【慶祝513】全部切除された乳房が再生した
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年8月28日】医者が1994年4月、私に乳がんの診断書を持ってきた時、私の心の中はとても絶望感でいっぱいでした。

 漂泊した孤舟が帰航の道を見つけた

 1993年4月、全身に病を抱えた46歳の私は、体力を使い尽くしたので、10年早く退職せざるを得ませんでした。家で静養しようと思ったのですが、1年経って、こんな不治の病に罹るとは思いもしませんでした。

 医者は「すぐに手術をしなければならない」と言ったので、私は従いました。医者は部分麻酔を施して、私の体から腫瘍を摘出し、4時間かけて病理検査分析をした後、直ちに全身麻酔に切り替えて、乳がんの根治手術を行うことにしました。手術では右側の乳房全体、大胸筋、小胸筋、右側のわき下、鎖骨下リンパ節を全部切除しました。このように上記部位の皮膚と骨の間の筋肉と組織をすべて切除され、私の痩せて小さい体から洗面器いっぱいの筋肉と組織を切り取られ、切り口は22センチもありました。手術は午後1時から午後9時まで続きました。

 手術をしたら、少し体調が良くなるのかと思いましたが、そんな希望は容赦なく打ち砕かれました。術後、薄い皮膚と筋肉がついていない肋骨の間は癒合できず、そこに溜まった体液を毎日吸引しなければならず、化学治療薬も毎日注射していました。術後の心身両面の二重の苦痛に、もとの10数種類の病の苦しみも加わって、私の忍耐力は限界に達し、早く死んで、この苦しい世界から離れたいと思いました。

 1996年8月、隣人が、私を法輪功煉功点に連れて行ってくれ、李洪志師父が広州で説法された時のビデオを見ました。以前いくつかの気功を習ったことがありましたが、効果が全然ないので、法輪功にも期待を持っていませんでした。そのため、初日は少ししか耳に入らず、次の日は用事があって早く帰ってしまい、3日日は後ろに座ったため、心も落ち着かず、何を話しているのかよく聞こえませんでした。

 4日目、私は早く行ったので、一列目に座ることができました。その日、師父が語るのは「玄関」の内容で、私は目新しさを感じただけでなく、知らないうちに師父の言葉の奥深さに惹かれ、聞けば聞くほど真剣になりました。この気功師はどうしてそんなにいろんなことを知っているのだろう? 他の気功師とは違うと思いました。このように連続して9回のビデオを見て、心を震わせました。9日間のクラスが終わった後、私は『轉法輪』、師父の肖像画、法輪の図形を持って帰り、敬虔な修煉に入りました。

 その日から、私はすべての薬と家庭用の治療機器を捨て、1700元(3万円相当)で買って2カ月も経たない高級治療機器を迷わずに知人にあげました。家族が私をリラックスさせるために4万元(70万円相当)かけて買ったカラオケセットも、それっきりで一度も使いませんでした。

 私はたゆまず学法して煉功し、心身ともに毎日変化していきました。坐禅をやる時、腕を伸ばすと両手の手の平、下腹部、胸を手術した部位に全部で4つの法輪が回っていると感じ、手術の傷口部位にある法輪は立体的に回っています。数日後、体の中で100以上もの法輪が回っているのを感じました。これは、師父が法輪を使って私の体を整えてくださっているのだと分かりました。

 すぐに、30年来の過酷な仕事の中で積み重ねた偏頭痛、頻拍(心拍数が速すぎる)心房細動、低血圧、血小板減少、深刻な貧血、角膜炎、緑内障、静脈瘤、リウマチ、子宮付属器炎、左腎臓機能不全など十数種類の病は突然飛んだように無くなり、本当に全身無病で軽い感覚を体験することができ、体は軽やかでふわふわし、非常に快適です。修煉後、顔のそばかす、肝斑も不思議に消え、顔色は暗い黄色から赤みがさした白色に変わって、同年代の人よりずっと若く見られます。

 1997年の旧正月前、私が勤めていた会社が全従業員の会食パーティーを開いて、私は紫色のコートを着て、ハイヒールのブーツを履いて参加しました。元気いっぱいでこんなに良く回復した私を見て、皆が私を囲んで回復した経緯を聞いてきました。私は「法輪功を修煉していたから」と言うと、次の日に数10人の同僚が公園へ行って功法を勉強しました。私の体に起きた大きな変化を見て、家族や親戚、友人など100人以上が次々と大法の修煉に入りました。母はもともと字が読めなかったのに、法を得て半年後に『轉法輪』が読めるようになり、主人の弟は数日しか煉功していないのに、猫背が直って、酒もたばこも止めました。

 私は真面目に学法し煉功して、学べば学ぶほど大法が奥深いと感じました。人生の本当の意義を見つけたことを嬉しく思い、世間の名利を淡泊にしました。修煉する前、同僚に20万元(300万円相当)を貸してくれとせがまれ、必ず商売をして1カ月後に元金と利息を合わせて返してくれると言われました。それで、親戚や友人から20万元を借りて同僚に渡したのですが、同僚と彼の商売のパートナーは騙されて、20万元は水の泡になりました。そのパートナーは香港に逃げてしまい、同僚も金を返せなくて私に合わす顔がないので、仕事を辞めてどこかに逃げてしまいました。残された借金は、私たちのようなサラリーマン家庭にとっては巨大な負債でした。修煉後、法理が分かった私は、何事にも定まった運命があり、こんなに大きなことが起こるのにもきっと原因があると思いました。私は以前のように憤りなどを感じず、すべての貯金を引き落して、金銀のアクセサリーも売って、足りない分はまた親戚から借り、元利合計で22万元の借金を全額返済しました。

 ある日静功をやっていた時、すべてのことには因縁関係があり、修煉者が出会ったすべてのことは良いことであると悟りました。また他人のために借金を返すのも良いことで、物を無くしたのも良いことで、殴られて罵られるのも良いことで、広い住宅をもらわず小さな家に住むのも良いことで、大法を修煉して起きたすべてのことは、良いことである、と突然心の底から湧き起こりました。大法は 数10年来、名利を追求するために一刻も落ち着いたことのない心が、修煉したおかげで平静で平和になりました。私は海に漂泊していた孤舟のように、人生の帰航の道が見つかりました。

 切除された乳房が再生した 

 修煉してから、師父はずっと私の体を調整して浄化してくださっています。最も不思議なのは、1994年に手術を受けて切除された右乳房が、20年後に再生したのです。

 手術時に大量の麻酔薬を体内に注入したので、傷口は痛みを感じず、術後も、体の感覚が麻痺していました。1995年冬、私は北中国にある実家に帰省しました。気温は零下10数度、室内も零下数度しかなくて、他の人はみんな綿入れの服を着ていたのですが、私はセーター1枚を着ても寒さが分からず、体の感覚が麻痺していました。

 修煉後、師父は法輪を打ち出して私の手術の傷口のところを調整してくださいました。また、天目では師父の法身がとても優しい動作で私の全身の筋、経絡をつないでくださったのを見ました。次第に、傷口辺りの筋肉は痛みを感じられるようになり、切られたときの痛みを感じる神経が蘇り始めたようです。

 修煉の前、術後に腹部の靭帯が緩んだため、右足の内側に静脈瘤ができました。とある病院で治療ができると新聞で読んで、そこに行って治療を受けました。治療と言っても膝のところの2本の筋を切るだけで、静脈は怒張しなくなりますが、右足が左足よりずいぶん太くなり、その上、右足に力が入らなくなり、肩甲骨や膝の関節が痛くなることがよくありました。修煉してから、師父は切られたその2本の筋をつなげてくださって肋骨の靭帯もつなげ、そして私の全身の切った筋を一本一本つなげて伸ばしてくださったことを、天目で見ました。つなげる時の力がとても強いため、私の体は時には1トンの鉄塊が押さえられたように重く感じ、時には上に引っ張られて宙に浮きそうになりました......天目で少ししか見えず、大部分は見えませんが、20年来、師父はずっと私の全身の筋を疎通してくださっています。

 師父は「法輪だけではなく、ほかにもあなたの身体に数多くの機能、機制を植えつけてあげますが、それらは、すべて法輪と連動して自動的に回転し、自動的に演化しています」 [1]と説かれています。その言葉に深く感銘しています。長年来、内在の卯酉周天は内在の機制を動かして体内で絶えずに回転させ、外在の気機は法輪、周天を動かして毎日に絶えずに回転させています。最初は数百もの法輪が私の体を調整してくれて、後は1つの法輪だけが私の体で回って、髪の毛から指先、足の指の先まで、頭から足、顔、胸部、腹腔から会陰穴まで、頸椎から尾椎を通って両腕と両足まで、全身で回っています。法輪が回る時、体は痺れたり痛んだりして、時々、とても痛いです。20数年来、私の体に法輪はずっとこのように回っていて、寝る時も法輪の回転を感じます。

 数年前、右側のもともと固く張っていた皮膚が徐々に緩くなって、また暫く経ったら、乳房の形ができて、ゆっくりと大きくなりました。ある日、胸に谷間ができて、膻中穴の位置を見つけることができました。右脇下から背中への部分にも筋肉ができて、腕や手に力が入ったと感じました。20年以上感覚がなかった右側の体は、成長しているという感じがはっきりして、左側の上半身の体とバランスがとれているように感じます。今のところ、大胸筋がほぼ完全に出来上がっています。これは現代医学では絶対に説明できない超常現象で、周囲の人はみんな「不思議だ、法輪功はすごい」と驚きます。これは法輪大法が生んだ現代の神話で、師父が作られた奇跡です!

 1994年、私と同じ病室に入院していたがん患者たちは、皆が亡くなっています。私だけは、生きているだけでなく、健康で活力に満ちています。現在、70歳を過ぎた私は、肌が白くてすべすべで、見た目では40、50歳ぐらいに見えると言われています。昨年の秋、夫と故郷に帰りました。同級生らは私たち夫婦を見て「今日はやっと法輪功学習者本人に会えた。法輪功が良いかどうか、あなたたち2人を見れば分かる」と、口をそろえて私たちの若さと健康を褒めました。私が用意しておいた真相資料とお守りを渡したら、みんな喜んで受け取ってくれて、その場で法輪功を勉強したいと言う人もいました。

 もし法輪功と出会っていなかったら、私はおそらくもうこの世にいないでしょう。法輪大法は私を救済して、私に今日のすべてを与えてくださったのです。この千載一遇の聖なる縁を大切にして、最後までしっかりと修煉していきます。まだ中国共産党の虚言に騙されている人々が早く真相を知って、明るい未来を選択できるよう望んでいます。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/13/386074.html)
 
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