遼寧省:法輪功修煉者の親子 長期間迫害される
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 【明慧日本2014年3月13日】遼寧省撫順(ぶじゅん)市の法輪功修煉者・張傑さん(女性)は2012年10月頃、人々に法輪功が迫害されている真相を伝えたとき、和平派出所の警官により不当に連行された。一度家に戻ることができたが、数日後、南溝留置場まで連行された。拘禁から1年後、各種の迫害により肺結核、心臓病を発症した。さらに、秘密裏に行われた不正裁判により懲役3年の不当判決を宣告され、昨年10月頃、遼寧女子刑務所に拘禁された。

 拘禁中、張さんは滅多打ちにされ、食事の支給を停止され、辛い労働を強いられ、睡眠のはく奪、冬には体に冷水をかけられるなどの迫害を加えられた。それに対し、張さんは断食で迫害に抗議した。一方、施設側は張さんに灌食を強要すると同時に、長期にわたって詳細不明な薬物を投与された。それにより張さんは体調が崩れ、完全に崩壊した。

 先月、上記の施設から張さんの家族に「断食をしていた張は危篤だ」と電話があった。そして、面会場所で顔面蒼白で衰弱した張さんが人に担われてきた様子を見て、施設での残酷な迫害の実態に衝撃を受けた。そして、家族は「重病のための服役中の一時出所」を申し出たが、その場で却下された。

 危篤の張さんは、現在も拘禁されているが、治療環境もない施設の病院で糖尿病まで引き起こし、命の危機に晒されているという。

 張さんは娘・崔学君さんと共に、法輪功を学んでいた。それを理由として、親子2人は14年来、弾圧政策の下で不当連行、拷問、拘禁、暴行、罰金、労働教養処分など数え切れないほどの迫害を繰り返された。2002年2月6日夜、張さん親子2人は自宅から不当に連行された。そして同年8月中旬、東洲裁判所は家族に通知をせず、秘密裏に不正裁判を開き、張さんに懲役4年、崔さんに3年の不当判決を宣告したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)  

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/10/288572.html)
 
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