『洪吟三』を学んだ体得
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年5月27日】師父の詩『洪吟三』を学んで最も感銘を受けたのは 『観た所感』という詩です。

 『観た所感』

 苦難の中で生まれ 

 半生にして両袖空し

 一朝法を得て上へ沖し急げ 

 三つの事をよく成し遂げ 

 衆生を救い

 回帰する歩みを弛むべからず

 初めて読み終わった後、私は「なるほど、師父が私たちに『自分の修煉を弛まずに向上するように』と説かれているのだ」と思いました。また私は何回か学び、暗記できるようになったときに、涙がこぼれ落ちました。帰途の途中、師父が遅れた私に「早く追いつけるよう」と呼びかけて下さったのだとわかりました。慈悲なる師父は誰1人の弟子も落ちてほしくないからだと思います。

 私は自分の修煉状態に対して結構満足していました。同修も私の修煉状態を認めていました。しかし、私は既に正法の進呈に大幅に遅れており、危険な崖っぷちにいたのです。振り返って内に向けて良く探してみれば、自分にたくさんの執着心を持っていました。不平不満、自己弁解を口にする心、苦をなめることを恐れる安逸心、顕示する心、これらの執着心がかなり頑固なものであったため、毎日三つの事を実行していたものの、効果はあまり顕著ではありませんでした。このような状態がずっと続いていました。また、学法するときも集中できず、空想にふけったり、字を読み間違えたりしていました。そのためより深く真相を伝えることができませんでした。以前のように多くの人を救うこともできませんでした。発正念煉功するときに集中できず、効果は良くありませんでした。パソコンをネットに繋げることができず、ネットにつながっていませんでした、このような状態の自分を「法を正す時期の大法弟子だ」と言ってよいのでしょうか? 師が法を正す進展に ついて いってたのでしょうか? 本当に危険極まりない状態でした。私は目を覚まし、心の中で「今から奮い立ってまっしぐらに追いかけよう」と決心をしました。

 私は学法に専念し、法を学び、法を暗記し始めました。目で法を読み取り、心で法を思い、頭で法を覚えることを持続して実践してみましたら、自然と集中できるようになりました。『轉法輪』は去年の7月20日までに、すでに10数回繰り返し暗記しました。そのうえ、強い決意を持って挑んだため、法を暗記するスピードが速くなり、自分にも著しく変化が現れました。第一講を暗記し終えたときに、自分の身体が一回り大きくなったと感じました。自分自身が成長し、論争や言い争いがなくなりました。不平不満の心は消えていき、だれからも感じの良い人に見られて、常に和やかな雰囲気に包まれ、自己顕示する気持ちはすっかりなくなりました。正念を発する時は頭をはっきりさせ、意識を集中し、強いエネルギーに包まれる状態を保てるようになりました。時には雑念が現れてきますが、即時にその雑念を認識して、雑念を抑制し、取り除くことができます。集団学法の3時間の間、ほぼ両足を上げて組み続けることにしています。普段も常に両足を上げて、身体の姿勢を正しく保ち、組み続けることができます。

 私が専念して学法をしたため、腐敗物が取り除かれました。なぜならば「修は己にありて、功は師にあり」(『轉法輪』)です。真相伝えもスムーズに進み、ネットもつながりました。「動態網」を通じて縁のある125名の人々の三退声明の発表ができました。これは師父が手助けして下さったために得た結果なのです。この場をお借りして、師父の慈悲なる救い済度にお礼を申し上げます。

 個人の悟りですので、同修の慈悲なるご叱正をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/12/1/250002.html)
 
関連文章