黒竜江省海林市の姚淑霞さんに懲役6年3カ月の不当判決
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 【明慧日本2021年8月2日】黒竜江省海林市の法輪功学習者・姚淑霞さんは海林市裁判所に懲役6年3カ月と罰金2万元の不当判決を宣告された。この判決を不服として、姚さんは牡丹江市中級裁判所に控訴した。しかし、同裁判所が原判決支持という結果を出したため、姚さんは7月8日、ハルビン女子刑務所に収容された。

 姚さんは以前、心臓病、眩暈症、胃病、腰痛などを患い、薬を飲んでも、湿布を貼っても治らなかった。1999年、姚さんは法輪功を学び始め、しばらくすると病気が完治した。しかし、その2カ月後の1999年7.20、中国共産党当局は法輪功迫害を開始した。迫害を恐れた姚さんは法輪功を止めてしまった。数年後、病気が再発し、何をしても病気が治らなかった姚さんは再び、法輪功を学び始めた。それから、姚さんは真・善・忍に従って、より良い人になるように努力し、誠実で善良な人になった。法輪功を学んで姚さんは再び健康を取り戻した。

 連行され拘禁される

 2020年10月29日、姚さんと連絡が取れなくなった家族は、家に置いてある法輪功書籍がなくなったとことに気づいた。その後、家族はいろいろなところへ問い合わせをした結果、姚さんが海林第四派出所に連行されたということを知った。情報筋によると、姚さんは、法輪功が迫害されている事実が書かれたチラシを街で貼っていた時、当局の法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じている人に通報され、連行されたという。

 親戚は拘留所で姚さんとの面会を要求したが、拘留所側は拒否

 2020年11月13日、姚さんの15日間の拘留期間が満了になったため、娘が迎えに行った。しかし、担当者は「姚淑霞は2020年3月に法輪功の資料を配ったため、第一派出所に連行された。当時、疫病蔓延中だったので、処理しなかった。これから、その案件の審議をするので、第一派出所に15日間、拘留する」と、娘に告げた。

 しかし、姚さんの娘が海林市公安局の国内安全保衛部門の大隊長に電話をかけると、姚さんが第一派出所の拘留15日間が満了になる前に、「お母さんはすでに牡丹江市留置場に移送し、刑事拘禁した」と伝えた。

 懲役6年3カ月の判決を下される

 2020年12月4日、姚さんは検察庁に陥られた。その後、検察は姚さんを裁判所に起訴し、懲役7年と罰金3万元の刑を請求したという。

 2021年3月30日午後、姚さんは海林市裁判所で不当に裁判を開廷をされた。突然の知らせを受けた家族はすぐに裁判所に駆け付け、傍聴しようとした。裁判所は事前に裁判のことを家族に知らせず、姚さんに弁護士を依頼することができるという話もしなかった。裁判所は姚さんに自己弁護するようにと言った。

 法廷で裁判官は姚さんに「罪を認めるか」と聞くと、「認めません。真・善・忍に従うのは罪になりません。私は十数人の警官に連れられて、電柱一つ一つに法輪功のチラシを貼るように言われました。その状況下で写真を撮られたため、それはニセの証拠です」と姚さんは話した。

 2021年4月8日、姚さんの娘は裁判所に行って、母のことを尋ねたが、裁判官は「母親に懲役6年3カ月の実刑を下した。10日間の控訴期間がある」と話した。

 判決を不服とした姚さんは中級裁判所に控訴した。姚さんの娘は法律に関することを調べ、弁護の重要性を認識し、母の弁護人になろうと考え、牡丹江市中級裁判所に家族弁護人として、申請の手続きをした。

 しかし、1カ月後、牡丹江市中級裁判所は法律を無視し、原判決維持という結果を出したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/23/428560.html)
 
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