メキシコの学習者、真理を見つけ内心の平安を得た
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文/メキシコの大法弟子

 【明慧日本2022年5月21日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 私は定年退職した会計士で、息子と夫と一緒に暮らしています。私は2020年3月に息子のヨナを通して修煉を始めました。ヨナは2019年、通っている大学で法輪大法を知って修煉を始めたのです。

 息子は毎日私を呼んで一緒に学法をしました。短い間で私の心身に徹底的な変化が起こりました。最初の数週間、体がすっかり軽やかになって、その後、体が浄化されることが2週間前後続きました。その間の一番強い反応は激しい頭痛で、特に後頭部全体が赤く腫れて、目が開けられないほどズキズキしました。その間私はよく寝ました。息子はそばに坐って『轉法輪』を読んでくれました。

 当時、新型コロナウイルスが流行し始め、私たちは家で自粛していたので、学法をする時間が十分ありました。毎日『轉法輪』を学び、師父の説法ビデオを見て、師父の各地での説法を多くの時間をかけて読みました。

 数カ月の中で、神韻公演を見て、明慧ネット上の修煉体験の文章を読んだ後、法輪大法の奥深さ、および過去に接触した宗教の教理と異なっていることを、私はもっと理解できました。

 短い修煉の中で体得したことを以下に話したいと思います。

 真理を見つけ、内心の平安を得た

 修煉することが私にもたらした最初の大きな収穫とは、より多くの知識、新しい技術、人生の指導などを探すことから解脱させてくれたことです。それは実はとても疲れますので、法輪功の修煉を決心した時から、それらを探すことをやめると、心がやっと安堵して、多くの時間と精力を節約でき、今ではその時間を大法の修煉に注いでいます。

 大法を修煉するまで、宗教の最も伝統的な教えでも、私の真理への渇望を満たすことはできませんでした。宗教の教えは私の疑問に答えることができなかったのです。

 「多くの人は長年の練功を経てきていますが、練功したことのない人もいます。ところが彼の一生の中に真理や、人生の真諦に対する追求があり、思索があります。そんな人はいったんわれわれの法輪大法を学んだら、人生の中で知りたくても答えが得られなかったたくさんの問題がたちどころに分かるようになります」[1]と師父は説かれました。私が真理を求める過程はまさしくその通りでした。過去の経験はすべて、後に法輪大法を受け入れるための土台となり、「法輪大法こそ長い間渇望していた真理である」とたどり着くための準備だったのです。

 初めて『轉法輪』を読んだ時から、これはとても特別で内包が深い本だと気づきました。本に書かれた原則と真理は、現実を超越したいと願っている私にとっては、精神的な解脱をくれた「良薬」のようです。例えば、「人間の最初の生命は宇宙に起源を持つということです」[1]、「返本帰真することこそ、人間としての本当の目的です」[1]のような言葉でした。

 学法をする時、大法に対する限りない感謝、驚嘆、光栄と崇敬の気持ちで涙が溢れたことが何度もありました。法理は一歩一歩私の生活に指導を与え、私を哀愁から解放させました。また、宇宙の広大さと奥深さの前で自分の脆弱さ、傷つきやすさ、弱さを意識させてくれました。

 本当に人を高いレベルに導く正法の中で修煉し、師父の要求に従い理性的に、厳粛に、正直に修煉することができるのは、この上ない光栄です。法輪大法を修煉することは私の一生の中で最も貴重で、最も意義のあることでした。

 最初の数カ月、自分が大法弟子に対する高い基準に達することができるかどうか分からないために、多くの迷いがありました。よくできない時、自己評価が低い時に、私は立ち止まって反省し、大法を修める決意を確かめます。自分自身に責任を持ち、大法の要求を遵守しなければならないと思いました。師父は「自分の足りないところを探し、その後より良く振る舞えば、それが即ち修煉です」[2]と説かれました。

 グループ学法に参加、心性の摩擦の中で向上する

 法輪大法の修煉を始めて5カ月後、私と息子以外に大法修煉者が一人もいない町から、安定した学法グループがあるA市に引っ越しました。A市の大法弟子の多くは台湾や中国から来た人で、中には20年以上修煉してきた古い弟子もいます。対面で学法、交流とグループ煉功をし、一つの全体になって助け合うことは、それまで明慧ネットからしか読んだことがなく、A市に引っ越してきたことをとても喜んでいました。

 しかしその喜びは長く続かず、そのグループで私の執着が少しずつ暴露してきました。師父はグループの中の人や事を利用して私を挫折させ、自分の執着を認識させました。修煉して以来、最大の心性の試練はこのグループのメンバーとの付き合いから来ています。同修たちとの間に起きた心性の摩擦を感謝したいのですが、それは今の私にとって容易なことではありません。

 修煉の縁を大切にする

 今、私は心から、大法を最後までしっかりと修めて、師父が要求されている「三つのこと」をしっかりと行うことによって大法弟子の責任を果たしたいと思っています。

 正法を修することは非常に貴重で、すべての同修に修煉の機会を大切にしてほしいと思っています。特に大法が私たちに与えてく出さった圓満成就の機会を逃さないことを望んでいます。師父に心から感謝しています。 

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の著作:『ニュージーランド法会での説法』

 (2021年メキシコ法輪大法修煉体験交流会の原稿)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/28/435228.html)
 
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