電話で呼び出し、対面で法輪功の真相を伝える
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文/北京の大法弟子 真真

 【明慧日本2020年10月15日】私は古い同修Aに出会って、同修Bについて「長い間会っていませんが、現在のBさんの様子はどうですか?」と尋ねると、同修Aは「電話で聞いてみたら? どこかで一回会えば分かることですよ」との返事が返ってきました。

 同修Aの言葉で私は思いつきました。「そうだ。この方法で衆生を電話で呼び出したらよいのではないか?」と思うと、クラスメート、同僚、仲間、幼なじみ、友達、そして親戚などの多くの名前が浮かんできました。 

 学法が終わると、私は合掌して師父の写真の前に跪いて「電話で衆生を呼び出して法輪功真相を説明し、三退を勧めることが順調に進みますように」と師父にご加持を求めました。そして、当日の午後から、友人に電話をして「外で会おう」と誘いました。電話はまず挨拶から始まりましたが、本題に移る前、不思議なことに、相手が焦って先に話し出しました。「明日会おうよ。午前の何時が都合いい? 会えるまで待ち続けるよ」。私は「ええ、私も会えるまで待ち続けます」と丁寧に答えました。相手は、私が言おうとしていたことを先に言ってくれたと思いました。

 彼女とは2カ月も会っていませんでした。今回、彼女に会ってびっくりしました。彼女は痩せこけて意気消沈としており、暗い表情で悲しんでいる様子でした。彼女は泣きながら「一番上の兄が胃がんで亡くなったが、武漢ウイルスが感染拡大中のため、兄弟らは急いで兄の遺体を火葬した。現在、疫病は深刻なため、皆びくびくしている。人々は皆、命の危険を感じている。武漢ではこれほど多くの人が死んでしまったし、本当に怖い。自分も感染したらどうしよう…」と言いました。

 私は彼女ととても仲の良い友達です。悲しんでいる彼女を見て、私は思わず涙が溢れ出し、真相が分からない衆生は本当に可哀そうだと思いました。私は彼女を慰めながら、大法の素晴らしさを教えてあげました。中国共産党(以下、中共)が法輪功を迫害してきたこと、また天安門の偽焼身自殺事件、藏字石、大法修煉の素晴らしさ、苦難の原因、武漢の疫病の惨状、中共による実状の隠蔽、情報を封鎖したために多くの死者をもたらしていること、武漢は法輪功を誹謗中傷するテレビ番組を作って、衆生を洗脳して迫害し、法輪功迫害の最も邪悪な地域の一つであることを伝えました。そして、「法輪大法は宇宙の大法で、大法弟子は正法のために生まれた生命です。中共が20年もの間、法輪功を迫害し続け、天の怒りを招いたのでしょう。このように大法を迫害したために、疫病を招いてしまい、人々を災難の渦に落とし入れました。脱出方法は一つだけあり、それは中共組織(党、団、隊)から脱退することです。そうすれば、命の安全を守ることができます。そして九つの文字『法輪大法好、真善忍好(法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい)』をしっかり覚えてください。不吉なことに出くわしても吉事に変えることができます」と話しました。

 彼女は真剣に耳を傾け、しきりにうなずいていました。彼女は完全に信じて涙を流しました。それは感謝の涙です。彼女は中共組織から脱退させようとして、自ら家族20人余りの実名を書いていました。そして「法輪大法を修煉している人は皆よい人です」と言いました。彼女の家族に大法の真相をまだ話していないので、このままでは三退にはなりませんが、彼女の真心が表れています。私は彼女に資料とお守りを渡すと、彼女は喜んで両手で受け取り「これは全て、命を救う宝だわ!」と話し、帰ったら家族に見せると約束しました。

 彼女は「私と家族が一番心細く、助けてもらいたいときに、あなたはこんなによいことを教えてくれて、さらには避難方法と救命秘宝まで教えてくれて、私と家族は本当に幸せ者だわ。心から感謝します、ありがとうございます。もう怖くない。お守りを持っているから」と感謝の言葉を述べました。私は「私に感謝しないで、法輪功の師父に感謝してください。あなたたちを救うようにと示してくださったのは私の師父です」と私は答え、彼女は合掌して「李先生、私の家族を助けてくださって感謝いたします」と語った後、また泣き出しました。しかし、笑いながら泣いていて、それは嬉し涙でした。

 40分が過ぎました。私たちはそろそろ自宅に帰る時間になりました。彼女は手を振って私と別れを告げ、その様子はまるで子供のようでした。彼女の後ろ姿を見て、彼女と彼女の家族が救われたことを嬉しく思い、私は再び涙が溢れ出ました。同時に師父の慈悲溢れる済度は、壮大な偉業であると感じました。

 最近、私はずっとこのような事を行っています。まず電話で会う約束をして、会って話すこと。距離が近い場合、私は徒歩あるいは自転車で会いに行きます。距離が遠ければ車で行きます。もちろん資料やお守りなどを持参していきます。会った人たちは皆、聞き入れてくれて、私の言う事を信じ理解してから三退し、そして笑って、幸せそうに家に帰りました。

 武漢ウイルス感染が拡大するにつれて、現在、団地を出入りするたびに、出入カードを提示しなければならず、体温も測られます。最初は家族も、団地出入り口の警備員も「なぜよく外出するの? 怖くないの?」と言い、私の外出を阻止しようとしていたのですが、その時私は「食糧を買いに行かなければ、何を食べるのですか?」と言い返すと、彼女たちは返す言葉もなく、仕方なく私に外出を許可しました。

 私は毎日出かける前に「旧勢力の按排を全面的に否定し、疫病期間中に衆生を救い済度することを妨害するすべての邪悪生命と要素を取り除き、人々の頭の中のすべての妨害要素を取り除き、真相を聞いた人が救われるように」と強い正念を発します。 

 このようにして前日に約束し、翌日に会いに行き、毎回とても順調です。また自ら私を誘ってくれる人もいます。衆生に「邪党の組織から脱退して、獣の印を消し去り、そのうえ心を込めて、『法輪大法好、真善忍好』を唱えると、命を守ることができます」と教えてあげます。残された時間が少ない中で、急いで衆生を救い済度しなければならないと思うと、野菜売りや果物売り、散歩する人、宅配する人まで、街で出会うどんな人にも、出会ったら逃さずに「法輪大法好、真善忍好」と教えてあげます。そして、信じてこそ救われる理由を説明します。私が慈悲心を持って勧めると、衆生はすぐに中共組織から脱退します。

 最近、私は自分の時間をきちんと管理し、毎日轉法輪を2講読むようにしています。五式の功法を2回やってから、午後には真相を伝えに行きます。夜になると、また師父の各地の説法を読んでから寝ます。基本的に夜1時を過ぎてから休憩に入ります。家族も私の外出に口を出さなくなりました。私は「私たちが大法の教えに従って行動すれば、全てが順調に運ぶ」と感じました。

 私はこのように続けて行っていきます。私は「正法が終わらない限り、衆生を救う歩みを止めない」と考えています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/23/406707.html)
 
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