座禅する際、ぼんやりした状態から脱出する
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文/湖南省の大法弟子  

 【明慧日本2020年10月29日】長年、私は法輪功迫害の真実を伝えることに積極的に取り組み、煉功をしたり正念を発することに励んできました。しかし、煉功をしたり正念を発しているとき、いつも居眠りをしていて、しかも「とても深刻な状態になっている」と同修から注意されました。また、同修からは「副元神が修煉している」とまで言われました。しかし、自分の座禅する状態が見えていないので、自分は快く感じています。そのため同修から居眠りしていると指摘されても認めませんでした。毎日、私は睡眠時間が少ないため、自分は十分頑張って修煉しているし、精進しているものだと思い込んでいました。時間が経つにつれ、同修たちも私の事に慣れたのか、それともそれが当たり前と考えてしまったのか、私のことをあまり言わなくなりました。

 ある同修は私の状態に慣れていても、時々、私に指摘していました。しかし、不思議なことに座禅が終わった時には、私の体と手は、いつも必ず正しい姿勢と位置に戻っているので、私はぼんやりしていないと感じていたのです。そのため、私は問題の深刻さに気づくことができず、正すこともしませんでした。

 同修が時々指摘して思い出させてくれたので、携帯電話で煉功と正念を発する全過程を撮影してみることにしました。録画を見て、私は大変驚きました。私はそこに座っていますが、身体を前後に振って、なんと、頭はほとんど床についているではありませんか。しかし、私は全く感じていなかったのです。静功の場合は言うまでもなく、完全に眠っているのです。本当に目を閉じると、自分はどこにいったのか分からなくなっています。目を閉じるたびに、それらの業力や魔が見せてきたあらゆる種類の人、事、物などが私を妨害してくるのです。私は主意識をリラックスさせる事にしましたが、主意識がリラックスすると、すぐに自分の身体をコントロールできなくなってしまいました。

 同修からは、睡眠時間を増やすことを提案されましたが、私は毎日12時の正念を発してから寝て、3時に起きていました。もしかしたら睡眠時間が足りないのかもしれないと思い、睡眠時間を増やす事にしました。しかし、寝れば寝るほど、睡魔に餌を与え、睡魔が強くなり、ますますぼんやりしてしまい、めまいや違和感を覚えるようになりました。また、衆生が死ぬ悪夢を見たり、トイレの糞の夢を見たり、色魔が邪魔をしに来るような夢を見るようになりました。

 数日間、私は迫害の真相伝えに行かないで、家で正念を発することにしました。1時間法を学んでは正念を発し、一日中、自分の主意識を継続的に強化しました。正念を発するたびに携帯電話で撮影しました。最初は、掌が倒れて居眠りがとても多かったのですが、私は気落ちすることなく、師父にご加護をお願いしました。徐々に、掌が倒れずに10分、20分、30分と耐えられるようになりましたが、せいぜい30分程度でそれ以上は無理でした。

 私は長時間正念を発して、私をぼんやりさせる旧勢力の按排の要素を一掃しました。座禅するとき、体の周りに数本の棒を立てて、体が揺れるたびに棒が倒れるので、その都度姿勢を正しました。毎回、煉功するときは真剣に受け止め、その過程をすべて撮影しました。

 私はスマホのアラーム機能を使って、5分おきにアラームが鳴るように設定しています。鳴るたびに、ぼんやりしないように手で「一時停止」を押していました。しばらくすると、居眠りをすることなく、アラームなしで1時間の煉功と正念を発することができるようになりました。煉功することと正念を発することの両方とも、正しく座る姿勢と掌を立てる姿勢を保つことができるようになりました。

 目的意識を持って集中的に鍛えた結果、長年の煉功するときと正念を発するときのぼんやり状態から、ようやく突破し、正しい姿勢を保ち、第五式の功法を完成させることができました。

 今は、また人々に迫害の真相を伝え、共産党の組織から脱退することを勧めていますが、それらはより効果的なものになっています。それと、以前は家のガスコンロは、電源を入れるのに火がつくまで時間がかかって、修理しても正常にならなかったのですが、今では全く問題がなくなり、しかも水道の蛇口の漏れもなくなりました。そして、今は1日3時間くらいしか寝ていませんが、まだまだ活力に満ちあふれています。眠いときでも二度寝はせず、しばらく煉功をしていると、すぐに元気が出てきます。私は改めて大法の超常さを体験しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/23/413288.html)
 
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