文/ 米国ワシントンDCの法輪功学習者
【明慧日本2020年6月14日】世界各地の二十数カ国の異なる国の500人ほどの青年法輪大法学習者がインターネットを通して一堂に集まり、2020年5月23日、国際青年大法弟子ネット修煉体験交流会に参加した。交流では中国語、英語、スペイン語、ベトナム語、四つの言語で同時進行した。米国、オーストラリア、カナダ、台湾、ラトビア、アルゼンチン、ベトナムの18人の学習者は、彼らの個人の修煉体験を発表し、どのように大法の中で修煉し向上したのかを話した。
中共ウイルスが世界に蔓延しているが、世界各地の若い学習者が連絡を取り合い、皆で互いに励まし合って修煉する中で、更に精進出来るように今回の交流会が開催された。
インドの青年 中国語で学法する
インドで育ち、現在はカナダの大学院で学ぶプラシャント(Prashant)さんは、中国語の『轉法輪』を勉強した過程を交流した。プラシャントさんが中国語の『轉法輪』を学ぼうと思ったのは、師父の説法を原文で聞いたり拝読したりしたいとの思いからだった。プラシャントさんは、辞書を使って『轉法輪』の中の文字を学んだ。
「最初始めたばかりの時は、とても難しく大変な目標だと思いました。しかし、師父は中国語を使って各々の衆生に説法されているので、中国語は全ての衆生に属するものであると堅く信じていました。ずっと探していたのはこの事だと思えて、中国語を学ぼうと強く決意しました。4年後、私は普通の速度で中国語の『轉法輪』を読むことが出来るようになりました。今ではもう、どの中国語学法グループにも入れます」とプラシャントさんは言った。
現在プラシャントさんは、『洪吟』や『精進要旨』を含む、師父の説法を全て読めるようになった。
ラトビアの青年 2年間、毎日静功を煉る
ラモンズ(Raimonds)さんは、ラトビアから来た27歳の青年で、すでに法輪大法を修煉して6年経つ。交流では、どのようにして自分の意志を強めたか、また2年前から毎日双盤して、静功を煉功出来るようになったことを話した。ラモンズさんにとって、1時間の静功は最初は非常に苦しくて、苦痛のとき体をくねらせるほどだった。師父の詩を暗唱することを通して、自分の意志と忍耐力を強くすることが出来た。だんだんと、苦を恐れなくなり、苦痛のとき自分の体を緩めたりくねらせたりしなくなった。
2年前、ラモンズさんは毎日静功すると決心した。この目標のためには、とても早起きしなければならない。時には疲れ果てていたが、それでも夜更かししてでも静功を煉した。だんだんと、30日、60日と過ぎていき2年になり、毎日双盤して静功する目標に到達した。
「この2年の中で、とても多くのことがありましたが、私は毎日坐禅を堅持して、あの時から1日もかかしていません。もうすぐ2年の節目となり、すでに650日になりますが、すでに自然に日常となり、1年目の時のように毎日、日にちを数えることもなくなりました。この過程で、私は本当に自分の意志を練磨して、法に対する悟りも深まり真に自分の理解も深まり、神秘的な感覚もありました。また、異なる瞬間に幾つかの異なる光景も見ることが出来ました」とラモンズさんは言った。
アメリカの8歳と13歳の子供弟子が心性を向上させた
8歳のキャサリン(Catherine)ちゃんは、今回の修煉体験交流会で、最年小の発表者である。中共ウイルスが発生して以来、キャサリンちゃんは毎日、ネットで他の若い学習者と一緒に、師父の各地の説法を1時間学び、『轉法輪』を2時間学んだ。キャサリンちゃんは、どのように自分の心性を向上させたかを語った。キャサリンちゃんが好きなぬいぐるみの一つは姉も好きで、姉からそれを取り上げられとき、キャサリンちゃんはいつも悲しんでいた。大法弟子は物質の利益を重く見るべきではないとキャサリンちゃんは知り、このぬいぐるみを誕生日プレゼントとして姉に贈った。
『精進要旨』の「忍とは何か」を読んでから、キャサリンちゃんは忍の重要性をさらに理解することが出来た。
「私は『忍』がこんなに大事なのかと思いました。それなら私は、なるべく忍が出来るようにしようと思いました。この間、私はおばと1時間の抱輪(※2)練功の中の一つで両腕をあげる動作)をして、半分の時間が経ったとき、とても痛くなって、涙が出てきましたが、私は堅持するべきだと思って、煉功をやめませんでした。1時間の抱輪をやり終えて、これもまた『忍』の体現だと思いました」とキャサリンちゃんは言った。
アメリカに住む13歳のボーエン(Boen)くんは、どのように執着を放下し、内に向けて探したのかを話した。ある日、学法が終わってから、ボーエンくんの母が、なぜ修煉するのかをボーエンくんに聞くと、ボーエンくんはすぐに「僕は師父について家に帰りたい、僕はこの常人社会にいたくない、僕は六道輪廻をしたくない」と言った。ボーエンくんが父母の意向に反してYoutubeを見過ぎ、罰を受けたとき、ボーエンくんはどのようにして心性を向上させたのか。最初自分が間違っていると思わず、良くない態度をした。しかし、ボーエンくんは内に向けて探すとともに自分の行為を照らしたとき、自分の間違いに気づくことが出来たという。
「僕は、自分のどこかが間違っているのかもしれないと内に向けて探してみると、僕の態度も良くなっただけでなく、たしかに自分の間違いに気づいたのです。僕は父に謝り、全てが良くなり、自分の心性が高まったと感じました。僕はとても早く自分の罰を終えて楽しく過ごしました。「内に向けて探す」ことは本当に師父が私たちに与えてくださった法宝なのです」とボーエンくんは言った。
歯科学生 名声と利益の執着を取り除く
歯科学生のエミリー(Emily)さんは、名声に対して強烈な執着があり、同年代の中から頭角を現したいと思っていた。エミリーさんは、6年間の最も厳しい歯科の課程で自分のキャリアを向上させていった。しかし、師父がかつて説法でおっしゃったのは、ある博士号を目指す学習者はマウスの解剖は殺生になるため、その学位を放棄した。(『スイス法会での説法』の質疑応答に詳しい内容が記されている)その博士生はいかにして利益の執着を放下したのか、学法を通して、エミリーさんは自分の名声と利益に対する強烈な執着を認識出来た。そこから視野が広くなりこの問題を淡白に見るようになった。
「私は今では分かります。私の全ては大法が私に与えて下さったのです。私の人生の本当の目的は、大法を修めることで、常人の仕事を追求することではないのです」とエミリーさんは言った。
ベトナムの新しい学習者、家族に真相を伝える
現在オーストラリアでベトナム人学生として在住するダニー(Danni)さんは、家族に真相を伝え、法を実証したことを発表した。ベトナムは中共の党文化の影響を強く受けたため、ダニーさんの家族は、最初、ダニーさんが法輪功を修煉することに反対した。ダニーさんは、父親に批判されると内に向けて探し、自分を高める機会だと思った。祖父、父、母に配慮する過程で、自分の行ないを見つめ直し、また家族に対して慈悲心が出てきた。父が仕事でトラブルにあったとき、ダニーさんは父と心を開いて交流し、大法の中で学んだ「人としてどのようにトラブルに対処すればすよいか」を話し合った。
ダニーさんの祖父の健康状態が衰え始めたとき、ダニーさんは祖父が九文字の真言を念じるように父に頼んだ。ダニーさんは家族に、九文字の真言にまつわる多くの物語を話した。しかし、ダニーさんの父はずっと科学を堅く信じ、これらをいわゆる「迷信」としていたので、ダニーさんは最初、父がダニーさんを信じるとは期待していなかった。しかし後に、父が徐々に変わっていくのを目の当たりにした。
「祖父に九文字の真言を徐々に伝え始めました。父はとてもゆっくりと一字一字を言い始め、もう一回、またもう一回と言い、それから祖父を手伝って、もう一回そしてもう一回と言いました。父はまた九文字の真言を紙に書いて、祖父が忘れることがないように、真言を念じられるようにしました」とダニーさんは言った。
九文字の真言を念じることを通して、ダニーさんの祖父の健康状態は改善した。ダニーさんの父が祖父を訪ねるとき、毎回彼らは一緒に念じるという。現在、ダニーさんの父親は冗談まじりに「ダニーはすでに3人の家族を説得し、法輪功を信じさせることに成功した」と言った。ダニーさんは「父はとても興奮して、祖父の状態が良くなったと私に言いました。祖父は九文字の真言を覚えることが出来、またとても上手に読めるそうです。毎回父は祖父を見に行くとき、一緒に念じるそうです」と言った。
中国の青年学習者 同僚に真相を伝える
現在アメリカで生活しているコフィ(Coffey)さんは、店長と同僚に法輪功が受けた迫害の真相を伝えたことを話した。就労ビザを取得してから、コフィさんはこの機会に一人一人の同僚に真相の小蓮華とカードを、仕事の始まる1日目に配った。カードには法輪大法とは何か、中国での迫害についても説明している。
「ほとんどの人は皆、私のデスクに来て『ありがとう』と言ってくれ、就労ビザの取得に祝福もしてくれました。それから彼らは私が贈った小蓮華を、皆自分のデスクの1番きれいな場所につるしました。『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と印字された小蓮華は、私がいたフロア一面に咲きました」とコフィさんは言った。
それから彼女は、同僚に、中国で発生している法輪功学習者から生きたまま臓器を強制的に摘出していることを制止するための請願書の署名も集めた。同僚たちのことを、当時のコフィさんはあまりよく知らなかったが、彼らと話し合うと決めたとき、彼らは皆、請願書に署名してくれ、別のグループもマネージャーの紹介で請願書に署名してくれた。またマネージャーは小グループにも話してくれ、中共はとても邪悪だから崩壊するだろうと請願書に署名してくれた。
「請願書の署名は非常に早く全て埋まりました。場所が無いので2行を追加するほどでした。師父の按排にとても感謝します。私は彼らに慣れていませんでしたが、思いやりがあり心の純粋な人たちに真相を伝える機会を与えられて本当に良かったです」とコフィさんは言った。
比学比修 若い法輪功学習者は深く感動し啓発され心を打たれた
この修煉体験交流会に参加した若い数十人の学習者たちは、発表を聞いて感動して涙をこぼし、多くの参加した学習者は「今回の修煉体験交流会は、この世界が混乱の時期(中共ウイルスが全世界に蔓延)に行なわれ、他の同修と交流して彼らがいかに自分を向上させたかを聞くことが出来るのは、修煉者にとってこれは本当に自分を奮い立たせてくれるです」という。ある大学教授は「あなた達は私たち大人に、修煉の初心を思い出させてくれた。(最初に法を得たとき同じように精進していた)」と言った。
第1回のこの国際交流に参加した学習者たちは、世界各地に住んでいるため異なる時間帯であり、ある学習者などはとても早起きし、ある学習者は深夜に交流会に参加した。また最初から最後まで、全ての体験交流を聞く人もいた。多くの若い学習者は、彼らが同じような経験をしてきたこともあり、一人一人皆とても強い正念を持っているので、彼らは大いに啓発を受けた。「個別での交流は、私にとても大きな啓発を与えてくれ、それぞれが私を手伝ってくれ、私の不足を見つけることが出来ました。心性はとても大きな空間へと広がり、このような修煉環境をとても大切にするとともに感謝いたします」