真実を伝え、命を救うために怠ってはいけない
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年11月28日】6年前に一度、村に戻って作業をしなければならなくなったとき、携帯電話を持っていけば、人を救うことができると思いました。 その頃、多くの同修が携帯電話を使って法輪功迫害の実態を語り、人々を救っていたので、私は携帯電話を持って村に戻りました。でも、家に電話を置いてすぐに、同修の家に行きました。自分の家に帰ったら、オンドル(床暖房の一種)を熱しなければならないし、当時はまだ雨が降っていたため、同修の家に泊まるように言われました。私はそれから休もうと思ったときに、携帯電話を家に忘れたことを思い出しました。人を救うのに、安逸を貪ってどうするの、私は家に帰ることにしました。同修は私が帰るのを止めようとしたのですが、断りました。雨が降っても私は戻らなければなりません。街灯もない田舎の道は暗くて歩きにくかったのですが、家に着いてオンドルを熱してから電話で真相を語り始めました。師父は、私が本当に人を救いたいと思っているのを見られて助けて下さったのです。9本の電話をかけ、6人が「三退」(党、団、隊からの脱退)に同意しました。まさに「修は己にありて、功は師にあり」[1]ということです。私は口と足を動かすだけで、師父がすべてを按排して下さいました。

 2015年の旧正月初日の朝、私は「修煉者には休日はない」と思い、電話をかけ、真相を語り始めました。新年の初日だったので、電話に出た相手にまず新年の挨拶をしてから、法輪大法は佛法の修行であること、大法の師父は私たちに善良であるように、他人のために考える人になること、そして私自身は大法を修煉することで、病が治り、健康になったことを話しました。さらに、法輪功学習者によるいわゆる「天安門焼身自殺」は虚偽の事件であり、法輪大法をハメるためのものであること、貴州の「蔵字石」の話「神が中国共産党を滅亡する」ことは天の意志であり、我々が安全になるには、そのすべての組織から退くしかないのです。三退した後、相手に祝福の言葉を言います。10数回の電話をかけて、7、8人が三退しました。 これはここ何日もなかった結果でした。しかし、人を救うために一分一秒の時間も惜しむ他の同修とは違い、私はあれやこれやと理由をつけて数日間出かけないこともあります。ある日、私のMP5の調子が悪くなって、すぐ内に向け探しました。どこで見落としたのかと思うと、この数日間、人を救いに行っていないことに気づきました。自分を正して、時間があるとすぐにでかけ、人々に真相を伝えにいきました。帰ってきたとき、MP5が正常になっていました。 

 2年前には、地元の同修が携帯電話の安全性に注意を払わなかったため、警察に盗聴され、20人以上の同修が連行されたこともありました。多くの同修が連行されたことを知った娘は、私を外出をさせなかったのです。その時、自分はネガティブな考えもありましたが、師父の言葉を思い出し「修煉なので、逆の角度で問題を見るべきです」 [2]。もし恐れ、利己的、自己保護的な心を持っているなら、すべてを拒絶しなければならない、それは本当の自分ではありません。我々は正法時期の大法弟子としての使命があります。娘に「絶対出かける」というと、娘も何にも言わなくなりました。まずは同修の家に行くことにしました。同修の家までは10分もかからない道のりですが、出会ったすべての人に真相を伝えました。その人たちは、まるで私が真相を話すのを待っていたかのように、連続で4人に話しました。みんなそれぞれが加入していた中国共産党の悪い組織から退いたのです。それもこれも、私に人を救う心があると見られた師父が、運命の人を送って下さったのだと思います。

 ある日、4日連続で説得できず、三退することに成功しなかったことに気づきました。何が悪かったのかもわかりません。師父が「修煉者にとって内に向けて探すことは最も有効な方法です」 [3]と説かれたことを思い出しました。まず発正念をしてから、内に向けて探しました。人に言われたくない心、見せつける心、嫉妬する心、争う心、恨む心、怠ける心などを見つけました。これらの心を見つけたあと、すぐに否定するようにして、それは自分ではなく、旧勢力に押し付けられているのです。そして再び外に出て真相を伝えるとき、三退に同意する衆生がいました。修煉は厳粛であり、すべての人心が前進の妨げになるので、師父の言われることを聞いて、真に修める大法弟子にならなければなりません。

 記事を書くのは初めてのため、法に沿わないことがあればご指摘いただければ幸いです。

 師父ありがとうございました!

 同修ありがとうございました!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の経文:『二〇一八年ワシントンD.C.での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法九』「二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/22/433896.html)
 
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