【明慧日本2013年10月30日】第46回日本薬剤師会学術大会が先月22、23日に、大阪国際会議場で行われた。現地の法輪功修煉者はこの2日間の機会を利用し、会場の外で署名活動を行い、日本各地から訪れた薬剤師たちに中共(中国共産党)が生きている法輪功修煉者から臓器を摘出している事実を明らかにするとともに、法輪功が受けている迫害の真相を伝えた。
ある報道によると、去年の同大会の参加者は7500人を上回ったという。
大会は22日の朝8時に始まり、最寄りの駅や近くのホテル、タクシーから大量の参加者が会場に集まり、午後2時頃まで途絶えることはなかった。多くの人々は、駅から出てすぐの場所で法輪功修煉者が掲げた中共による生体臓器狩りの横断幕を見て、大変ショックを受け、次々と真相資料を受け取り、真剣に見入っていた。
その場で署名にやって来る人もいて、彼らは中共が行っている悪事をすでに知っていると話していた。正午過ぎには、行き交う人々の中で、自発的に署名する人がますます増えていった。そのほとんどは朝に真相資料を見た人々だった。全国規模の学術大会であり、署名をした人は、北は北海道から南は沖縄まで、日本各地から訪れていた。多くの人は薬剤師の資格を持つ人たちだった。
京都から来た86歳の薬剤師・加藤さんは真相を聞き、丁寧に名前を書いた後、感慨深そうに語った。「私は何年も前に中国に行ったことがあり、その時の中国はとても気に入っていました。しかし、数年前にもう一度行った時には、すでにそのような中国ではありませんでした」。続けて彼女は法輪功修煉者に向かって言った。「あなたたちがしていることを私は心から支持します。必ず誰かが立ち上がって話し出さなければなりません。あなたたちのしていることから、私は中国の未来に希望を見いだすことができました。私はもう一度昔のような純粋な国民性を持った中国を見たいと思います」。また、彼女はユーモアたっぷりに「私が90歳まで生きたら、素敵な中国を見ることができますか?」と言った。彼女は署名を求めた法輪功修煉者に対し、その修煉者の名前と連絡先をしっかり記憶して、いつか必ず再会できるようにと求めた。その場を立ち去る時、彼女の顔は満足感にあふれていた。
守口市から来た渡辺夫妻は真相資料を見た後、この件についてさらに深く知りたいと語った。署名活動を行っていた修煉者が彼らの疑問に答えた後、2人はすぐに署名したいと言った。さらに、このような迫害は今すぐ停止すべきだと話した。現在多くの中国人が中共は邪悪であることを知り、次々と脱党している。その事実を知った時、渡辺さんは微笑んだ。彼は全ての中国人が中共に騙されているのではないと知って、嬉しく思うと言った。
沖縄から来た屋我さんは自主的に署名をした後、1本のお茶を修煉者に渡して言った。「私はインターネットを通してこのことを知りました。中共はあまりにも邪悪です。私はあなたたちを支持します」。立ち去る間際、屋我さんは署名活動を行っている法輪功修煉者に日本の永住権を申し込むようにとアドバイスした。
華人の久保さんは真相を聞いた後、涙で声が震えていた。彼女の祖母も法輪功を修煉していると言った。彼女は法輪功が中国で迫害を受けていることは知っていたが、ここまで悲惨であるとは思わなかったと言う。真相が書かれた横断幕やパネルを写真におさめた後、彼女は涙を流しながら去って行った。
今回、多くの薬剤師は署名をしただけでなく、署名記入表と真相資料を受け取り、身の回りの人から署名を集めると語った。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/9/29/142453.html)