被告人の娘の一言を聞いた裁判官 法廷で絶句する
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 【明慧日本2017年5月19日】河南省鄭州新鄭市の法輪功学習者・周桂珍さん(54)は今年3月9日、鄭州市二七区裁判所に懲役1年6カ月、罰金2千元の判決を言い渡された。

 周さんは1998年から法輪功の修煉を始めた。それから全身の病気が治り、楽観的な性格になった。周さんは「真・善・忍」に従って厳しく自分を律し、どこにいてもより良い人間になるように物事に対処していた。

 昨年4月10日、周さんは他の学習者の家を訪れた際、不当に連行され、鄭州第三留置場に入れられて拘禁された。家族は周さんを救出するために2人の弁護士に依頼した。

 1回目の裁判は同年9月28日に開かれ、北京からやってきた弁護士は法律の様々な角度から分析し、法輪功を修煉することは違法ではないと弁護した。裁判官はずっと静かに聞いていた。弁護を聞いていた告訴人も裁判官に軽い刑を求めた意見書を提出した。

 2回目の裁判は同年11月24日に開かれた。周さんは法輪功を修煉することで、以前、労働教養を強いられたことがあり、裁判官はこれを理由に重罰にしようとした。弁護士は「労働教養は2012年にすでに廃除されており、廃除された理由はまさにそれが適切ではないからだ」と述べた。

 休廷に入る前に、傍聴しに来た周さんの娘は二言三言を言いたいと申し出たが、裁判官に厳しく阻止された。娘は我慢できず泣きながら、「母が法輪功を修煉することは、私たち娘に何の関係があるというのですか。私は小学校4年生、姉は7年生の時に2人とも学校を除籍されたんです! 自分の子供が同様に扱われたら、あなた達は納得できるでしょうか?」と訴えた。

 この娘の話を聞いた裁判官は、恐れを感じたか同情したのかわからないが絶句し、立っていたが急に椅子に座り込んだ。法廷内の全員がこの娘の話を最後まで聞いた。

 周さんは2001年に北京へ陳情しに行って連行され、そこで電気棒で電撃されたり、お湯を掛けられたり、7回にわたって鼻の中に水を入れられたことがあった。2003年に15日間拘留され、自宅を1週間にわたり監視された後、思想改造施設に入れられ迫害され、その後、1年間の労働教養を強いられた。鄭州十八里河労働教養所では電撃され、縄刑を受け、「約束服」など様々な拷問を受けたが、九死に一生を得た。

中共酷刑示意图:“上绳”
縄刑という拷問のイメージ図

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/13/347870.html )
 
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