法を師にして、平坦な道を歩む(三)
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文/遼寧省の大法弟子 遼祥

 【明慧日本2013年11月18日】私は両手を腰にあて、応接室を行ったり来たりして歩きながら、大声で繰り返し『洪吟二』の中の「正念正行」と「法が世間を正す時」を暗唱しました。「正念正行」を暗唱したのは、その場にいるすべての人に大法の威厳と神聖さを感じさせ、また強暴を恐れず、阻むことのできない大法弟子の強固な信念を示、大法弟子を畏敬させるためでした。私は天目が閉じられたまま修めていて、他の空間が見えなかったのですが、師父の法のすべてに威力があることを知っていましたので、「法が世間を正す時」を暗唱しました。「爛鬼已に絶滅し、黒手は膿血に化す」[9]は他空間のすべての悪を絶滅させることができ、「世人幹(なせ)る事 必ずや悪疫の虐すに遭う」[9]はその場にいて悪事を働く人に聞かせたのです。警官を助けて悪事を働く結末の恐ろしさを彼らに知ってもらい、それによって悪を震え上がらせるためでした。

 私はこの巣窟を厳しく非難しました。「全世界がここの巣窟を知っています。ここは正直な人に強制して悪事を働かせ、君子を目指させず、小人と為させるところです」と叱責しました。私はこの「思想教育学校」の化けの皮を暴いて、世間の人に洗脳班の真の姿をはっきり認識してもらおうとしました。洗脳班のボスは私を指して、「610弁公室」の幹部に「彼女は入ったことがありますか?」と聞きました。私はすぐに「私は馬三家で3年3カ月も迫害されました。私はそこで吊し上げ、凍えさせられる、しゃがまされる、立たされる、眠らせないなどの拷問を受けました」と答え、窓の外を指さして大声で「馬三家の××、あなたが私に犯した罪はすでに省検察院の記録に載せました。いつの日かあなたはきっと清算されます」と叫びました。もちろん、この話は、今もまだ悪事を働いている人に、将来必ず清算されることを知らせるためでした。

 知恵は法を源とします。車を降りてから、私は一刻も止めることがありませんでした。最後に登録をした時、洗脳班のボスは私を指して「私達は彼女を要らない。彼女を転向させることはできない。その上、他の人にも影響するから」と言いました。これは師父が『大ニューヨーク地区法会での説法』の中で挙げられた例と同じではありませんか? 邪悪は私を受け入れることを恐れている事が分かりました。しかし、私は心が動じることなく、歓喜心を生じさせずに、引き続き大声で法を暗唱し、廊下でも暗唱しました。洗脳班のボスは私の地元から来た人に「なぜ彼女にこんなに言わせるのか? 早く彼女をどこかに連れて行きなさい」と叫びました。この時、当地の維穏弁公室主任は急いで「早く止めなさい。さもなければ、彼らはあなたに刑を下すよ」と言いました。しかし、その時私は「私が正しく行うならば、師父はきっと私の事を守って下さる」という一念だけでした。こうして、私は車に乗るまで、ひっきりなしに叫び、ひっきりなしに法を暗唱し続けました。

 「宇宙の真理に対する堅固で破壊できない正念は、善良な大法弟子の、磐石のごとく堅固な金剛の体を構成しています。すべての邪悪は驚き恐れて、放たれた真理の光は、あらゆる生命の正しくない考えの要素を解体します。強い正念であればあるほど、大きな威力があるのです」[10]

 正念をもって洗脳班から出たあと、私を送ってきた地元の人たちは大きく震撼させられ、邪悪の要素がなくなりました。運転手は車に乗ったあと感激して「今日は本当に大いに見聞を広めました!」と言いました。あとから乗り込んだ人も「見識を広めた。今日は本当に見識を広めた」と言いました。帰りに、運転手は国保大隊長に「今度、同じことがあったら、もう私を呼ばないでください。私はもう来ません」と言いました。国保大隊長も維穏弁公室主任に対して「今後、こんなことは私たちに頼まないでください」と言いました。維穏弁公室主任も「これから、私ももう送らないから」と言いました。

 しかし、市の「610弁公室」のボスだけは依然としてとても邪悪で、私を送り出せなかったため、恨みと恥ずかしさで怒り出し、車に乗り込んで、私を殴って来ましたが、同行の地元の人たちは彼を止めました。彼はまた国保大隊長に7日以内に私の資料を収集するように指示しました。市の「610弁公室」のボスが車を降りてから、地元国保大隊長は「あいつが捕まえろといえば捕まえ、判決を下すと言えば判決を下すのか? あいつの言うことなど聞くものか! あいつは何者なんだ?」と言いました。この時、彼らに正念が生まれました。私は本当に彼らのことを嬉しく思いました。

 今回の迫害は師父のご加護のもとで、雲散霧消しました。私は直接勤め先に送られました。ちょうど午後4時の退勤時間でした。私はその足で順調に帰宅しました。

 師父は次のように説かれました。「あなたの修煉の成果、あなたの位置、あなたの威徳、あなたの未来の全ても、今回法を正す機縁の中で作り上げられたのです。全てをきちんと行わなければ、本当にあなた自身にも申し訳ないことです」 [11]

 私達は法に基づいて共に向上しましょう。法を正す師を手伝う道をさらにしっかりと歩みましょう。

 (完)

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「邪悪を窒息させる」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「法をただすことと修煉」
 [3] 李洪志師父の著作:『洪吟二』「師徒の恩」
 [4] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力あるものである」
 [5] 李洪志師父の著作:『洪吟二』「圍剿」
 [6] 李洪志師父の著作:『各地での説法』「大ニューヨーク地区法会での説法見解」
 [7] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「理性」
 [8] 李洪志師父の著作:『二〇〇三年旧正月での説法』
 [9] 李洪志師父の著作:『洪吟二』「法が世間を正す時」
 [10] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「同じく二言三言」
 [11] 李洪志師父の著作:『各地での説法二』「二〇〇二年ボストン法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/11/2/282115.html)
 
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