コロナ感染者が法輪功を思い出し 災難を乗り越えた
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年3月9日】(明慧記者・張韻)「兄さん、私たちは見事にやられてしまったの。ジャックと私は、新型コロナウイルス(中共ウイルス)に感染してしまい、陽性反応が検出されたけど、どうしたらいい?」と、カナダ・トロントの法輪功学習者(以下、学習者)の于さんは、2021年1月15日、モントリオールの従姉妹のジェマさんからの電話を受けました。于さんは「私が教えてあげた『心からの九文字』を唱えたらいいですよ」と答えました。

 10日後、2人とも治ったという朗報の知らせが来ました。ジェマさんは、「幸いにもその時、法輪功を修煉している兄さんのことを思い出し、助けを求めました。兄さんの話を信じて、一緒に煉功して、私たちは災難を乗り越えることができました。私たちの命を救って下さった法輪功の師父に感謝いたします」と、当時の様子を話しました。

 于さんの従姉妹のジェマさんは、香港からの移民で、モントリオールに在住している国際貿易会社のマネージャーです。彼氏のジャックさんは、中国の伝統文化が大好きなカナダ人で、大学の生物の教授です。

 ジェマさんとジャックさんは、どのようにしてコロナウイルスを撃退したのでしょうか?

 肝心な時に法輪功を修煉している従兄弟を思い出した

 ジェマさんは、当時の状況を話しました。「1月12日、2人とも非常に疲れを感じて、検査に行きました。次の日、検査の結果がでましたが2人とも陽性でした。自宅に隔離され、その時は2人とも落ち込んでしまいました」

 ジェマさんはふと、いとこの于さんに教えたもらっていた、災難に遭った時、身を守る秘訣を思い出したのです。すぐに于さんに電話をかけると于さんは、「まず落ち着いて、慌てずに、穏やかになってから『法輪大法好、真善忍好』(法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい)を念じてください。しっかり念じると、きっと大丈夫です」と教えました。

 ジェマさんは「はい、分かりました! 念じます!」と答えると、彼女は毎日、心を込めて念じ続けて、徐々に良い方向に向かっていきました。しかし、5日目、ジャックさんの状態は深刻になっていました。「彼は全身の骨に痛みがあり、高熱と咳が出て、夜には呼吸困難になるほどひどくなりました。味覚も嗅覚も全て消えていました。これは新型コロナウイルスの最も典型的な症状でした」とジェマさんはジャックさんに起きた過程を話しました。

 于さんは「彼にも、『心からの九文字』を念じるように言ってあげてください」と話すと、 ジェマさんは「私と一緒に念じようと思いましたが、彼はフランス語を話すので、中国語を正確に言うのが難しいのです。『真善忍好』しか言えなくて、それを唱え続けています」。于さんは「念じ続けているのなら、大丈夫です。なぜそれを念じたら、効き目があるかを説明しますね」と話しました。

 なぜ「心からの九文字」を念じると効き目があるのか

 なぜ中共ウイルスの患者が、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を念じると効き目があるのかについて、于さんは、自分の理解でジェマさんに説明しました。

 「古代中国の科学によると、人体は一つの小宇宙であり、肉眼で見える宇宙と対応しています。そして、この宇宙には一つの特性があり、それは「真・善・忍」です。 この特性は、人類の普遍的な価値観でもあります。法輪大法の主旨は『真・善・忍』です」

 「『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』を念じる時、即ち宇宙全体と通じ合うようになります。念じる時には、念じる本人の心は『真・善・忍』を考えており、これらはすべてポジティブなエネルギーであり、宇宙のパワーに満ち、無限のミクロ的なものから無限のマクロ的なものまで、宇宙全体のポジティブなエネルギーが念じる者の体内に浸透していきます。そのウイルスはこの無限のポジティブなエネルギーに抵抗し切れるでしょうか? 解体して溶けてしまうのではありませんか?」

 ジェマさんはそれを聞いて理解しました。その後、ジャックさんと一緒に念じ続け、ジャックさんの状態も良くなっていきました。

 明代の『劉伯温碑記』の予言

 また于さんは、ジェマさんに、明代の『劉伯温碑記』の中で「真・善・忍」の三文字についても話しました。劉伯温は明代建国の功臣で、朱元璋を助けた軍師の一人であり、同時に得道した高人として「焼餅歌」をはじめとする多くの予言を後世に残しました。劉伯温の予言は非常に正確であると広く知られています。

 『劉伯温碑記』の中で、「七人の人が前に行き、誘われて口に入り、三点に勾を加え、八の王と二十の口で、人々は笑顔でみんなが無事でいる。しかし、信じなければ災難に遭い、善の行いをする者は救われるだろう」と明記しています。

 この一節は、解説すれば「真・善・忍」の三文字になると考えられています。この三文字は、世界100以上の国と地域に広がっている法輪功の教えであり、中国の伝統的な価値観と修煉の原則でもあります。碑文の最後の「善の行いをする者は救われるだろう」とも一致しています。フランス語圏のジャックさんが、「真善忍は素晴らしい」を念じて効果があるのは、この理由です。

 テレビ電話で功法を学び 体力が回復する

 2日間念じ続けたジャックさんは、力が出て起きられるようになると、ジェマさんは映像を通して、于さんに煉功を教えてもらいました。

 于さんは、李洪志師父が『大圓満法』の中で説かれている五式の功法の特徴を2人に教えました。「大道は至簡至易である。巨視的にみれば、法輪大法の動作はとても少ないが、煉るものはとても多くとても全面的で、身体の各方面を制御しており、出るべき多くのものを制御している。五式の功法を全部修煉者に教える。初めから修煉者の身体のエネルギーの塞いでいるところを疎通させ、大量に宇宙のエネルギーを吸収し、極めて短い時間の内に体内の廃棄物を排除し、身体を浄化させ、次元を高め、神通を加持し、浄白体の状態に入る。この五式の功法は遥かに一般の通脈法、あるいは大小周天を超えており、彼は修煉者のために一番便利で、一番速く、一番良い、しかも一番得難い修煉法門を提供した」[1]

 初日、ジャックさんは第一式の佛展千手法を学んだだけで、食欲が出てきました。 李洪志師父は『大圓満法』の中でこのように説かれています。「第一式の功法は佛展千手法と言う。佛展千手とは、その名の示すとおりまさに千手佛、千手観音が手を広げるようである」、「この功法では我々が簡単な八つの基本動作を通じてこのような一層での意味を表現する。しかし、この動作の作用を通じて我々の身体の百脈を全部打ち開く。私は皆さんに、なぜ我々の功法が初めからとても高い次元に立って煉っていると言うのか、教えておく。我々は一本の脈、二本の脈、任督二脈、奇経八脈を通じるだけでなく、初めから百脈を全部打ち開き、百脈を同時に運転させるので、こうして我々は初めから既にとても高い次元に立って煉っているのである」[2]

 功法の特徴を理解した2人は、2日間勉強して、身体が正常に回復したと感じました。毎日の状況を医師に報告し、医師は「あなた達は完全に治りました。隔離を終わらせてもいいですよ」と言いました。2人はとても喜んで別荘に向かいました。今では2人とも毎朝早起きして煉功を続けています。

 真相を理解し、中国共産党から遠ざかれば安全になる

 ジェマさんは以前、于さんから真相の説明を聞いたことがあり、中国共産党(以下、中共)の邪悪さを知っていました。国際貿易の仕事をしており、中国国内や香港での多くの業務があるとは言え、彼女は躊躇せずに共産党の組織から脱退しました。「心からの九文字」を念じ続けたことで、すぐに体調が良くなりました。ジェマさんは、中共の組織から離れることが、安全の根本的な保証でもあることをよく理解しました。

 大学教授のジャックさんは、「中共に良い印象はなく、心の底から嫌です」と話しました。

 法輪功師父への感謝

 この災難を乗り越えた後、ジャックさんはジェマさんに結婚を申し込みました。今回のきっかけで、お互いを大切にするようになったと言い、すぐに籍を入れたのです。ジャックさんは中国の伝統的な衣装を着たビデオを于さんに送り、新年の挨拶をしました。

 魔難を乗り切ったジェマさんは、「法輪大法の師父にとても感謝しています」と言いました。中国の旧正月にあたって、2人は、命を救って下さった李洪志師父に感謝し、旧正月のご挨拶を申し上げました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『大圓満法』「一、功法の特徴」
 [2] 李洪志師父の著作:『大圓満法』「三、動作の機理」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/19/421107.html)
 
関連文章