同修の私心がもたらした損失を見て、自分を修める
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文/中国の大法弟子

 【日本明慧2021年7月10日】最近、同修のAさんからある出来事を聞いたのですが、この件についてみなさんと交流して、切磋琢磨する必要があると思いました。

 実は、Aさんは市場で、生活雑貨を売っている女性店主と出会いました。 彼女に「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と誠意を込めて念じれば、災いを幸運に変えることができると話しました。その女性はAさんの言う通りに念じたら大いに効果を得ることができたので、大法のことに賛同し 、大法を実践してみたいと話しました。Aさんは市場へ真相を伝えに行くたびに、その雑貨店に立ち寄って、店主と雑談をします。時にはその店主から三退に賛同した人達の名前リストを渡されることもありました。

 しかしある日、Aさんが再び市場に行って店主に話を聞くと、法輪功を修煉している人が小豆などの商品を売ってくれるのですが、小豆の品質はあまりよくなく、多くの異物が混入しているため、利益がなかっただけでなく、損失をもたらしたと教えてくれました。 彼女は、法輪功の人たちは良い人たちだと思っていたので、理解できないと言いました。

 この話を聞いたとき、私もとても嫌な気持ちになり、このことについて同修と交流したいと思いました。 しかし、この記事を書いている途中で、ふと、「師父は、物事がうまくいかないときにはまず自分のことを探すようにと言っておられました」、「この件を聞いた私はきっと自分にも何か人心があるかもしれない」と思い、まずは自分のことを探そうと思いました。おそらく利を重んじる心だけでなく、多くの人心があるはずです。例えば、他人のためでなく、「利己主義」でも常人のモラルの許容範囲内でなければなりませんが、私たちは修煉者であり、宇宙大法を修めており、他人のため、すべての衆生のための大法徒であり、すべての存在のために、他人のことを第一に考えるべきです。なぜこのように他人の利益を損なうようなことができたのでしょうか ? 私はAさんを見つけて、この件を挽回するために、黙々とAさんに協力しようと思いました。

 私はAさんに頼んで店主に小豆の件でどれだけのお金を補償したのかを聞いてみることにしました。その店主に大法について否定的な考えを持たせてはいけないと思い、私はそれを賠償しようと決めました。現在、常人を救うことはどれほど難しいことでしょうか? もっと肝心なのは、彼女が大法の修煉に入ろうとしていることであり、私たちの言動が法に則っていないからといって、彼女を押し出すことはできません。 彼女は大法の恩恵を受け、大法を肯定的に理解していますが、大法をより深く理解することができません。 なぜなら、私が最初に法を得たばかりのとき、私は傍にいた同修から学び、古い学習者たちがやっていたことを見てそれを見習っていたからです。つまり精進してない学習者と一緒にいれば彼らに準じ、精進している学習者たちと一緒にいれば、また違った状態になっています。後になって法を学んでいくうちに、私達は学習者に準じるのではなく、大法こそが広大な全宇宙の真理であることを徐々に知り、理解しました。

 以上は現在の私の浅はかな理解ですが、不適切なところがあれば、ご叱正願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/27/426207.html)
 
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