【明慧日本2021年6月26日】吉林省通化市の法輪功学習者・張巧蕾さんは不当に6カ月拘禁された。娘の王美琪さんと、張さんの姉の張巧秀さんは、張さんの無罪を訴えたが、2021年4月19日の夜と2021年4月20日午前に別々に連行された。
2020年2月27日、張さんは人々に法輪功迫害についての真実を伝え、疫病を避ける方法を教えた。そのため、警官に連行された。翌日、保釈され帰宅した。同年12月9日、張さんは再度連行され、通化市留置場に送られ、拘禁された。
張さんの両親はすでに亡くなり、夫も若くしてこの世を去った。張さんは連行されてから、大学生の娘と姉2人は法律に基づき、張さんの無罪を訴え、解放を求めて奔走した。
2020年12月21日、娘と姉2人は、通化県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官・朱文鑫に呼び出され、張さんの逮捕令状を取りに行った。しかし、国保と通化県派出所の警官に「公務の妨害」という罪に問われ、その場で連行された。
張さんの娘と張さんの3番目の姉が15日間拘留され、2番目の姉は13日間拘留された。その間、娘は大学院の受験期間だったので、受験に行くことは許可されたが、受験後また拘留された。
2021年2月19日午前、娘は『通報手紙』、『母を家に帰らせて』という手紙を柳河検察庁、裁判所、通化市検察庁の紀律監査部門、通化市検察庁通報センターに郵送した。その翌日、張さんの姉たちも『通報手紙』、『母を家に帰らせて』を通化県紀律委員会の書記・張巍、通化市公安紀律検査監査チーム長・馬涛、通化県の人民代表大会の主任・劉玉峰、通化県政府婦人連合会の主任・栗敏にそれぞれ郵送した。
2021年2月21日、張さんの家族は、張さんに逮捕令状を発付した通化県検察庁の検察官・李宗原を「権力の乱用、職務の怠慢、枉法徇私」という違法行為で、柳河県検察庁に訴えた。
しかし、2021年4月19日、張さんの娘は柳河県公安局、通化県公安局の国保の警官に吉林師範大学から連行され、宿舎も家宅捜索された。当日の夜、娘は通化県公安局に連れて行かれた。
その翌日の午前、張さんの2番目と3番目の姉2人は家を出てすぐ、通化県公安局の警官に尾行され連行された。
柳河県公安局の警官は張さんの姉2人を尋問した。尋問の内容は手紙を出したことについてだった。2番目の姉は当日の午後に解放された。
その後、5月26日、娘と張さんの3番目の姉が柳河検察庁に逮捕令状を出されたという。