浙江省の洪長さん 以前2回判決を受け、現在裁判に直面
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年9月16日】浙江省杭州市の法輪功学習者・洪長さん(52歳男性)は4月24日、人に法輪功迫害の実態を伝えたとして現地派出所の警官らに連行され、留置場に拘禁され、近く起訴されて裁判に直面している。

 洪長さんは修士課程を終え、一人暮らしをている。1998年4月に法輪功を修煉しはじめた。中国共産党による22年にわたる迫害で、洪長さんは1回労働教養を強いられ、判決を2回言い渡され、合わせて8年にわたって拘禁されていた。

 1999年9月、洪長さんは連行されて現地の公安局に2カ月拘禁され、その後1年の労働教養を強いられた。労働教養所で虎の椅子に座らされ、強制的に唐辛子汁を口に入れられ、ライターで足の指に火をつけて焼かれるなど様々な拷問を受けた。

 2001年5月、洪さんは労働教養所で自ら受けた拷問の邪悪さを暴露したとして、再度連行され、4年の実刑判決を言い渡され、浙江省第四刑務所に拘禁された。そこで睡眠を剥奪され、一日20時間ずっと立たされた。食事の量を勝手に減らされ、独房に閉じ込められ、両手に手錠かけられて首をスタンガンで電撃されるなどの拷問を受けた。2005年5月、洪さんは釈放され帰宅した。

 2009年5月、洪さんは通行人に法輪功についてのDVDを配布したとして再度連行され、3年の実刑判決を下され、再度浙江省第四刑務所に拘禁された。そこで、警官に指図された6人の監視役の受刑者が配置され、彼らは毎日、様々な手段で洪さんに向けて説教し、体罰した。洪さんはどうしても転向しなかったので家族との面会や日用品の購入、他人との会話、いかなる行動も禁止されることになった。こういう状況は2009年11月11日から2012年5月に釈放されるまでずっと続けられていた。

 4月24日、洪さんは再度連行され、留置場に拘禁され、今裁判に直面している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/12/430708.html)
 
関連文章