の実刑判決を宣告された。

 現在、高さんは牡丹江市中級裁判所に上訴している。牡丹江中級裁判所の裁判長は高玉喜、牡丹江市検察院公訴科の責任者は魏春琪である。

 中国の警察・検察・裁判所にいる人達の多数は中国共産党の洗脳により、法輪功の真相を知らない。彼らは法輪功修煉者に対しては法律に従わなくてもよく、やり放題だと思い込んでいる。今の自分の迫害行為は将来、責任を取らされることを信じていない。彼らが危機の瀬戸際で踏み止まり、中国共産党の罪や責任を着せられないように、身代わりとならないようにと呼びかける。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/21/303467.html)
 
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