夫に7年の実刑判決 妻も拘禁されて15カ月以上経った
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年10月10日】長春市の法輪功学習者(以下、学習者)・崔玉秋さん(68歳女性)は不当に拘禁されてすでに15カ月が過ぎ、身体に深刻な損傷を受けている。崔さんの夫・杜景義弁護士も連行され、2年間拘禁された後、懲役7年の実刑判決を下された。

 崔さんは吉林大学図書館に勤務していた時、同僚たちから好評を得ていた。1996年3月、崔さんは法輪功を学びはじめ、暫くして心臓病、鼻炎、腎臓病などが治った。最も重要なのは、崔さんは真・善・忍に従ってより良い人を目指して、精神的に生まれ変わった。崔さんは法輪功を学ぶことを止めないため何度も繰り返し連行され拘束されて、労働収容所に拘禁され迫害された。

 2019年9月9日午前4時過ぎ、崔さんの自宅の前にパトカー2台が止まって、警官が待機していた。6時過ぎ、杜さんが食材を買うために家を出ると、すぐに連行された。続いて、家宅捜索を受け、法輪功創始者の写真1枚、法輪功の書籍300冊以上、現金十数万元(家族の必死の要求で今5万元が返された)などの個人財産を押収された。崔さんと娘も連行されたが、当日午後11時頃解放された。

 2020年7月13日、長春朝陽裁判所は杜さんに対してオンラインで裁判を行った。家族は弁護士に依頼したが、「有罪の弁護でないと弁護してはならない」と裁判官に禁止された。よって、弁護士資格を持っている杜さんが自己弁護をした。

 2日後、警官ら一団はまた突然崔さんの家に押し入り、再度崔さんと娘を連行した。娘は13日間身柄を拘束された後解放されたが、崔さんは長春第四留置場に拘禁された。

 同年9月28日、朝陽区裁判所は杜さんに対して二審をオンラインで行った。娘と親族の傍聴を裁判所側に拒否された。12月11日、崔さんともう1人の学習者も裁判を開廷され、家族の傍聴も同様に禁止された。

 明慧ネットの報道によると、2020年12月11日、長春市では計6人の学習者が裁判を開廷され、それぞれの学習者に対する法廷審理時間はたった10分間しかなかったという。2人の学習者の家族は裁判の前夜に消息を知ったが、他の4人の家族は全く消息を知らず、秘密裏に裁判を開廷された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/16/430834.html)
 
関連文章