自分の行いに責任を持つ
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文/アメリカの大法弟子  

 【明慧日本2022年1月11日】一部の学習者は、自分がこの数年間で三つのことが良く出来ないことを知っていて、まだ修めたいのですが、しっかり修めていないので、「近道」をしたいのです。またある人は一夜で富豪になり働かずに何かを得たいと思っています。これは妨害する隙を与えているのです。

 ニューヨークに、1人の自称学習者(以下、D)がいて、事情を知っている人は皆、彼女は長期にしっかり修めていないと言っています。特に最近の半年間、彼女は常人が遺産を法輪功のプロジェクトに「寄付」すると言うのを聞きつけ、その話を口実に何度も学習者の中で借金し、いわゆる「寄付」のために、半年間「寄付者」から8万ドルほどを騙し取られました。

 その自称「寄付者」の電話番号はすでに、ニューヨーク市の検察庁事務所に詐欺電話としてリストアップされています。詐欺師が、Dに寄付を要求した理由は決まったパターンで、すでに多くが公開報道されていて、この詐欺の詳しい情報が暴露されています。しかしDはお金に執着する心が動き、詐欺師の卑劣な騙しのテクニックの言いなりになり、絶えず学習者から借金し、クレジットカードからお金を借り、すでに負債が膨れ上がっています。分かっているのは、アメリカで人を探してお金を借りる以外に、Dはおそらくすでに中国大陸の学習者、あるいは親戚友人から「借金」をしています。

 周囲のDに詳しい人は、口を酸っぱくして教えても、彼女は聞き入れません。当地の佛学会は、すでに当地の学習者に通告し、Dが学習者にお金を要求することは詐欺行為であり、居場所を与えないようにと言いました。

 師父は説かれました。「あなたに一つの真理をお教えしましょう。絶えず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです」[1]

 師父はまた、修煉したい人、まだ戻ってきていない学習者に時間と機会を与えて下さっています。すでに法輪功と縁があって修煉したくても、常人の心を放下出来ない人が、もし長期に金銭に執着する心を取り除かず、甚だしきは一夜で富豪になりたい心があり、こつこつと仕事をして生計を立てたくなく、金持ちになる執着に動かされれば、容易に悪人に愚弄される対象になり、同時に自分と似た執着を持つ人をも愚弄し破壊させてしまうのです。

 自分を騙す人、他人を騙す人、他人に騙される人は、自分についてよく考える必要があります。真・善・忍は、常人のこの次元での基準があり、修煉は更に高い基準があります。常人でも修煉者でも、人が行なった全ては、自分が責任を負うことです。最後の大審判のとき、口実と言い逃れは出来ず、ただ実際の結果を見るだけです。

 こんなに長年良く修めていない人は、すでに遠くまで落ちて、現在は更に急いで法の中で良く学び修め、間違った道に入らないようにするべきではないでしょうか? 関係者は自分を大切にし、大法を大切にするよう望みます。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/31/435947.html)
 
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