大法の基準に達する真の大法弟子になる
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文/中国の大法弟子 出凡  

 【明慧日本2021年5月6日】最後に大法の基準に到達するためには、どのような修煉の状態であるべきでしょうか? 無私無我です。すべての思考は、大法の基準を満たしています。

 しかし、今はそれが実現するには程遠い状態です。例えば、「ゼロ行動」に対して正念を発すると、いつも自分のこと、自分を守ること、自分を完全に捨てきれずに、他人のことを優先に考えることはできませんでした。いろんなことで、「私」の枠から抜け出すことができず、とても悩んで、悔しい思いをしました。

 ある日、ふと気づいたのです。どうして私はいつも自分のことを一番に考えるのでしょうう? 自分の家族や同修に覆いをかけ邪悪な迫害を避けて来ました。 そうすることが正しいのでしょうか? ある程度から見れば正しいのですが、しかし、法の要求から言えば常に他人を優先することを弟子に求めています。

 師父は『轉法輪』の初めの部分で、「わたしは、法を伝え、功を伝えるにあたって、常に社会と学習者に対して責任をもつことを念頭においてきました。ですから得られた結果も良く、社会に与えた影響もかなり良いものでした」[1]と説かれています。私も師父の心に倣って、地域の人々に責任を持たなければなりません。そこで、邪悪が彼らを操って悪いことをしないように、地域の人々や警官を守るべきです。共産党が彼らに植え付けた嘘や毒素を取り除き、正念を発するべきです。そして、彼らは善行を行い、大法弟子への迫害をやめ、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』ということを思い出し、彼らを目覚めさせる必要があります。同時に、私たちは、他の次元で彼らを支配している悪い要素を一掃する必要があります。

 私は師父に助けを求めました。佛法の神通力は、私たちの地域のすべての派出所とコミュニティに届き、すべての邪悪な存在とそれを利用して大法弟子に犯罪を犯す要因を完全に取り除き、共産党が行った「ゼロ行動」を終わらせてください。修煉者は師父の管理下にあります。私たちは邪悪の要素の支配下にはありませんので、迫害リストから私たちの名前をすべて削除してください。

 瞬間的に、自分の身体が宇宙と完全に融合するのを感じて、完全に透明な状態で、とても素晴らしく、まるで肉体がないような、「私」がいないような感覚になりました。その時が、私が本当にある次元の大法の基準に達した瞬間だったかもしれません。

 奇跡的に、貴重な本を開いて、この『轉法輪』のページをめくると、「得られた結果も良く」[1]という言葉が出てきたことです。自分を持たず、完全に他人のために生きる人生は、最高で安全なものです。私たちは20年以上も転びながら、修煉し、困難な状況の中で私利私欲から解放され、完全に他人のための生命になることは、師父の願いである大法の基準です。

 適当でない所があれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父著作:『轉法輪』

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/11/421877.html)
 
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