広東省:無実の被告人が不正裁判に直面
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 【明慧日本2014年1月7日】広東省茂名(もめい)市茂港(もこう)区裁判所は今月23日、法輪功修煉者・梁桂芬さんに対して、検察の捏造した罪をもとに不正裁判を開いた。さらに、検察のでっち上げを告白した証人も無視し、1時間もかからない裁判で不当判決を企てた。それと同時に、法廷の場で被告人の弁護士は中共(中国共産党)当局に買収され、命も脅された状況下で、逆に被告人に不利な弁護をした。

 裁判当日、茂港区610弁公室の警官らは被告人の友人や親戚を門前払いにし、入廷して傍聴することを禁止した。

 起訴状で「邪教組織を利用したことは法律を犯すことになる」との罪を梁さんに着せようとすることに対し、被告人本人が「これは間違った考え方、刑法に対する間違った理解の仕方だ」と指摘した。その場で法輪功修煉者・梁秋媛さんは、被告人の反論に同調し、起訴状の偽りの内容を摘発した。裁判所は媛さんの発言を阻止し、法廷警官に秋媛さんを外へ追い払わせようとした。

 傍聴者・被告人の姑は嫁が拘禁され、迫害されていることにショックを受けた苦痛、息子が妻を失くした苦境、この迫害に及ぼされた一家の苦しむ状況を述べたが、裁判所はこの苦情を聞いただけで何も返答せず、早々に「休廷だ」と宣告した。

 警官は、裁判所から外のパトカーへ梁さんを連れて行っている間、途中で親戚や友人の接近を乱暴に阻み、姑(80代)を強く押し倒したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/12/26/284509.html)
 
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