法輪功を中傷した宣伝部門の100人が悪報に遭う(一)
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 【明慧日本2018年1月13日】中国の国民の間では、「私は共産党の一匹の犬で、常に党の玄関口で見張り、誰々に吠えろと言われれば素早く行って吠え、何回吠えろと指令があればその通りに行う」という囃子言葉(はやしことば)が流行っている。この囃子言葉は、中国共産党の宣伝部門の本質を非常に正確にまとめ上げている。

 1999年7.20、当時の中国共産党のトップ者・江沢民は権力を法に代え、国家機関をコントロールして、法輪功に対して全面的な迫害を発動した。これまでの毎回の政治運動と同じように、初めにマスコミは法輪功(法輪大法とも呼ばれる)に対してデマをでっち上げ、誹謗中傷し、泥を塗り、レッテルを貼り、そして、残酷で血まみれな迫害が始まった。江沢民は法輪功学習者に対して「名誉を汚し、経済的に破綻させ、身体を消滅させる」との命令を下達した。それに従って、中央宣伝部は2000社の新聞、数百社のテレビ局とラジオをコントロールし、馬力をかけて法輪功を中傷し、人々を騙し、法輪功への憎しみを扇動した。虚言は次から次へと登場し、政府の新華社、中新社、中通社および海外まで浸透したメディアなどを通じて、海外へも振りまいた。その上、人々に真相を知られないように、法輪功の書籍を思う存分に押収し、破り、焼却した。

 統計によると、中国共産党は当時のマスコミ機関を操作し、ごく短い半年内で法輪功に対して中傷し、批判する報道文章が三十数万篇に達した。各層の宣伝部門は全国民に対して洗脳運動を行い、嘘をでっち上げ、悪辣に中傷し、罪名を捏造し、迫害勢力を粉飾し、法輪功学習者を罪に陥れるなど、残酷な迫害の勢いを助長して、人を殺す道具になった。中国共産党の各層の宣伝部門の責任者として、すべて逃れられない責任がある。

 2001年の旧暦の大晦日、江沢民、羅幹らは世界中を驚かせた「天安門焼身自殺事件」を画策し実施した。それによって罪を法輪功に転嫁し、法輪功に泥を塗り、真相を知らない国民の法輪功への憎しみを扇動した。法輪功は、殺生と自殺することを罪と見なし、明確に禁じている。なのに、法輪功学習者は、どうして殺人と自殺をすることができるだろうか? この「焼身自殺事件」に対して様々な疑問点が提起され、国際教育発展組織(IED)が、「天安門焼身自殺事件」の映像のスローモーションに基づき分析した後、「これは、中国政府が監督し、法輪功を迫害するために製造したペテンです」と国連の会議で公然と指摘した。中国共産党は情報を独占し封鎖するため、この作成した焼身自殺の映像は無数の中国人を騙した。また、この偽りの焼身自殺事件は、小学校の「義務教育課程標準実験教科書」の中に編入され、識別する能力のない小学生に対しても洗脳教育が行われた。

 今なお継続している迫害は、すべての法輪功学習者と家族を苦難の深淵に追い込み、更に大勢の学習者を致死させ、障害を負わせた。これらはすべて宣伝部門による誹謗中傷と不可分のものである。

 本文では、99人の中国共産党宣伝部の部長と人員らが、法輪功を中傷することにより悪報に遭った実例を収集し、世間の人々に警告するものである。彼らの中に、迫害した当初すでに宣伝部門での在任者もおり、迫害の中で「功績」があるため抜擢された者もいた。悪報に遭う形式は様々である。自殺した者、殺された者、精神喪失になった者、交通事故や他の災いに遭った者、癌あるいは各種の病気に罹って病死したあるいは重病に苦しめられている者、判決を受けた者、提訴されて事情聴取を受ける者、職を下げられた者、妻や子供らに災いし、これらを巻き添えにした者などいろいろである。

 以下は、100人の中国共産党宣伝部の人員の悪報に遭った実例である。

 一、癌あるいは各種の疾病に罹る

 1、広東省広州市委員会宣伝部の副部長・湯応武が、突然、心臓病の発作で死亡

 湯応武は、2005年10月~2011年7月に広州市委員会宣伝部の副部長、常務副部長を務めた。2011年7月~2014年5月、『広州日報』グループの党委員会書記、管理委員会の主任、広州新聞社の社長、広州マスコミ控股有限会社の理事長を務めた。2014年5月16日、湯は突然に心臓病の発作の症状が現れ、死亡した。50歳足らずだった。

 統計によると、2014年12月まで、『広州日報』と傘下の大洋ネットは、法輪功を誹謗する報道を2690篇掲載し、『羊城夕刊』と傘下の金羊ネットは425篇掲載し、『南方日報』と傘下の南方ネットは206篇掲載した。

 2、法輪功を中傷した『羊城夕刊』社長の梁国棟が肺癌を患う

 梁国棟は広東肇慶市の宣伝部長と610弁公室のメンバーを兼任した当時から、江沢民派の命令を実行し、よく法輪功を中傷する文章を書いた。2002年、『羊城夕刊』グループの社長に就任し、依然として『羊城夕刊』で法輪功を中傷する文章を転載し、大勢の読者を騙した。

 梁の妻は1998年に法輪功を学び、2003年に娘も学び始めた。期間中、妻と娘は何度も梁を説得したが、梁は妻と娘に対して法輪功を放棄するように脅迫し、法輪功書籍を取り上げて、しょっちゅう妻を殴った。最後に、妻と離婚して、10年以上の不倫相手と結婚した。梁はさらに「妻と娘の2人が法輪功を学んだせいで家庭が崩壊したのだ」と公言した。その後、梁は肺癌を患った。

 3、元中央テレビニュース評論部の副主任・陳虻は、胃癌と肝臓癌で死亡する

 元中央テレビニュース評論部の副主任・陳虻は、2008年の初めに胃癌と肝臓癌を患い、9カ月後の2008年12月23日に北京腫瘍病院で死亡した。47歳だった。

 陳は「天安門焼身自殺事件」映像のプロデューサーである。海外では天安門焼身自殺事件がペテンだと公然と認めたことがあり、しかも「誰が私に金をくれるのかや、誰に製作してやろうか」などと言いふらした。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功を迫害した当初から、嘘から始まったのである。中央テレビは法輪功を中傷する内容を繰り返して放送した。当時のニュースのアナウンサーの羅京も悪報に遭った。2008年、羅京はリンパ癌を患い、口腔潰瘍などの合併症が現れ、舌は潰爛したため、話をすることができなくなり、水をも飲めなくなり、同年の6月5日に死亡した。48歳だった。

 4、内モンゴル自治区の党委員会宣伝部の副部長・陳宝泉は病死

 内モンゴル自治区の党委員会宣伝部の副部長で、自治区対外宣伝指導チームの主任・陳宝泉は、昨年5月16日、フフホトで病死した。54歳だった。陳は内モンゴル地区の法輪功を迫害する主要な責任者であった。

 5、四川省遂寧市『遂寧日刊新聞』の編集長・陳陽栄夫婦は共に癌を患い、1カ月のうちに相次いで死亡

 元四川省遂寧市『遂寧日刊新聞』の編集長・陳陽栄は、1999年7.20の当時、遂寧市中区の区委員会宣伝部の部長を務めて、法輪功の中傷を担当していた。2002年に『遂寧日刊新聞』の編集長に就任した。陳の妻も遂寧市委員会宣伝部で勤務していた。

 2004年、陳と妻は共に癌を患い、1カ月のうち相次いで死亡した。40歳前後だった。

 6、山東膠州市宣伝部の部長・胡金梅は癌で死亡

 明慧ネット2004年4月21日の報道によると、元膠州市委員会の書記・肖世誠は、かつて会議で「法輪功と徹底的に戦う」と発言したが、間もなく癌を患い、命を落とした。元膠州市宣伝部長・胡金梅は、同じ内容の発言をしただけではなく、自らテレビ局で陣頭に立って指揮し、法輪功を中傷する偽のニュースを製作した。間もなく癌を患い、苦痛の中で死亡した。

 7、河北省故城県の宣伝部長・徐慶林は癌で死亡

 河北省故城県の宣伝部長・徐慶林は、何度も県テレビ局で法輪功を中傷する番組に出演した。2002年、徐は癌を患い、3、4カ月の間で死亡した。

 8、黒龍江方正林業局の党委員会宣伝部の副部長・劉暁華は死亡

 元方正林業局の党委員会宣伝部の副部長・劉暁華(40歳前後)は、名利のため、一生懸命に法輪功を中傷した。2001年3月、方正林業局で法輪功を迫害する大会を開き、法輪功学習者・張亜琴さんを批判した。大会の司会者は劉暁華だった。劉はまた法輪功を中傷する横断幕を作って、全ての大会の参加者に署名させた。そして数日後、劉は死亡した。

 9、元広東省茂名市の宣伝部長・許木泳は喉頭がんを患って死亡

 許木泳は、1999年に茂南区委員会の書記から茂名市の副市長、市委員会の宣伝部長に昇格した。十数年来、全市の新聞雑誌、宣伝コーナー、大通りなどの場所で、力を入れて絶えず法輪功へ泥を塗った。

 2015年9月21日、許は喉頭がんを患い、死亡した。68歳だった。

 10、四川省瀘州市古藺県宣伝課の課長・陳明権は夜明け方に突然死

 陳明権は、積極的に法輪功の迫害に参加し、多くの法輪功学習者を連行し、精神病院に拘禁し、あるいは判決を下した。甚だしきに至っては、致死させた。2013年9月8日の夜明け方に、陳は妻と子や孫を残して、突然死した。

 11、吉林省伊通県宣伝部の鄭健は突然死

 鄭健(42)は、大学で政法部を専攻し、卒業してから伊県委員会宣伝部に就職した。長年に中国共産党理論の研究に従事した鄭は、2001年、何度も県洗脳班で共産党理論を講演して、法輪功を中傷し、拘禁されている法輪功学習者を「転向」させようと力を尽くした。

 2005年の旧正月3日、正月を祝いに実家に帰った鄭は、突然胸が苦しいと感じて、すぐ病院に運ばれたが、長春病院で死亡した。親族の話によると、正月明けてから文化局の局長に抜擢される予定だったという。

 12、吉林省蛟河市松江鎮宣伝部の主任・于暁東は肺癌で死亡

 2010年8月、法輪功への中傷に熱心にやってきた于暁東は、肺癌で死亡した。

 13、山東膠州市の放送局30代の記者・顔波は肺癌で死亡

 顔波は、元山東膠州市の放送局記者で、宣伝部のニュース報道課に異動し、その後、課長に抜擢された。顔は610弁公室に追随して、多くの法輪功を中傷する文章を書いた。間もなく肺癌を患い、30代で死亡した。

 14、中国共産党の安徽省政治協商会議の副主席・曹征海は病死

 曹征海(57)は昨年5月20日の午後に病死した。曹は現職に就く前に長期にわたり、内モンゴルに勤めていた。内モンゴルは江沢民派である常務委員・劉云山の政治の古巣である。曹は劉云山の「白い手袋」と言われ、法輪功への迫害の共犯者である。

 15、黒龍江湯原県の元610弁公室主任・柳昭興は大腿骨壊死症を患う

 柳昭興はもともと湯原県委員会宣伝部に勤めた。1999年7.20後、610弁公室の主任に任命された。期間中、柳は積極的に江沢民勢力に追随して法輪功学習者を迫害した。現在、柳は治愈できない病気、骨壊死を患った。

 16、山西臨汾市三維グループの宣伝部長・唐笑川は癌で死亡

 唐笑川(40数歳)は、何度もグループの放送を利用して、法輪功を誹謗中傷した。2003年の夏、唐は癌を患って死亡した。

 17、東北大学宣伝部長・孫雷は腎臓結石を患う

 2005年12月3日の明慧ネットの報道によると、遼寧東北大学では多くの法輪功を攻撃するプロパガンダ(特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為。気づかれずに洗脳する)が現れた。これは宣伝部の孫雷と直接な関係がある。現在、孫は腎臓結石を患い、他の病症も現れたため、体力と精力ともに落ちている。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/23/358203.html )
 
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