文/吉林省の大法弟子
【明慧日本2021年1月16日】明慧ネットの文章「煉功動作の正確さを重視して心身が変化」を読んで、とても参考になりました。ここで、煉功動作を直した後の収穫を皆さんと分かち合いたいと思います。
私と夫は2012年に修煉を始めました。修煉を始めた当初から第五功法をするのがずっと苦手で、最初の頃は涙が出るほど足が痛くて、今でも最後の10分間は歯を食いしばって最後までやり抜きますが、毎回とても辛い思いをします。夫は私とは違って、第五功法がとても好きで、1時間足を組むことでとても気持ちが良くなり、足が痛くなることは滅多にありません。夫はかつて軍人だったため、坐禅を組む時には腰を真っすぐ伸ばしています。自分は夫より業が多いため、坐禅をする時に足が痛くなっているのではないかと思い、あまり深くは考えていませんでした。
最近、背中の痛みも出てきて、両肩の筋肉が凝って、首も少しこわばっているようでした。あの明慧ネットの交流文を読んでから自分の煉功動作を確認してみると、師父の指示より自分の動作が早いことが分かりました。例えば、師父が「合掌」とおっしゃる前に私はすでにその動作をしていました。また、毎朝早起きをするので、頭がぼんやりしていて集中力があまりなく、師父の指示通りに動作が正確にできず、早くなったり遅くなったりして、分かっていながらこのことを重視していませんでした。これらは小さいことのようですが、法と師父の指示に従わない心を反映しています。
気づいた以上は、さっそく煉功動作を修正しました。功法伝授ビデオを熱心に見て、いくつかの間違った動作を見つけました。それからは、しっかりと師父の指示通りに動作を行い、煉功音楽だけに集中しました。5つの功法を終えると、心身ともに軽やかで清々しい気持ちになりました。その中で、一番恩恵を受けたのは第五功法です。煉功音楽に師父は「体を真っすぐな姿勢に保つ」とおっしゃって、その言葉を今までは深く考えたことはなく、始まりの時だけ体をまっ直ぐにしていますが、1時間の中で少しずつ姿勢が崩れ、手も下がることが多くなり、夫から注意されることがよくありました。今回、「保つ」という言葉に注目し、「真っすぐな姿勢を保つ」とは、常に真っすぐな状態で座るということではないかと考え、それからは第五功法を行うときは、体をずっと真っすぐにしようと決めました。
言うのは簡単ですが、行うのは難しいのです。最初に、下あごは微かに引き、腰椎から頸椎まで真っすぐにして、そうすると脊椎(背骨)が軽く引っ張られたような気がしました。私の体得ですが、背中を伸ばす動きは真っすぐになる程度で十分ですが、無理に伸ばしすぎないようにするのが大事です。数分間後にまた姿勢が少し崩れてきたので、もう一度真っすぐな姿勢を保つように調整しました。そうやって第5功法はいつの間にか終わり、8年間坐禅をやってきた中で初めて足が痛くならず、しかも背中全体がポカポカと温かく、強いパワーを感じ、気持ちよく60分間の坐禅を終えました。本当に素晴らしい体験でした。
煉功動作を修正してから、ほかのところにもその効果が現れました。まず、発正念する時にも体を真っすぐにするようになり、その上集中力が強くなって、途中で手が倒れたりもしなくなりました。また、背中の痛みはいつの間にか無くなり、胃腸がゴロゴロと鳴っても心地良く、それは法輪に調整されているのかもしれません。もう一つ、前に髪をとかした時に頭のてっぺんが少し痛かったのですが、今はもう痛くありません。背中を真っすぐに保っているので、上から下まで全身の脈が通ったおかげだと思います。煉功動作を修正したことの収穫は大きく、心身ともに良い方向に変わりました。