若い弟子「衆生は本当に高い階層から来ています」
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文/中国の若い大法弟子

 【明慧日本2021年11月21日】少し前のことですが、私は3日間、勉強をするために出かけました。 私が行ったときは、霧雨が続いて電車が何度も遅れていました。慌てて電車を乗り換えたので、切符を買う時間もなく、その埋め合わせをするためにまた電車に乗りました。しかし結局、列車は再び速度制限され、元々2時間半の道のりですが、私は朝から駅に向かい、到着したのは午後の6時でした。当時の私は、鉄道会社が業務を怠慢にしていたのだと思っていたので、あまり気にしていませんでした。

 到着した後、私に割り当てられたルームメイトがまだ来ていません。夜10時過ぎに彼女が到着したとき、彼女は急に連絡を受けて、誰かの代わりに来たのだとわかりました。彼女は他の工場から来ていたので、私たちはお互いに知らなくて、最初の2日間は、ふたりとも忙しくてあまり話をしませんでした。

 最後の夜は、私は夜10時頃まで勉強して、かなり疲れました。荷造りを終え、電気を消して寝ようと思ったのですが、ふと、私はもう二度と会うことはないだろう、この機会に法輪功迫害の真相を言わないときっと後悔する、彼女は真相を聞きに来たのかもしれない、と思いました。

 このルームメイトは1997年生まれで、まぶた整形で二重、毎日きれいなメイクをして、裕福な家庭で生活を送っています。なじみのない状況下では、このような人は近寄りがたいと思うかもしれません。これは多くの「90後」(1990年代生まれの世代を指す言葉)が人に与える第一印象でしょう。私のような「90後」の人で、化粧をしない人はあまりいないと思います。しかし実際には、そのルームメイトは特に受容力が強く、しかも愛想がよく、親切でした。

 私は基本的な真実から始め、彼女に「法輪功について聞いたことがありますか?」と尋ねました。中国共産党(以下、中共)が「天安門焼身自殺」の事件を作り出したとき、彼女はわずか3歳だったからです。「教科書で読んだことがある」と言っていました。そこで私は「天安門焼身自殺」の偽装事件や中共の生体臓器摘出の真実を彼女に伝えました。彼女は驚いて「地元の○○教会の集まりがある教会の中には、四方の壁にカメラがあり、中共が監視している 」と話してくれました。また、中共の高圧な管理下にあり、自由のない新疆ウイグル自治区やチベット人などについても話しました。

 続いて「蔵字石」の話をし、勢いで三退(中共の組織、党、団、隊を退く)の話もしました。彼女は「私は共産党に良い印象を持っていなかったので、だからずっと入らなかったです」と言いました。私は第三者の立場で彼女に語り、疫病が流行する中で安全に過ごすためには、心の中で加入していた団や隊を脱退しなければならないと伝えました。疫病にも目があり、主に悪い人を罰するために、善と悪にはそれぞれ報いがあります。誰もが疫病にかかっているのは偶然ではないです。彼女は「私もすべてが按排されていると思います」と述べました。

 彼女は、他の人に見えない景色を見ることができる友人がいるが、そのほとんどは悪いものでした。それは別の空間だと私が教えました。彼女は次のように述べています。「私は常に平行空間の存在を信じてきました。もしかしたら、私たちはどこか別の場所から来て、この地上で何かを経験してから、本来の故郷に戻るのかもしれません」彼女の言葉には本当に驚かされました。もしかすると、彼女は本当に衆生のために高いレベルから降りてきたのかもしれません。

 彼女は以前、寝ているときに体が圧迫されて動けなくなったことがあり、また「早く来なさい」という声も聞こえたと話しました。彼女がそれを説明したとき、涙が出そうになっているのが伝わってきました。私は彼女に「またこのような状況に遭遇したら『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、』と唱えなさい、この言葉は、宇宙の正のエネルギーの周波数と共通しているため、共鳴を生み出すことができます。あなたの体が正のエネルギーに包まれると、悪いものはあなたに近づかないでしょう」と言いました。彼女は信じると言いました。

 私はできる限りの真実を彼女に伝えました。また、私が言ったことを、異空間を見ることができる友人にも伝えてくれるように頼みました。その人も普通の人ではないような気がしました。

 これは、私が2人目の臨時学習の見知らぬルームメイトに、法輪功迫害の真相を伝えた話です。前回のルームメイトも、とても理解しがたい、同様の奇妙な現象に遭遇していました。彼女もまた私が言った真実に同意し、戻って彼女の夫にも話すことに同意しました。

 通常、私は第三者として同僚に1対1で真相の話をします。それはより詳細で包括的なものであり、1回に1時間程度かかることもあります。今回のルームメイトは、今まで出会った人の中で一番包容力のある人だったので、私はかなりの衝撃を受けました。こんなに包容力のある普通の人がいるとは思わなかったので、普段から甘く見ていたようです。

 私が来たときに、なぜ乗車するのに大変だったのか、ふと気づきました。彼女の世界の衆生が救われることを、旧勢力は必死に阻止しようとしました。彼女は誰かの代わりに急に呼ばれたように見えましたが、実は彼女が真相を聞きに来るように、師父が按排されたのです。

 2日前のことのように、母(同修)と一緒に法輪功迫害の資料を配布するためにコミュニティに行くことになっていたのですが、天気予報では日中に雨が降ることになっていたのですが、結局降りませんでした。夜中に雨が降ってきて、資料が濡れてしまうのではないかと二人で躊躇していました。しかし、次の日には出張に行かなければならず、数日間の出張から戻ってきたときには、他のコミュニティに入ることは容易ではないと思いました。最終的には、資料を配布することにしました。母と私がまだ遠くまで行っていない時に、突然小雨が降り出し、こんな強風を見たのは久しぶりだというほどの強風が吹き荒れ、木の枝が吹き飛ばされていました。私たちは心の中で師父に懇願し、早足に歩き、前の人についてコミュニティに入り、資料をスムーズに配布し、無事に家に帰りました。

 翌朝は天気が穏やかになりました。しかし、新たな疫病の流行の波により、すべてのコミュニティが突然一夜にして戒厳され、コミュニティに入るためには、一人ずつの顔認証をしなければならなくなったのです。このように、前夜、資料を配布して衆生を救おうとしている私たちを、必死になって止めようとしていたのは旧勢力だったようです。もし、私が自分の貪欲で休んでしまったり、難しいと思って挑戦しなかったとしたら、師父が苦心さらた按排に背くことになり、次のチャンスがいつ訪れるかわからなくなってしまいます。資料を見落としたせいで救われなかった人がいたら、どんなに後悔することでしょう。

 同僚に真相を話すことで、一見強くておしゃれな「90後」の人たちは、実は心が優しいことがわかりました。そして彼らは視野が広く、新しいことや新しい考え方を受け入れる強い能力を持っています。背が高くて強そうで、あまり愛想のない顔をしている男性でも、実は心の中では神仏を信じている人もいて、熱心に話してくれる人もいて、簡単に三退させることができました。

 みんなは一方では衆生を代表していて、大法のために来ています。ただ、中国の環境では、普通の人は自己防衛的になり、不用意に距離感を与えてしまうので、後天的に形成された固定観念を持っている人は自分を制限し、人を救う絶好の機会を逃しているのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/8/433406.html)
 
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