文/四川省の大法弟子
【明慧日本2020年11月9日】2020年10月の連休中に、100キロ以上離れた故郷から姪の家族が我が家に遊びに来ていました。彼らはとても不思議な話をしてくれました。7月、8月の数日間の集中豪雨で空から叩きつけるように雨が降り、強風が木々を吹き飛ばし、川が氾濫して水は川岸を越えて四方八方から押し寄せてきて、姪っ子の居住区も浸水したそうです。
姪の家は道路の横に建っていて、通りから100メートル以上離れていました。通りは彼女の家よりも少し高いところにあり、周りには近所の人がたくさんいて、中には彼女の家よりも高台に家がある人もいました。
ある日の正午、隣のおじさんが家で寝ていると、耳をつんざくような洪水が道路から流れてきました。ドアは突き倒されて、洪水が一気に家まで押し寄せて来ました。おじさんは洪水の音で目を覚まし、急いで外に出ました。傘を差して高いところに立ち、浸水した家々を見つめて、しばらく呆然と立ち尽くしていました。
その頃、姪は家の二階に上がって、動画で家の周りを撮っていました。その動画を見ると画面いっぱいに泥だらけの水、家々、木々、農地、すべてが洪水の中にあり、水に流れる家具、家畜などもあり、本当に悲惨な場面でした。
その時、姪は事の重大さに心の中で叫んでいましたが、自分の家も一階が浸水しているかもしれない、どんな状態になっているか不安でした。彼女は一階に降りて様子を見に行ったのですが、驚いたことに一階には全く水がありませんでした。廊下を見て戻ってみると、水が全く入っていない、すっかり乾いている状態でした。そして、姪は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」とよく唱えていたことを思い出しました。彼女はきっと師父が私たちを守ってくださったのだ。だから、洪水は家の中に入らなかったのだ、とわかりました。
十数年前、私は姪の家族に法輪功迫害の実態を話し、家族は中国共産党の組織から脱退しました。また、私は彼女の家族に法輪功に関するお守りを与え、そして「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と真心を込めて唱えると神佛は彼らを保護してくださると伝えました。また、彼らも法輪功を信じ、多くの恩恵を受けています。