武漢市の李市紅さんが思想改造施設に連行
【明慧日本2017年12月21日】湖北省武漢市の法輪功学習者・付国啓さん、夏玉蘭さん、習国秀さん、陳エン明さん、黄立武さんの5人の裁判が、11月21日午前、鄂州市華容区裁判所で開廷された。
情報を聞いた同市の他の学習者は傍聴したくて、裁判所に向かったが、鄂州市と武漢市の公安の警官に身柄を拘束された。
情報筋によると、連行することに加担したのは、省公安庁の命令に応じた武漢市公安局、鄂州市華容区公安局の警官である。
関係者は前日から市の車ナンバーをチェックし始めた。法輪功学習者を乗せた車を差し押さえたほか、駅と裁判所の近くで取り調べた。最初、学習者たちを車から追い出し、その後、武漢市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者は華容区裁判所から戻り、学習者を連行するようにと指示した。
学習者・李市紅さんは車から追い出され、鄂州市留置場に拘禁された。
5日後、李さんの家族は鄂州市留置場を訪ね、李さんの行方を確認したところ、すでに別の場所に連行されたと告げられた。情報筋によると、武漢市610弁公室の人員4人が李さんを連行したという。
李さんが連行された後、公安機関は家族に行方を知らせなかった。家族は今月9日、ようやく李さんが硚口区法律育成センターに拘禁されたことがわかった。しかし、家族は着替えの服しか渡せず、李さんの情報は一切教えられなかったという。