湖南省の付淑梅さん 洗脳班の迫害で半身不随に
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 【明慧日本2021年8月26日】湖南省岳陽市の汨羅(べきら)市の法輪功学習者(以下、学習者)・付淑梅さん(74歳女性)は2017年11月上旬、洗脳班に連行された。その3日後、帰宅した付さんは腹痛を起こし、大汗をかき、尿失禁の症状が現れた後、意識不明になり目を覚ましたが半身不随になっていた。

 付さんは1997年8月(旧暦)のある日、突然、排尿痛、便が出ない状態になった。その症状が長く続き、とても苦痛だった。9月の初め、商売の友人に会った付さんは、その友人に「私は今、法輪功を学んでいます。この功法はとても病気治療に素晴らしい効果があるので、一緒にやりませんか」と勧められた。付さんは「やってみます」と、夜になって友人の家に行き、法輪功を学び始めた。友人の家に一晩泊まって、翌日には帰って仕事をした。夜にまた友人の家に行く、そうやって法輪功を学んだ。3日後、付さんは排便・排尿が正常に戻り、元気になってとても喜んだ。

 そして、付さんは法輪功の修煉をし続け、法輪功の教えの「真・善・忍」に従って自分を要求した。

 しかし、1999年7.20、中国共産党の江沢民グループは法輪功迫害を発動した。付さんは多くの学習者と同じように、当局に迫害を加えられ、平静で幸せな生活を失った。

 2017年、付さんは法輪功が迫害されている真実が書かれた資料を配る際、監視カメラに撮られた。そのため、汨羅市の610弁公室、公安局、派出所の警官、コミュニティーの人員らは、毎日車で付さんの家に行き、付さんに嫌がらせをした。付さんの娘は、母親が受けている迫害から免れるために、母親に家から離れることを勧めた。そのため、付さんはもう1人の娘の家に行き、7、8日泊まった。しかし、帰宅してからも、それらの人員らは、前回と同じように毎日付さんの家に行き、10カ月間嫌がらせを続けた。

 2017年11月上旬(中国共産党第十九次全国代表大会期間中)のある日の夜8時過ぎ、ベランダで洗濯物を片付けていた付さんは、家の前で白い乗用車から5人の男と1人の女が降りたのを見た。彼らは小さな店を経営している付さんの娘と会うと、「お母さんに学習班に入ってほしいから、迎えに来た」と話した。娘は、学習班は学習者を迫害する洗脳班だと知らずに、彼らを家に入れてしまった。付さんは彼らに「学習班には行きません。あなたたちが学習すればいいでしょう。法輪功を迫害することはあなたたちには良くないことです」と話すと、「協力してくれないのですか? 私たちはまだ晩御飯も食べていません」と彼らが言ったので、「彼らも可哀そうだ。私は彼らを救いたい。師父、ご加持をお願いします」そう思った付さんは彼らに従った。

 洗脳班は、汨羅市のあるホテルにあった。付さんが洗脳班に入って3日目、コミュニティーの主任は「付淑梅は体調が悪いので、家に送る」と言った。付さんは帰宅後、食事をした後、腹痛を起こし、痛くてベッドに倒れこんだが、尿失禁になり、たくさんの汗をかいて昏迷状態になった。その後、付さんは目が覚めたが半身不随状態になり、5日間飲食ができず、7.5キロ体重がおち痩せてしまった。岳陽市に住む娘が実家に帰って来て、付さんを汨羅病院に連れて行った。しかし、汨羅病院は付さんを受け入れなかったため、付さんは長沙の病院に搬送された。長沙病院で血圧を測ると、280㎜Hgまで上がっていたので、緊急治療を受け、検査の結果、膵炎だった。

 半身不随になって苦しんでいる付さんに、当局は少なくとも毎年2回、4月25日と7月20日の敏感日には付さんに嫌がらせをした。

 洗脳班に連行される前の付さんは元気だった。たったの2日間で、なぜ付さんは突然、膵炎になったのだろうか? 洗脳班で、人員がわざわざ親切に付さんにお茶を入れたこと、そしてコミュニティーの主任が、付さんの体調が悪いと知っていたことから、洗脳班の人員に毒物を入れられた疑いがある。

 付さんは洗脳班に送られる前、同市の法輪功学習者4人が、すでに洗脳班に入れられていた。4人の学習者は24時間、法輪功を誹謗中傷するDVDを見せられ、「三書」を書くように強いられたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/20/429783.html)
 
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