【明慧日本2014年3月10日】遼寧省大連市の法輪功修煉者・張成君さん(75)は、法輪功を学んでいるとの理由で、1999年7.20から何度も嫌がらせを受け、不当に連行された。2005年10月、張さんは連行され、懲役3年の不当判決を宣告された。しかし、高血圧などの健康上の理由で、刑務所側が張さんの受け入れを拒否したため、張さんは解放された。
その後6年間、張さんは屋外で煉功することを1日も欠かさずに続けてきたが、2012年11月1日午後、同市沙河口区の派出所の私服警官らが張さんの自宅に不法侵入し、法輪功の書籍、レコーダー、充電器、封筒、切手、パソコン、プリンタ、現金1万6千元(約26万円)などを没収した。
警官らは張さんを病院へ連れていき、健康診断を受けさせた。そして、血液の病気を患っているという結果が出たにもかかわらず、張さんを大連留置場まで連行した。留置場側が受け入れを拒否したため、張さんは解放されたが、その後も執拗に、警官らは張さんを脅し続けた。
昨年8月19日、張さんは警官に裁判所まで連行された。裁判官は「8月22日午後1時に裁判を開廷する。理由は、屋外で法輪功の煉功をしたこと、法輪功の内容の手紙を郵送したことだ」と口頭で伝えた。裁判当日、張さんは危篤の姉の看病という理由で裁判を欠席した。
11月、張さんは沙河口裁判所の裁判官に「話があるので裁判所まで出廷するように」と電話で呼び出された。張さんが裁判所に着くとすぐに裁判が開廷され、不当判決を宣告されて自宅軟禁となった。
3カ月後、裁判所は再び張さんを連行し、留置場に拘禁した。張さんの家族がいろいろと問い合わせたところ、張さんは懲役3年の判決を宣告されたことが分かったという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)