遼寧省望花区検察庁 学習者の蔡偉さんに不起訴を決定
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 【明慧日本2017年5月1日】遼寧省撫順市望花区検察庁は今年4月10日、「遼寧省撫順市望花区人民検察庁不起訴決定書」をもって、法輪功学習者・蔡偉さんに対して不起訴を決定した。

 決定書には次のように書かれている。「蔡偉は、昨年12月28日、撫順市望花区裁判所に『 法律の実施を破壊する罪』で懲役3年の判決を下され、そして1万元の罰金を科されたが、蔡偉が上訴した後、撫順市中級裁判所は審査した結果として、今年3月14日、当案件を撫順市望花区裁判所(事実がはっきりしない)に差し戻し、再審を命じた。撫順市望花区裁判所は、3月20日に本院(望花区人民検察庁)に公文書を出した。本院は審査した後、3月22日に起訴を撤回した。同日、撫順市望花区裁判所は「起訴の撤回を許可する刑事裁定書」を発行した。

 本院は刑事訴訟法に基づき、蔡偉に対して不起訴を決定した。

 今年67歳の蔡さんは法輪功を学んだ後、重症の糖尿病が回復し、死の淵から命を取り戻した。蔡さんは「私は1996年に法輪功を学び始めましたが、1999年の7.20、江沢民が法輪功を全面的に弾圧したために、私は2000年の時に止めざるを得ませんでした。2007年、私は糖尿病の合併症で、脳梗塞になり、聴覚障害と言語障害をもたらし、目も見えなくなり、免疫力低下のため皮膚は潰爛し、ものを飲み込むことができず、肺が作動しないため呼吸もできなくなり、鼻からの流動食と酸素ボンベに頼って命を維持していました。私は遼寧省の権威のある病院と脳血栓の専門医師にもう駄目だと断言され、病院はこれ以上受け入れてくれませんでした」と語った。

 病院では救いようがない蔡さんは、また法輪功を学び始めた。真・善・忍に従ってよい人になるように努力しているために連行され迫害に遭った。昨年9月23日夕方、蔡さんは撫順留置場の前で警官に連行され、撫順留置場に拘禁され、4日後に保証人を立てて審問を待つという条件で一時出所した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/12/345530.html)
 
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