信じる心と、関を乗り越えること
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 【明慧日本2020年12月16日】私の現在の修煉での次元の悟りですが、修煉者がある一定の次元に向上するためには、法を学び、心を修めなければなりません。個人的に見えたものですが、低次元の生命(常人)が高次元に向上したいと思ったら、他の空間では、関を通らなければなりません。高次元の生命も自分の観念を持っているため、あなたの向上を阻むのです。

 師父は「この物質空間は汚いのですが、汚くなったのは宇宙の構造の次元の違いによってもたらされたことであり、本当に汚いとは言えません。神がここに来たら戻れなくなりますが、ここの汚いものを洗い落とすことができないからではなく、生命の境地が低くなり、宇宙の中の各種の観念と各種の生命に左右されたため、戻れなくなったのです」[1]と説かれました。

 私の現在の次元から見てみると、人類の歴史の中で、過去には、旧宇宙の各層にあるいわゆる高次元の概念が変異して、低次元のものの昇華を妨げ、障壁となっているために、修煉や向上が非常に困難で苦しい修煉者が多くいたことが分かりました。

 そして、大法を修煉する大法弟子は、大法の絶大な威力と威徳、大法の師父の無限の力があるので、心性を高めれば、向上することができます、宇宙には邪魔をするものがいないので、スムーズに向上することができるのです。

 私たちは、衆生が大法を理解し、同化するのを助けるために法輪功迫害の実態を伝えています。実際には、大法と同化した生命をより高い次元の領域に昇格させることです。同時に、ある問題に直面しています。つまり、高次元の生命は自分の観念に基づいて、これらの生命が向上できるかどうかを判断しています。

 ある光景が見えました。ある生命群は、最高次元で十数人の上位の生命があります。低次元の生命は今、障壁を通過し、より高い次元に上昇しようと思っていますが、別の空間では、この「関」は実は単純な敷居なのです。しかし、低次元の生命は何があってもこの敷居を越えることができないのですが、なぜでしょうか?

 よく見てみると、今の私の次元には、この敷居の高い空間に、ビルのように背の高い巨人がいました。誰かが敷居を越えようとすると、この巨人は手に持っていた棒を使って通過を阻止するのです。この巨人と棒は別の高次元の空間にいるため、一行はそれらを見ることができず、問題を解決する方法がなかったのです。

 それから、低次元の生命は再び大法に対して信じる心を強め、大法によって認められ、大法の助けを借りて、一致団結して協力し、無事に関門を通過し、高次元の世界へと上昇することができました。ですから、大法を堅く信じることが人を救うことの鍵であることが分かりました。その前提の下で、相互の信頼と心が通じ合う協力が、困難を突破するための保証なのです。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法三』「二〇〇三年米国中部法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/28/314806p.html)
 
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