長沙市の賀祥姑さん 迫害され40日間昏睡状態に陥る
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 【明慧日本2021年9月7日】(湖南省の明慧記者)長沙市の法輪功学習者の賀祥姑さん(60歳女性)は、5月16日に連行され行方不明になった。1カ月後、家族は賀祥姑さんが第四留置場に拘束されたことがやっと分かった。しかし、家族は面会も許されなかった。7月3日、家族は、賀さんが家に帰るという知らせを受けて迎えに行った時、目に入ったのは昏睡状態の賀さんだった。40日間も昏睡状態が続いており、生命が危険にさらされている。

賀祥姑さん

 賀さんは、湖南省産婦人科保健病院手術室の看護師である、業務能力が高いだけではなく、人柄も誠実で親切で、患者にも優しく好評を受けている。

 1999年に中国共産党の江沢民集団が法輪功を弾圧し始めた後、賀さんは何度も迫害された。信仰を堅持し、人々に真相を伝えたとして、不当に労働教養を4回受けさせられ、精神病院へ3回入れられた。賀さんは「法輪功を放棄する」と書かれた書類にサインしなかったため、仕事をする権利まで奪われてしまい、長期に家に帰れなくなり、家政婦と介護のバイトで生活をしていた。

 今年の5月16日、賀祥姑さんは長沙市清水塘派出所の警官に連行され、長沙市第四留置場に1カ月半不当に拘束された。家族との面会も許されなかった。賀さんの妹が当番の警官に「もし姉に何かあったら、あなたに責任を取ってもらいます」と言い、警官は賀さんの妹に対して激怒した。

 7月3日、賀さんの親戚が電話に出ると、「長沙市第一病院に賀さんを迎えに来るように」との知らせだった。親戚はどうもおかしいと感じ、急いで病院に行ってみると、賀さんは意識を失っていた。賀さんの妹は病院に救急蘇生を求めた。

 7月4日、賀さんは集中治療室に入れられて、1カ月半も経ったが、賀さんはまだ目が覚めていない。もし、あと2カ月経っても目が覚めなかったら、植物人間になってしまうと医者に言われ、親戚は皆心配している。

 賀さんは連行される前は健康だった。賀さんは法輪功を修煉したとして、留置場に連行され、家族と面会することも許されなかった。賀さんは、連行されてからわずか1カ月半で、留置場で迫害を受けて意識を失ったと見られる。家族は、留置場で一体何が起きたのか知るすべもなかった。

 2021年3月15日に、長沙市四方坪派出所の警官は理由もなく賀さんを連行し、長沙市留置場に拘束した。当時、賀さんは断食で迫害に抗議し、5日後に家に帰らされた。

 5月16日、再び家に清水塘派出所の警官が侵入し、家財を奪い賀さんを連行した。警官は、賀さんの家で法輪功の資料を見つけ、その後の迫害の口実にし、賀さんを迫害した。賀さんは昏睡状態になり、非常に危険な状態となっている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/29/430172.html)
 
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