山西省の弁護士「ネット封鎖の突破は罪にならない」
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 【明慧日本2014年3月5日】山西省の陽曲県裁判所は先月20日、太原市の法輪功修煉者・趙雲霞さん、劉鳳林さん、劉景遠さん、侯清共さんの4人に対して不正裁判を行った。

 趙さんは「法輪功を学ぶことは罪にはならない。答弁する必要はない」と返した。劉景遠さんは法輪功から受益した恩恵を伝え「裁判を受けることは間違っている」と述べた。そして、上記4人がそれぞれ発言した。

 しかし、検察は修煉者たちに濡れ衣を着せるため、偽証拠のソフト・神韻公演を収録したDVD・法輪功資料などを出して、無理やり罪をこじつけた。弁護士は「インターネットの封鎖を突破するためのソフトは誰もが自由に手に入れることができ、好きに使いこなしている社会現象は政府が起こしたもので、政府が起こさなければ私をも含めて誰もそれを使う必要はないだろう」と述べた。

 昨年9月5日、上記の被害者4人は法輪功の資料を配布していた時、駆け付けた警官に不当に連行された。その後、趙さんと劉さんは太原市第一留置場に、劉さんと侯さんは陽曲県留置場に拘禁された。

 *訳者注

 神韻芸術団は、中共(中国共産党)当局の数10年来の統治下で破壊された中国五千年の伝統文化を復興するという目的で2006年に設立され、2007年には初ステージを披露。2009年には「神韻ニューヨーク芸術団」「神韻国際芸術団」「神韻巡回芸術団」の3つの舞踊団とオーケストラに規模を拡大し、北米のみならずヨーロッパ、オセアニア、アジアなど世界各国で巡回公演を行っている。 2007年に初来日した神韻芸術団は東京、大阪で公演した。それ以降、年に一度来日して、東京、大阪、名古屋、広島、福岡などの大都市で公演を行っている。伝統文化が破壊された今の中国では、神韻の公演を観ることはできない。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/3/3/288264.html)
 
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