吉林大学の講師夫婦 不当に拘禁される
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 【明慧日本20141212日】吉林大学北華分校の講師・韓永強さんと妻・魏修娟さんは81日、豊満高新区の警官に連行され、吉林市暁光村の沙河子洗脳班に拘禁された。その数日後、夫婦ともに吉林市留置場に移送された。現在、韓さんは3カ月以上留置場に拘禁され、腎結石になって痛みで苦しめられている。

 81日、韓さんは家の前で待ち伏せていた長江派出所の警官に連行され、家の鍵を没収された。そして、警官らは没収した鍵で韓さんの自宅に不法侵入した。当時、家にいた妻の魏さんは突然に押し入ってきた警官を見て非常に驚いた。

 男性警官78人は家に入ってすぐ、魏さんをベッドに押し倒し、セロテープで魏さんの両腕を縛ったが、魏さんは服を着たいと強く要求した。それから、魏さんが「誰ですか」と聞くと、犯罪捜査大隊の李と自称する警官が魏さんを平手打ちして、指で魏さんのあごを上げ、「お前の骨を叩き割ってやる。共産党の暴政を見せてやる」と脅迫した。その後、警官は魏さんを寝室まで引きずった。

 警官は何の証明も提示しないまま、韓さんの自宅を家宅捜索し、家にあったパソコン、プリンタ、カメラ、ビデオカメラ、投影機、DVD、MP3などの私物を押収した。

 その後、侮辱を受け、セロテープで口を封じられた魏さんはショックで意識を失ってしまったが、強制的に沙河子洗脳班に送り込まれた。

洗脳班で魏さんは高血圧症が現れたが、解放されず、6日後に吉林市留置場に移送された。

 留置場に移されるとき、歩けない魏さんは夫に背負われて行ったが、留置場に入る前、魏さんは再び意識不明になったため、病院に搬送された。その後、家族は「仮釈放の申請」をして、魏さんを留置場から家に送った。

 韓さんはずっと留置場に拘禁されていたが、家族は韓さんの案件を弁護士に依頼した。

 1996年、韓さん夫婦は病気治療のため、法輪功を学び始めた。当時、韓さんは重いB型肝炎を患い、かなり痩せていて、魏さんは重い心臓病、偏頭痛、胆のう炎、貧血などの病気で苦しめられていた。夫婦は法輪功を学んでから、健康を取り戻し、全力で仕事することができた。夫婦ともに仕事の能力が高くて、よく上司、同僚、学生から好評を受け、「良い先生」だと公認された。

 今年10月中旬、弁護士は韓さんと面会し、韓さんが腎結石で苦しんでいることを知った。

 魏さんは帰宅したが、連行されたときの恐怖が忘れられず、夫のことも心配していて、毎晩、悪夢で目が覚めるという。

 韓さんの母親は息子が腎結石になったと知って、涙を流し、心を痛めている。

 現在、韓さんの案件は検察院に渡され、不当判決に直面しているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/12/300176.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/20/146948.html)
 
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