調兵山市政法委は学習者・艾艶静さんの解放を妨害
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 【明慧日本2017年5月9日】遼寧省康平県の法輪功学習者・艾艶静さんは、今年3月21日、鉄嶺市警察署や小康住宅派出所の警官により不当に連行され、家宅捜索され、パソコン、プリンター、現金などを押収された。その後、艾さんは鉄嶺市留置場に拘禁された。

 調兵山市警察署国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らは捜索や取り調べを行ったが、証拠が見つからなかったため、艾さんを解放しようとし、「留置場へ出向き、艾さんを迎えに行くように」と艾さんの家族に知らせた。

 しかし、調兵山市政法委は艾さんの解放を妨害した。政法委の干渉により検察院の人員は4月27日に艾さんを連行した。

 4月26日、艾さんの案件を尋ねるために政法委へ行った親族数人は、乱暴な態度に遭遇した。その上、「警察官を呼んでお前らを逮捕するぞ」と脅かされ、写真を撮られた。

 2014年10月に開かれた中国共産党18回4次会議で、「各レベルの党や政府部門の幹部が、検察院に干渉してはならず、裁判所や検察院の独立性を尊重しなければならない」と強調したが、中国共産党一党独裁の制度下ではそれを実行することは名ばかりで、実質が伴わないものである。 

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/4/346716.html)
 
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