【国際オンライン法会】 疫病期間中に大法を得て懸命に努力する
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2021年7月27日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修のみなさん、こんにちは!

 2020年、中国ウイルスのせいで外出禁止時期の7月か8月頃、私は夫と一緒に大法を修煉し始めました。

 2018年11月、私はオーストラリアに来ました。ある日、市場に野菜を買いに行くと、ドアの前にいた年配の女性が私に紙を渡して、「子供の頃に身につけていた赤いスカーフ(中共組織の少年先鋒隊)から退きましたか」と聞かれました。私は何も答えず、ただ丁寧に紙を受け取って立ち去りました。車に乗り込むと、法輪功の文字をチラッと見て捨ててしまいました。小学生の頃、学校で「焼身自殺」の偽事件で何度も洗脳された私は、法輪功という言葉を目にしても、それを知りたいとも思いませんし、接したいとも思いませんでした。

 大学時代、各方面で優秀な成績を収めていたため、先生から中国共産党(以下、中共)のメンバーに推薦されました。しかし、いざ出国して離党しようとすると、そう簡単にはいかず、向こうは何度も何度も理由をつけて延期してきました。夫はその時、「○○党に入ったら、そう簡単には出られないよ。世界に一つしかない組織だから、入ったら出られないよ」と言っていました。

 実際、私も出国するまでは「リトル・ピンク」(中国で、1999年代以降に生まれた若い世代の民族主義者)でした。あの離党の経験から、少し心にしこりが残っていましたが、さらに、普段から強制退去を経験した友人からは「○○党は、実際に接していなければ、どれだけ悪いかわからない」という言葉も私の心に少し波紋を引き起こしました。

 2020年になり、武漢で中共ウイルスが発生したときに初めて、○○党の素顔がだんだんはっきりと見えてきました。中国では、「三年大飢饉」の実態も、6月4日の天安門事件の真相も、中共による法輪功学習者(以下、学習者)への生体臓器摘出も知られていません。そして、私は「○○党の話は逆に聞くべきだ」という結論に至りました。

 夫の健康状態は昔から悪く、気功をしたり、独学で漢方薬を学んだり、薬草を飲んだり、運動をしたり、止むことはありませんでした。できる限りのことをやってみましたが、何をやってもうまくいかず、次第に気性が荒くなっていきました。オーストラリアに移住したとき、私たちは新しい環境に慣れず、家の中は毎日戦争状態でした。子供たちが言うことを聞かないと、夫は怒って、子供たちが小さいときにきちんとしたルールを決めなかったことで私を責めました。私たちは怒りに任せて子供を叱ると、その時は子供達が黙っていても、次の日にはまた跳ね返ってくるという悪循環に陥りました。

 家には3人の男の子がいて、けんかや嫉妬などは日常茶飯事です。心の中の怒りを払拭できない夫は、ゲームを始めました。家事はすべて私にかかってくるのに、夫の体調も気にしなければならなのいです。夫は夜よく眠れないと、次の日は暗い顔をしているので、あまり話しかけられないのですが、子供は顔色を伺うことが出来ず、騒ぎ続けます。一時的に、買い出しに行っても、彼が一人でいると何かあったのではないかと心配して、急いで帰ってきたこともありました。ある時、漢方医に診てもらいに行った時、夫は機嫌が悪く、とてもスピードを出して運転していました。私は、もし本当に何かが起こったら、フォローしたいと思いました。 我が家では、もう「絶境に立たされていた」とも言えました。

 しかし、ある日突然、私が部屋に入ると、携帯電話を見ていて夫は、私が入ってきたのを見て、顔を上げて微笑んでくれました。彼の笑顔を見るのはどんなに久しぶりでしょうか、とても温かく、穏やかな笑顔でした。彼はまるで別人のように、彼から恨みや頑固さが消えて、全体が穏やかになり、春のそよ風のように感じました。彼は『轉法輪』を読んでいると言いました。それから私たちは座って話をしました。

 以前、ネットで神韻を見たとき、たった30秒の紹介動画を見て、見るたびに泣いてしまいました。今、『轉法輪』を読んで、彼が理解できなかったことや、心の中で悩んでいた疑問がすべて解消されたのです。そして、こんなに年月をかけ、ついにその答えを見つけたのです。そこで、彼は法輪功の修煉を決意しました。

 彼が急に大きく変わったのを見て、私は試しにやってみて結果を見てみようという気持ちで『轉法輪』を読み、一緒に五式の功法を練習しました。私たちは一緒に勉強したり、交流したりしましたが、2人とも何かよく分かりませんでした。そして、インターネットで調べてみると、メルボルンには煉功があることを知り、とても嬉しくなりました。

 外出禁止が解禁されたら、すぐにでも煉功場を見に行こうと思っています。主人を一人で行かせて、私は家で子供と一緒にいるつもりでした。それを聞いた子供は、早起きが苦にならず、一緒に行こうとし、そして家族5人は朝4時に、公園の煉功場に行きました。しかし、公園に着いてみると、真っ暗で、煉功する人が見えませんでした。もしかしたら解禁されたばかりで、集まれず、みんなが煉功に出てこなかったのではないかと思いました。

 帰宅後も何度か連絡するうちに、ようやく一人の欧米人の学習者を見つけると、私たちが行った公園の煉功場では、土曜日の朝9時からグループ煉功をしていると教えてくれました。私たちは、その土曜日を不安に思いながらも楽しみにしていました。夫は、公園の坂道を通り、法輪大法の看板が立っているのを見たとき、やっと見つけたという感じがしたと言いました。

 毎週土曜日、私たちは功法を習うために煉功場に行きました。私たちが最初に接した大法弟子は功法を教えている年配の女性でしたが、彼女はとても親切で辛抱強い人でした。私たちの動功の動きを丁寧に教えながら、自分のマットを私たちに使わせて、買い物袋の上に座って第五式の動きを見せてくれました。交流する際、家のお隣さんのかわいそうな話をしていたら、彼女が涙を流しました。私は驚いて「大法弟子は本当に優しい」と思いました。このような話を聞くと、私はただ憤りと哀れみを感じるだけなのですが、彼女は涙を流しました。これは中国国内で触れたことのない真心と優しさです。その後、彼女は私たちに学法の勉強会を紹介してくれました。そこで私たちは、より多くの大法弟子と接触し、一緒に法を学びました。

 私も夫も働いていないので、家で煉功をして、法を学び、よく法理について交流しました。学法をしてから、家の状況が大きく変わりました。私たちが変わったので、子供たちも口喧嘩や喧嘩をしなくなり、家の中は平和になりました。

 しかし、私たちも、自分たちの生活の快適さを重視するという問題点に気づきました。家では学法と煉功をして、2人とも喧嘩をせず、子供との衝突もなくなり、何もかもが快適です。しかし、修煉とはそんなに簡単で快適なものでしょうか? 私達がこの心に気づいたらすぐに、師父は私たちのために按排してくださいました。

 地元の同修が運営しているメディアが、新規事業を立ち上げることになり、スタッフが不足しているので、手伝ってくれないかと言われました。そして、それをきっかけに、新たな修煉の道を歩み始めました。同時に、私たちのグループ学法も、このメディア学法グループに変わりました。

 あるとき、学法が終わったあとに、グループは交流を始めました。子供の頃から修煉していたある同修が、自分の嫉妬心について、交流しました。それが私の心を揺さぶり、深く刻み込まれたので、今でも同じように自分の執着心を掘り下げて、皆と交流します。執着心を見つけて、それを排除するとすぐに取り除くことができることに気付きました。毎回の交流会では、みんなそれぞれ自分の経験を共有するので、とても楽しく、毎回多くのことを学ぶことができます。

 2人は働きに出ても家事は変わらないので、とても忙しくなりました。しばらくの間、法を学ぶ時間が少なくなり、すぐに不満や悔しいなどの常人の心がいろいろと出てきました。さらに、夫を仕事に行かせて、自分は家にいて家事をする方が焦らなくて済むとさえ思っていました。夫は「なんであの時仕事が来たんだ?  安逸心を取り除き、より良い修煉のために環境を変えられたのではないか」と言いました。私はそれで目が覚めました。

 また、子供たちのおかげで、私の執着心を多く取り除くことができました。子供たちと衝突したとき、私はいつも内に向けて非を探し、たくさんの執着心を取り除きました。また、私たちは中国国内の大法弟子の家族のやり方を見習い、毎晩、自分の悪いところ、他の人の良いところを探すようにしました。子供たちはより穏やかになり、ケンカは悪いことだと知り、自分の欠点を見つけたり、他人の良いところを見たりできるようになりました。また、明慧ラジオをかけて、家族でよく聞いていました。

 あるとき、子供達と新聞を配りに行った時、子供が突然、「お母さん、法輪大法を修煉をして良い人になった人はいるの」と聞いてきました。私が答える前に、もう1人の子がすぐに「いるよ、ほら、パパも昔は気性が荒かったけど、今は良くなったんだよ」と言いました。子どもたちは、私たちの変化の証人です。

 昔は6時に起きて静功をして、その後は学法してから、その日の朝食と昼食の準備をしていました。そのあと、子供たちが休みの時に、輔導員のお姉さんが5時半からの学法に誘ってくれました。法を学んだ数日後、私は静功をする時間がないことに気づきました。そのとき、彼女が言ったことを思い出しました「時間が足りないと気づいたら、睡眠時間を削って、3時に起き、発正念をして、それから法を学び、煉功します。煉功は寝るよりも良いことです」。それで、私は4時半に起きて、静功をして、5時半に法を勉強します。これを1週間続けると、毎日心が穏やかになり、子供の騒がしさや忙しい家事や仕事でも心がかき乱されず、刻々と何事でも大法で量ることは何とも言えない気持ちになり、とにかく気持ちがいいのです。

 ある日、子供がすねてしまいましたが、私はそれにとてもうまく対応しました。夫は、こんな私を見たことがないと言っています。以前子供がすねていたとき、私はいつも途方に暮れていました。夫がそばで教えてくれても、全然役に立たなかったのです。結局、私は妥協し、子供をおだてて、譲って、放っておいただけでした。今では、強い正念を持って「すねている」(執着している)子供を起こし、冷静に大法に沿ったことを言えるようになり、子供にエネルギーを与え、目覚めさせます。

 近隣にうつ病の人がいて、私はよく話を聞きに行くのですが、話をしているうちに彼女は泣いてしまいました。私たちは彼女に大法を紹介しましたが、長春出身の彼女は、海外に永住することはできないし、中共からの迫害を恐れて、やはり諦めてしまいました。大法弟子と接したことがある彼女の夫は、私たちにこんな話をしました。「迫害が始まってから、大法弟子であった同僚は、会社に迷惑をかけないように、自ら辞職し、退職する前に、自分の仕事を完璧に引き継ぎ、自分の机や椅子もきれいに片付けました」。近隣夫婦の2人は早くから「三退」をしていました。彼らは私たちの変化を見て、大法の素晴らしさを再び見ることができました。

 前はよく故郷の家族に電話をかけていました。大法を得た後、母に大法の話をしたことがありますが、それを聞いた母は、「関わらないで」と言いました。しかし、私は普通の言葉で、大法の法理、すなわち、すべてのことに内に向けて探すこと、徳と業力を持つ輪廻転生や、他人への配慮などについて母に話すたびに、母は賛同していました。今では、住宅を解体したお金を半分あげると言われても、「自分のものでないものは受け取れない」と母は言っています。

 実際、私のような共産党の世論に目を奪われている人が多く、大法に触れることができないため、法輪功という言葉を聞いた瞬間に抵触する人がいることも理解できます。今、私は普通の人が理解できる言葉で大法の真実を語り、皆に知ってもらい、皆が大法に触れ、真・善・忍の良さを理解できるようにします。

 最近家庭内で起きたこと、内向けて探すことについての文章を書き、メディアに送って発表し、夫と一緒に友人にも送ったりしました。すると誰かが本当に「それはとてもよく書かれていて、それは理にかなっています」と回答してくれました。。私たちは、ネットで真実を伝えるプロジェクトにも参加しました。トレーニングを受けたら、世の人が大法の真実を認識することをより良く助けることができます。

 一度、元神の周りに何枚も何枚もバリアが張られていて、身動きが取れないように感じた時期がありました。突破したいけどどうしようもなく、その壁は執着心や思想の業力だと思いました。私は「未来人の神話」というドキュメンタリーを見ました。中国を離れる前に、師父は弟子たちに 「しっかりと修煉しなさい 」と言われました。今の私にそう言って下さったような気がします。

 師父、ありがとうございます。

 同修のみなさん、ありがとうございます。

 (2021年国際オンライン法会)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/16/427055.html)
 
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