真善忍に同化し 大家族に福をもたらした
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文/台湾の大法弟子

  【明慧日本2021年6月24日】台湾出身の秋桂さんは、四家族しかいない山奥の小さな村で生まれました。成長していく歳月の中で一番印象深いのは、いつも同じ夢を繰り返し見ていたことです。彼女は「5、6歳の頃、夢の中ではいつも高く飛んでいて、どこにでも飛んで行くことができました。また学校に行く時にも歩かず、まるで不思議な力があるかのように私は飛んでいました。しかし、年齢が進むにつれて高く飛べなくなり、どんどん低くなり、後ろから誰かに追われているような気がしました」と話しました。

 秋桂さんは「当時とても困惑しており、何で同じ夢を繰り返して見るのか、何でどんどん低くなったのか。この世には本当に神様がいるのか」と振り返りながら話しました。はたして彼女は答えを見つけることができたのでしょうか。彼女の話を聞いてみましょう。

 痛風は家族を苦しめ あらゆるところで治療を受けた

 24歳の時、秋桂さんは結婚しました。夫は自動車修理の仕事をしており、とても優しく素朴な人です。しかし、彼の手足の関節は痛風のためよく発作を起こし腫れて痛くなるので、それを目にした彼女はとても焦りました。「その時は主人の痛風を治せるのであれば、どこかに魔法の薬があるか、海の何かを採ってスープにすると良いと聞くと、すぐ車で探しに行きました。しかしいくら漢方医学や西洋医学を試しても、沢山の薬を飲んでも症状は一向に改善せず、さらにひどくなったような気がしました」

 当時の彼女は、人間としての無力さや、苦しみを感じていました。主人だけではなく、姑も体の調子が悪いので、いつも病院と家を往復しました。病院で車いすに座った人や、管を身体に挿入された人たちを見ると、人生はこんなにも儚いものかと思いました。

 昼間は生老病死が私の身近で起きており、夜は繰り返しそれらの夢を見ました。そこで秋桂さんは、これらが解ける鍵を見つけたくて探し始めました。「人の人生はどのように歩んだらいいのかを知りたくてお寺や宗教等を探し、お寺の住職とじっくり話をしました。5、6年の間お経を唱えたりしましたが、心の奥ではこれらのすべては私が求めているものではないと思いました」

 法輪功を始めた半年後、痛風が消えた

 「数十年探しても見つかりませんでした。主人の痛風は日に日にひどくなり、仕方なく彼の負担を減らすため、私たちは文房具店の経営を始めました。開店して間もなく、法輪功の学習者が経文を持って印刷しに来ました。その時彼らは、私に法輪功を紹介してくれました。最初私は全然興味がなく、むしろいい加減な態度で対応していました」

 紹介する同修がしだいに多くなり、彼らの善意と誠意を感じた主人は感動していました。彼は「人生で28年間、痛風に悩まされてきました」と言い、私は「痛風は治りますか」と聞きました。同修は「修煉してみたらいかがでしょうか」と言ってくれました。皆が良いと言っているので、私もやってみようと思いました。

 法輪功の修煉者たちの熱心な誘いを受けて、夫婦で無償の9日間の法輪大法学習班に参加しました。最初、彼らは修煉に対してあまり理解できませんでした。しかし身体の変化は確実でした。「主人は半年後、痛風がなくなりました。今までは1カ月で2、3回の発作を起こしていましたが、2カ月で1回に変わり、更に3カ月後にはなくなりました。今までいくら治療しても治らなかったのですが、修煉してからは完治しました。その時、私は法輪功が本当に素晴らしいと思いました」

 主人だけではなく、秋桂さんも切実に感じました。「私の手は仕事の関係で五十肩よりも痛く、伝票等を書く時はとても辛くて、手の痛みは夜になっても続きました。漢方医の所に行き、カッピング療法をやると少し緩和されていますが、実際には改善されてはいませんでした。9日間の学習班に参加し、法輪功の五式の動作を覚えました。最初は第一式、第三式、第四式の功法の動作をしました。しばらくして手の痛みを感じなくなりました」

 身体の変化が彼らの自信に繋がり、夫婦は絶えず学法をしていく過程で、混沌とした無知から悟りへと変わりました。彼らは、人々が病気や困難を抱えている根本的な原因が何であるのかをようやく理解し、繰り返し見た夢が、彼女の帰還を願うものであるとよく理解しました。かつて、秋桂さんは十数年にかけて生命の真理を探りましたが、今回こそ彼女は「これは私が求めたものです」とはっきり言いました。

 大法が、家族に福をもたらした

 秋桂さんと主人が修煉をしてから、真・善・忍を普段の付き合いや日常生活の中で実践していました。彼女は「家の前はごみ収集車が停める場所で、家の外壁にちょうど蛇口があり、ごみを捨てた後、バケツを洗わないといけないので無償で皆さんに提供しています。ある日私がごみを捨てに行く時、他の人が「この家は水を無償で提供しているなんて、本当に良い人ですね」と言っていました。

 秋桂さんは心から人に優しいのです。家に土木工事や配管工事の業者が来た時も、彼らのためを思い、いかなる損得も考えていません。「心の中では単純な願いがあり、もっと多くの人に大法の素晴らしさを知って頂きたいということです。誰に対しても真・善・忍の要求に従って接していました。ある時、一人の業者さんが『今のあなたのように、良い人はいないです』と言ってくれました。また私は家の外壁に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」というパネルを掲げたいと言うと、彼らは心から賛成してくれて、パネルをつけてくれました」

'图1:秋桂(右二)和家人一起学法。'

秋桂さん(右から2人目)と家族が学法している

 両親たちの誠意且つ善良な言動は隣人、子供や孫に影響しています。彼らも法輪大法は素晴らしいを知っています。秋桂さんは笑いながら「私の3人の息子とその奥さんも法輪功を支持しており、いつも師父に感謝しています。彼らは、実家に帰るたびに孫も加わり、私と一緒に学法をするのです。出かける時には『法輪大法は素晴らしい』と念じています。大法の活動がある時は、孫たちも手伝ってくれます。彼らの理解と支持があり、家族は皆ずっと健康で安全であり、禍を転じて福と為すこともできました」

 2015年、台湾全土を揺るがす八仙粉塵爆発事件が起きました。秋桂さんの息子も現場にいました。「当日彼は2人の友達と一緒に遊びに行き、本来閉園時間までいるつもりでした。しかし夜8時頃、息子は突然つまらなくなり帰ろうとしました。でも2人の友達はまだ遊びたいと言い、8時半に集合すると約束しました。8時半になっても、友達の1人はまだ帰ろうとしないので、息子が無理やり2人を引きずって帰りました。その数分後、粉塵爆発事件が発生し、ニュースで知った息子たちは腰が抜けしていまい、驚きを隠せませんでした。そして息子は、自分たちがいた場所はもっとも危険な場所だったと言いました。家に帰った息子は『師父、ありがとうございました』と何度もお礼を言いました。私たちは、師父が彼を救ってくださったのだとわかりました」

 また別な話ですが、息子が温泉に入ったあと、耳が炎症を引き起こして腫れ、熱が出て、医師からは「蜂窩織炎は体に広がっていくので、もし熱が続くようなら手術をしなければならない」と言われ、「当時辛そうな息子を見て、師父の説法を聞きますかと聞くと、彼は賛成しました。師父の法を聞いた2時間後、息子の熱が下がり、物が食べられるようになりました」

 9日間の学習班に参加し、兄の一家に福をもたらした

 秋桂さんの一番上の兄はギャンブル依存症であり、夫婦の関係は相容れないようです。秋桂さんは「もし法輪功を修煉すると、どれほど素晴らしいかが分かります。その時は1千万ドルが目の前に置かれても、あなたは1千万ドルを選ばず、修煉を選ぶかもしれません」と伝えました。

 秋桂さんの言われた通り、兄は9日間の学習班に参加してから、一気にギャンブルをする癖を直し、自ら家事の手伝いをし、良い夫、良い父親になるように徹底的にギャンブルを止めて改心し、長年の胃病や副鼻腔炎も改善されました。

 秋桂さんは笑いながら「義理のお姉さんの変化がもっと大きくて、彼女は色々な病気を抱えており、一週間に五つの病院に通い、婦人科、神経科、脳外科、整形外科、週末にはリハビリやマッサージに行き、毎日診療を受けていました。しかも睡眠薬をたくさん飲んだ為、彼女は幻聴幻覚現象を起こしてしまい、ある時、彼女は酷い頭痛に襲われ、思わず壁に頭をぶつけて死のうと思いました。その後、彼女は私に電話をかけてきて『もう苦しすぎて、壁に頭をぶつけても死ねないので、9日間の学習班に参加します』と言ってくれました」

 2、3カ月後、義理の姉はまるで別人のようです。「彼女は全ての病気が消えただけではなく、生き生きとして、20歳ほど若返ったように見えました。兄と義姉の変化を目にした子供たちも相次いで修煉をし始めました。兄は、たとえ今誰かが、いくらのお金を払うから法輪功を止めてくれと言ったとしても、それはしないだろうと言っていました」

'图2:同化真善忍后,一家族身心受益。'

真・善・忍に同化し 大家族に福をもたらした

 誰よりも楽な人生を送っている人はいませんが、ただ誰よりも人生の真理を分かった人がいます。秋桂さんは「以前、一生懸命お金を稼いで物質的なものや快楽を求めていたが、修煉してからは何のために生きているのかが分かりました。私は今、とても充実しており、健康的に生きています。そして時間を大切にしてより多くの人々に、法輪大法は良いものであることを伝え、知ってもらいたいと思っています」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/17/427011.html)
 
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