91歳の母が若返る
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文/中国の大法弟子 口述

 【明慧日本2021年5月15日】12月の真冬、あたり一面白い雪に覆われている頃、暖かい室内で、おばあさんがソファでうとうとしていました。赤みを帯びた健康的な肌、唇もふっくらしていて、せいぜい70歳近いのではないかと思われるその顔色を見て、実際、91歳であるとは誰も思わないでしょう。老婦人の娘によると、ひつじ年の老婦人は中国共産党(以下、中共)が政権をとる前には軍医をしており、退職前は、内科の主任でした。

 老婦人の娘は大法弟子で、娘の様子を見に来た老婦人は大法に興味を持ち、現在一緒に学法煉功をしています。老婦人の身に多くの奇跡が起きたので、ここで少しだけ紹介したいと思います。

 以下は、老婦人の娘の口述です。

 一、師父は老婦人に青い心臓を与えられた

 4年前のことです。母が家に来て少しの間共に生活することになりました。母は心臓に持病を持っているので、その薬も持ってきました。

 大法と縁のある母は家に来るなり、私たちと一緒に大法を学び始めました。母は中共の誹謗中傷に騙されず、ずっと大法が素晴らしいことを信じていました。ある日、目が覚めると、「師父に会った。2匹の魚があるけどいりませんか?」と師父に聞かれたそうです。その時、母は法を勉強しているだけで、まだ煉功していなかったので、その2匹の魚というのは、動功静功のことではないかと思った私は、「お母さん、師父が下さったのだから、頂かなくちゃ」と母に言い、母も「そうだね。いただかないとね」と答えました。「煉功で長時間同じ姿勢を保つことになるけど、我慢できる?」と再び母に尋ねると、「大丈夫さ」と母は自信満々に答えました。

 初めて第二功法を煉り始めた時、30分は続けなければならないのですが、80過ぎの母は少しも諦めず、突然、「師父が見えた」と感激しました。母は本当に師父と縁があります。煉功し始めた途端、天目が開いただけでなく、師父も見えました。

 続いて、「師父が来て、青い心臓を渡してくださったけど、もらうべきかな?」と母が聞いてきたので、私は「もちろんいただくべきよ」と答えました。こうして、母が初めて煉功している時に、師父は青い心臓を母に与えてくださいました。それ以来、母の心臓病は全癒したのです。

 二、大法を専一にした母の身体を、師父は浄化してくださった

 母は以前キリスト教徒でしたが、私のところに来ると、一緒に学法し、煉功していました。去年、母が再び来たとき、修煉に対して専一にできるかどうかという問題に真剣に対処することができるようになったのです。以前のキリスト教のものをすべて処分し、共産党のものも全て捨てました。彼女自身が言うには、「今は『法輪大法は素晴らしい!  真善忍は素晴らしい!』とだけ覚えているわ。他のものは全部忘れた」とのことです。母が師を信じ、法を信じる正念はさらに強まりました。

 今回、母は家に来る前、病院で食道に良くないものができたことが検査で見つかりました。この年なので、手術よりも薬物治療を勧められました。母は大量の薬を持ってきました。しかし、よく咳をするようになり、その都度紫色の血を吐き出しました。今年7月のある日の夜9時頃、母がまた血を吐き出したとお手伝いさんに呼ばれ、慌てて駆けつけたところ、大量の紫色の血が目に飛び込んできました。お手伝いさんが母を支えたまま脈を測ろうとしましたが、左手首の脈が全く感じられず、右手首の脈は非常に弱く、母の呼吸もどんどん弱くなっていき、口から紫色の血がとめどなく溢れています。このような母を見ても、私は恐怖を感じませんでした。母は真剣に法を勉強し、煉功もしています。心性も高まり、大法だけを専一にしているので、きっと、師父が母の身体を浄化してくださっているのだと正念を持ちました。人と神との違いは一念の差で決まります。「お母さん、私の声が聞こえる?」と母を呼びました。母が小さくうなずいたので、すぐに「早く師父にお願いするのよ! 『師父、助けてください』って言って」と大声で叫びました。そして、母も私に続いて、「師父、助けてください」とつぶやきました。

 私が「師父、助けてください」というと、母も「師父、助けてください」と続けました。

 師父に助けを求める度に母の声が大きくなり、その度に自信が沸いてきました。こうして3回ほど繰り返したころ、母は血を吐かなくなりました。そして、母はすぐに「法輪大法は素晴らしい!  真善忍は素晴らしい!」と何回も繰り返して唱え始め、家中に母の声が響き渡ったのです。

 その晩、他の市に住んでいる姉と妹が慌てて駆けつけてきました。床の血を見た妹が、91歳の母がもうだめだと思って、怖くなって泣き出しました。妹は修煉していないので、そう思うのも無理はないでしょう。

 翌朝、母は明るみを帯びた顔と、元気いっぱいの姿で、私と姉と妹とお手伝いさんの前に現れました。その場にいた誰もが驚愕しました。それは奇跡としか言いようがありません。この目で実際に確かめていなければ、とても信じられなかったでしょう。私たちの前に立っている母は、老人でも、病人でもなく、活力に満ちた、健康な人でした。

 慈悲なる師父は母の身体を浄化してくださいました。その場にいた全員が大法の奇跡を目撃しました。

 それ以来、母は薬に触ったことがなく、爽快な気持ちで毎日を過ごし、頭もよく回るし、何でも食べるし、よく眠ります。髪の毛も黒くなり、顔色も赤みを帯びています。手足も良く動き、紙おむつも必要なくなりました。医者も母の脈が力強く、若返っていると言っています。

 母の変化を見た人々は自ら「三退」し、「法輪大法は素晴らしい!  真善忍は素晴らしい!」という言葉を覚えました。

 師父に感謝いたします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/8/418144.html)
 
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