上海の戴之穎さんに懲役9年6カ月、罰金80万円を宣告
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 【明慧日本2022年7月9日】上海市の法輪功学習者・戴之穎さん(66)は2021年4月12日、河南省洛陽市の警官に身柄を拘束されて拘禁された。最近、戴さんは懲役9年6カ月、罰金4万元(約80万円)の不当判決を宣告された。そのため、戴さんの母親(88)は一人暮らしになってしまった。

 上海市普陀区新村路に在住の戴さんは、2021年4月12日、自宅で市公安局、普陀区公安局の警官7、8人に甘泉派出所まで連行された。自宅にあったノートパソコン1台、携帯電話などの私物も押収されたが、何の関連手続きの書類も提示しなかった。当日夜、戴さんは洛陽の警官に、洛陽まで連行された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 これまで戴さんが受けた迫害の事実は下記の通りである。

 戴さんは1996年に法輪功を学び始め「真・善・忍」の教えに従い、心を修めている。1999年の7.20以降、戴さんは法輪功を学んでいるとして、610弁公室に監視、尾行され、嫌がらせを受けた。迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。2000年12月、戴さんは山東省で身柄を拘束され、上海に移送され、懲役8年の実刑判決を言い渡され、上海松江女子刑務所で迫害を受けていた。2008年12月、戴さんは出所した。

 2010年2月、戴さんは騙されて、居民委員会に行ってから身柄を拘束されたが、数日後に解放された。その後、何度も610弁公室に嫌がらせを受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/2/445670.html)
 
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