三退した中国人「法輪功学習者は、本当に良い人達だ」
■ 印刷版
 

 【明慧日本2023年12月12日】『共産党についての九つの論評』が出版されてから19年、4億人以上の中国人が中国共産党(以下、中共)の邪悪な本質を認識し、中国共産党、青年団、少年先鋒隊の組織から脱退する「三退」を宣言した。この数字の背後には、世界各地の法輪功学習者(以下、学習者)が脱退を手助けする三退ボランティアとなって、長期間にわたり、中国人に法輪功迫害の真実を伝え、人々の善良な考えを啓発して、累積したものである。

 覚醒した人々のほとんどは、日常生活の中で学習者と関わったことがあったり、学習者から法輪功迫害に関する資料を受け取ったり、ひいては学習者に助けられたことがある。また学習者の言動を見ていたり、あるいは自ら法輪功を理解しようとして来た人もいる。彼らは、学習者の善良さを感じ、学習者は本当に良い人だと感じている。

 人権活動家、真実を渇望

 山東省の人権活動家・界立建氏は、2009年に三退ボランティアの協力のもと、三退を声明した。界氏の話では、当時、陳情者らと北京に陳情しに行った時、あるおばあさん(学習者)が、生活面で助けてくれたという。「彼女は三退などの真相を伝えてくれた。本名か仮名どちらで脱退するか聞かれたが、本名で脱退した。仮名の人もいる」

 界氏は中共暴政の鉄拳を直接食らった犠牲者で、彼の家族は自宅を強制的に取り壊されたため、陳情しに行ったが、彼の母親は迫害されて死亡し、父親は派出所で暴行され、体に障害が残った。彼も中国共産党から精神的な拷問を受け、2度死のふちに立たされた。2019年末、1年間の逃亡を経て、ようやく米国にたどり着いた。

 界氏によると、彼の故郷の山東省では、村のほとんどの家庭が法輪功に関する資料を受け取っているという。2004年、彼は定期市場で初めて学習者と接触し、三退をして平安を得る話を聞いた。当時彼は未成年だった。「私は当時これらの真相が語られたディスクや特集号『共産党についての九つの論評』にとても惹かれ、外からよく持ち帰っていた。警察の捜査が怖かったので、テープでお腹に貼って持ち帰り、夕食時に家族と一緒にディスクを見た」

 彼はこれらの資料を見た後に、中で説明されていたことが全て事実であることに気づいたという。「共産党とはいったい何なのか? それには歴史的な記録があり、真実を呈している。いくつかの事柄は共産党の歴史にもあり、最初は、中共がそんな悪いはずがないと思う人もいるが、ディスクと『九評』を見た後、みんなはっきりと分かる。これらの真相が書かれた資料は、以前は法輪功グループに誤解があった人に、真相の扉を開いた」

 界立建氏は、大法弟子が長年にわたって三退を勧めて、4億人が三退したことに、これは大きな数字だと見ている。「大法弟子は、世界100カ国以上で大法を広め、共産党がどのような邪悪な体制であるか、どのような独裁政権であるか、どのような悪いことをしてきたかという事実を皆に伝えた。人々が真実を知り、党団隊から脱退してほしい」

 彼は、もっと多くの人が三退ボランティアの隊列に加わるだろうと述べた。また、皆一緒に脱退することを勧めて、より多くの人が中共の暴政から離れ、人権のために声を上げ、中華文明に回帰しようと呼びかけた。

 「法輪功学習者は確かにいい人です」

 台湾中部に住む三退ボランティアの芸如さんは、いくつかの例を挙げた。黒龍江省の女性は、芸如さんの三退の重要性を静かに聞いた後、党から脱退した。また法輪功が世界中に広まり、中共に迫害されている真相を伝えた後、この女性は「近所に法輪功を学ぶ人がたくさんいて、彼らは確かにいい人だ」と述べた。芸如さんは彼女に「善良な人は生涯平安であり、常に善良であれば、神様は私たちを見捨てない。「法輪大法はすばらしい。真、善、忍はすばらしい」という心からの九文字を覚えておいてください」というと、すんなりと受け入れた。

 もう一人の女性も党員で、芸如さんに「法輪功を学んでいる人は本当にいい人だ」と伝えた。この女性は、居住問題において学習者を手伝ったことがあり、学習者と付き合う中で、学習者は善良で本当にいい人だと感じたと話した。また、彼女も仮名で脱党した。

 ある男性は、三退ボランティアから三退を勧める電話を何回も受けたため、興味を持ったという。そこで、法輪功について理解しようと決心した。彼は芸如さんに、自分で多方面から情報を得た後、法輪功は本当に良いものであることに気づいたと語った。そして、彼は脱党に同意し、芸如さんに時々連絡を取り合うよう頼んだ。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/8/469046.html)
 
関連文章