法を心の中に入れましょう
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年3月3日】退職前、私はもしかしたら私に宇宙の真理を教えてくださる師父がいるかもしれず、いたらいいなぁという考えがありました。ある重病の時、私は「師父、どこにいますか」と叫んで声を上げてひどく泣き出しました。

 一、法を得て、法を暗記する

 1999年7月、私は大法の修煉に入りました。初めて『轉法輪』を見た時、師父の写真を見て、これは私が探している師父だと思いました。

 『轉法輪』の「論語」を一回読んだ後、私は一文ずつ暗記して、約一週間で「論語」を覚えました。それから第一講を読み上げると、また暗記を始めました。私は一文を読んで一文を暗記していました。毎日、「論語」から暗記を始めて、その後第一講に入りました。このように、1カ月を経て、第一講の一部だけを覚えました。その後、他の地域の同修は、「あなたは修煉したばかりなので、次元が低いので、『轉法輪』を覚えることができません」と私に言いました。彼の話を聞いて、『轉法輪』を暗記することから読むことに変えて、その代わりに『洪吟』と『精進要旨』を暗記し始めました。

 大法を修煉するため、中国共産党に拘束され、労働教養をさせられました。その期間に、私は『轉法輪』の第一講の一部と、『洪吟』、『精進要旨』の数十篇、また師父の各地での講義の一部を暗唱することができました。覚えた法を一回暗唱したら、約三日間かかります。毎日、私は大量の時間を利用して、法を暗唱し、繰り返して暗唱していくと、師父が私の隣におられるのだと感じて、私は惑わずに暗唱できました。

 労働教養所の中には、邪に悟って同修を転向させる人がいました。私は彼女と接触する機会を利用して、彼女に「道法」、「警告の言葉」、「大法は堅固にして破壊不可能である」などを教えて、暗記させました。大法の無辺の法力は彼女を目覚めて、ついに修煉の道に戻りました。このことのため、私は11カ月の教養期間を延長されました。

 もう1人、邪に悟って、同修を転向させる人が現れ、刑務所は彼女が1人で私に話しに来るように手配しました。そこで私は彼女に、「警告の言葉」、「道法」、「米国フロリダ法会での説法」を暗唱させました。しばらく経つと、大法の力が彼女を完全に目覚めさせました。彼女は警官に、「私が人を転向させる行為は間違っています。私はこのことをやめます」と言いました。その後、彼女は私と同じように厳しく扱われました。

 労働教養所は私にいろいろな迫害を行ったが、効果はありません。彼らは私に対して、為す術がありませんでした。私は穏やかに一つ一つの関を乗り越えました。同修を転向させようとしていた同修も目覚めて、再び修煉の道に戻り、師父がおっしゃる通り、「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」[1]

 2011年の後半、私は家に戻りました。家に帰ってから、私は『洪吟』、『洪吟二』、『洪吟三』を暗記した後、またもう一回『轉法輪』を暗記しました。最初は、一段落、一段落と暗記して、一節の段落をすべて暗記したら、またその一節を一回読んで、一つの講をすべて暗記し終わったら、その講を全部読んで、また『轉法輪』を全部暗記して、またもう一回全部を読みます。一方、このように自分が覚えた部分が正しかどうかをチェックして、正しくないところがあれば、もう一度暗記します。もう一方では、法を系統的に心の中に覚えて、暗記する時、句読点もしっかり覚えて、同時に文字の位置も覚えるようにしました。このように、一か月以内に『轉法輪』を全部暗記してから、私は一節の各段落を繋いで暗記して、一節一節を暗記しました。

 私は法を暗記する過程で、絶えず自分の不足を探して、絶えず自分を正します。私は一節一節を暗記して、去年12月から今まで、私は『轉法輪』を毎月一回の割合で暗記します。この過程で、ほぼ毎日眠い魔や、睡魔の魔と戦って、怠惰の心、苦しみや、疲れを厭う心、安逸心などに対してもずっと戦っています。時々、私は師父が隣にいて、私を見て、私を守ってくださっていると感じています。同時に、私の使命は私を緩めないで、もっと多くの法を暗記するようにと督促していると感じています。

 私は資料を配って、人に直接真相を伝えたばかりの時、師父に、「師父、私は幾千幾万の人を救い済度します」と言いました。私は毎日自分が勧めて三退する人数を記録して、約三年間を経て、私を通して三退した人数が一万を超えたので、その後、私は数を記録することはやめました。

 私は同時に、地元の同修間の協調の仕事を行い、常に各地の同修に護身符とネット封鎖を突破する二次元コード、また同修が必要なものを送っています。同修には何かあったら、私はできる限り手伝って解決してあげます。こうすれば、時間は私に対して、最も大事になりました。だから、私は何を行っても、例えば歩く時、歩きながら、真相を伝えたり、或いは法を暗記したりしています。

 時々、朝7時に家を出て、夜7時に帰ることもあります。こうすれば、当日には深夜2、3時まで計画していた一節の暗記することができます。ある晩、『轉法輪』の「第八講」の「周天」の一節、「歓喜心」の一節、「口を修める」の一節を暗記して、次の日の朝4時まで暗記し終わって、少し寝て、また朝7時に事前に約束した同修と会いに行きました。私は法を暗記した時、師父は私の隣におられるのだと深く感じて、私の正念を加持し、睡魔を取り除き、私の智慧を開示してくださると感じています。

 ある日、遠いところに住む同修から、私に彼女の家に行ってほしいというメッセージが来ました。私は彼女と労働教養所で知り合いました。彼女の家に行くと、彼女は学校に行ったことがないのに、法輪大法を修煉してから、大法の本を読むことができるし、『洪吟』シリーズの中の三つを覚えて、『精進要旨』の数篇の経文も覚えたことを初めて知りました。彼女は労働教養所から釈放され家に帰って、『轉法輪』を暗記し始めました。今すでに『轉法輪』の第一講を暗記しました。彼女は毎日真相を伝え、一日約数十人、二十数人の三退を行って、またネットから真相情報をダウンロードして、資料を作って、真相冊を作ったり、お守りを作ったりしています。彼女はすでに70歳以上ですが、とても若く見えます。師父がおっしゃったように「修煉の到達点は、悟りの到達点であり、心性の基準の到達点であり、知恵の到達点でもあるからです」[2]

 二、自分自身と家庭

 私は『轉法輪』を覚えた後、毎回全部暗唱し終わったら、法を読む時、或いは暗記する時、すぐ全身にエネルギーが溢れとても強いと感じます。師父の法「この功は完全に人を自動的に演化しますので、功が人を煉るあるいは法が人を煉るということになります」[2]を体験しました。私は第二式と第五式の功法煉功する時、体が空の状態になって、周りの環境も空の状態になって、とても心地良いと感じて、全身が固定されたように、本当に師父がおっしゃった「ただ自分の思惟があるだけで、わずかな意念だけが自分が今ここで煉功していることを知っています」[2] のようです。発正念する時、体が空の状態、環境も空の状態も感じて、自分の手だけがここで発正念していると知っています。夜寝る時、夢の中で邪悪と出会ったら、私は「法は乾坤を正し、邪悪は全滅する」[3]と叫びます。

 私は夫とは別々の部屋で暮らしています。数年来、夫は私の部屋に邪魔をしに入ったことがありません。私の年金は1999年10月から中止されました。夫の年金を私は勝手に使わせてもらっています。家事なども夫が積極的にやってくれます。家のいろいろな費用は子供たちがすべて用意しています。

 私の一人の子供は国営企業でリーダーとして働いています。二人の孫は重点大学で、長孫は卒業して、すでに仕事をしています。

 数日前、私の一人の子供(同修)は病業の関があって、状況がますます重くなりました。私は「『轉法輪』を暗記して」と言いました。三日後、子供の病業が全部消えました。

 ある同修と一年ぶり会うと、私を見て驚いて「あなたは若くなりました。そろそろ80歳なのに、黒髪が出て来ました」と言いました。

 ある日、私はある女性に真相を伝え、三退をさせて、また彼女に『九評共産党』と『共産主義の最終目的』を送りました。彼女は私に感謝した後、私の名前を聞いたので、教えました。彼女は驚いて、「あなたのことは知っていますよ、数年前あったことがありますよ、あなたは若くなって、私は全然認識できませんでした」と言いました。

 迫害の当初、派出所の警察官は、「この人(私のこと)の家族は苦境から抜け出せないようにします」と言いました。私は「人が決めることでなく、大法の師父が決めることです」と言いました。現在師父は私のすべてを按排して、私のすべてを決めて、「修は己にありて、功は師にあり」[2]

 三、環境

 大法への迫害から、私はずっと監視されています。特に江沢民を告訴した後、毎日一日中監視と尾行されていました。監視する人員は、警察官、また政府の総合治安整理オフィスの人もいて、私がどこにいっても、彼らは尾行しています。そして私の家のマンションの下に多くの監視カメラを付けています。敏感日や、祭り、また祝日の場合、公安局の人員や、派出所の人員は必ず私の家に攪乱してきます。

 近年、状況が徐々に変わってきます。前年二回は家に来ました。一回目は区の公安局の人です。家に入ると、私は彼らの名前と電話番号を登録して、彼らに真相を伝えています。私はリーダーの人に、「あなたは法輪功を迫害して、大きな罪を犯しました」と言って、彼は「分かります」と言いました。私はまた「あなたは手柄を立てても自分の犯した罪を償わなければいけません!」と言うと、彼は「分かります。分かります」と言いました。私は彼らに、強制的に他人の家に入ることに関わる法令条文を渡し、「帰ったらしっかり見て下さい」と言いました。二回目に、派出所の人員が来ても、家に入らず、玄関の所でいろいろ聞きました。

 去年から、監視や尾行がなくなり、私の家にも来ていません。ただ4月25日の時、区の公安局の車が来て、マンションの下で三日間停まっていました。

 2021年4月25日、私は窓から総合治安整理オフィスの人が下にいるのを見ました。その中に、私が真相を伝えて、三退した人がいたので、彼を招き入れ家に来てほしいと呼びました。彼は上がって来て、私は自分が今『轉法輪』を暗記していることを教えて、また彼に二つのネットで真相を理解することができる二次元コードを渡し、使い方を教えました。彼は「ありがとうございます」と言って、嬉しそうに帰っていきました。知らない内に、二つの区の公安局の監視カメラが外されました。

 法輪大法の法力は無辺であり、私の修煉環境を変えました。本当に師父に感謝いたします。大法に感謝いたします。

 結語

 師父は、「一切の功、一切の法はすべて本の中にあり、大法を通読すれば、おのずと得るのです」[4]とおっしゃいました。

 師父の法を勉強して、「『轉法輪』を覚えて、できるだけ早めに覚えれば、どこにいっても暗唱することができるでしょう。私の心は時々刻々に法の上に立ち、こうすれば、旧勢力の按排が役に立たなくなるでしょう」と考えました。旧勢力は旧宇宙の滅の時期の神しかないので、師父が法を正す後の新宇宙はとても素晴らしいのです。私たちは師父の弟子として、この世へ来る目的は師が法を正す事を手伝うことです。師父は私たちに「高次元の法を必ず徹底的に学んで、どのように修煉するか分かるようにならなくてはいけません」[2]と教えてくださいました。ですから、法の勉強は自分自身にかかっています。

 私は常に法を心の中に入れて、自分を法の中に溶け込ませ、絶えず法で自分を律し、自分を向上させます。

 不適切な所があれば、是非慈悲にご指摘お願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作『精進要旨二』「妨害を排除せよ」
 [2] 李洪志師父の著作『轉法輪』
 [3] 李洪志師父の著作『精進要旨二』「正念を発する時の二種類の手印」
 [4] 李洪志師父の著作『精進要旨』「師を拝む」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/20/438884.html)
 
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