上海女子刑務所で洗脳迫害を受けた姚桂珍さんが危険
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 【明慧日本2021年7月3日】(上海市=明慧記者)上海市宝山区の法輪功学習者・姚桂珍さん(60代)は、懲役4年3カ月の実刑判決を言い渡された後、2021年5月26日に上海市松江女子刑務所に拘禁された。現在、姚さんは洗脳による迫害を受けて指紋を取られ、法輪功を放棄することを強要されたため、血圧が260/110mmHgまで上昇したが、刑務所は依然として家族の仮保釈申請に応じない。

 姚さんは2019年4月25日の午後、学習者・王秋菊さん、範晩霞さんと一緒に連行され、同市の宝山区留置場に拘禁された。2019年5月31日、姚さんと王さんに不当な逮捕状が発付され、範さんは保証人を立てて尋問を待つという条件付きで解放され、帰宅した。

 2020年7月29日、静安区裁判所は姚さんに懲役4年3カ月、王さんに懲役1年4カ月の実刑判決を下した。姚さんは控訴したが、2020年11月29日、上海静安高等裁判所に一審判決を維持され、さらに2万元(約34万円)の罰金を科された。

 姚さんの家族は2021年5月末、姚さんが2021年5月26日に上海松江女子刑務所に移送されたという通知を受け取った。

 2021年6月12日の正午、家族は女子刑務所からの電話を受け「姚桂珍の血圧が高くなったので、6月15日に刑務所に来てほしい。その時に医師が状況を話す」と言われた。それを知った家族は非常に焦った。

 6月15日、家族は女子刑務所に着くと、姚さんが高血圧のため、6月10日の夜に上海刑務所総合病院に運ばれたと告げられた。その時、刑務所病院の医師が家族と通話し、病院に運ばれた時の姚さんは血圧が260/110 mmHgまで上昇し、危篤状態に陥ったが、いまは正常になったことを伝えた。

 医師の電話を通じて、家族と姚さんは少し話をした。姚さんは「体が非常に辛く、何回も死にそうになった。2人の受刑者が私の手を掴んで、強引にサインをさせられた」と話した。

 家族はすぐに刑務官に仮釈放を求めたが、刑務官は「仮釈放の条件を満たしていない」と言った。最後に、警官は家族に「私は母の現在の状態を知っています」という言葉を書くように言った。

 姚さんはすでに2年以上拘禁されている。罪悪をこれ以上続けさせないように、各界の人々に姚さんのことに注目して頂けるよう呼びかけている。

 姚さんは今まで、1999年7月、2005年の師走23日、2007年7月25日、2014年3月26日に、連行され迫害を受けたことがある。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/28/427515.html)
 
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