大連市:法輪功修煉者の母親 不当拘禁の娘に会えず死亡
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 【明慧日本2014年3月22日】遼寧省大連市の法輪功修煉者・王語シさんの母親・夏玉玲さんは15日朝4時、無念な思いを晴らせないまま死亡した。夏さんは最後まで、不当拘禁中の娘に会うことができなかった。

 王さんの母親の体調が崩れ、父親(81)は何度も大連市西岡区国保(国家安全保衛)大隊のジ良、王国江に「娘を解放して母親と会わせてほしい」と求めたが拒否された。

 王ジ良は、検察庁から戻された王さんの案件を再び捏造し、検察庁に提出した。14日、国保大隊の陳欣、王国江らは王さんの家へ行き、「もうこの案件は担当していない」と騙した。

 この状況で、王さんの母親は最後の望みを絶たれて体調が悪くなり、翌日、死亡した。現在、王さんの父親と娘(15)が残されている。

 王さんは大連外国語学院を卒業。2000年に真善忍を堅持しているとの理由で、不当に懲役10年の判決を宣告され、瀋陽市大北刑務所に拘禁された。当時、娘は2歳だった。中共(中国共産党)当局の圧力に耐えられない夫は王さんと離婚した。

 昨年8月29日夜7時頃、大連市国保(国家安全保衛)大隊の王国江、王ジ良など10数人の警官らは、王さんの自宅に不法に押し入り、王さんを連行して洗脳班(元大連教養院)に移送した。同時に、王さんの母親も大連市麻薬中毒回復所まで不当に連行され、5日間拘束された。その後、熱が出て倒れた。昨年12月25日、王さんは洗脳班から大連留置場に移送されて拘禁された。

 両親は正義を求めて方々を駆けずり回った。母親は、娘に会えない苦痛の中で死亡した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/17/288827.html)
 
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