元公安局長が法輪功に寄付を希望
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年12月30日】ある時、私がデパートの入り口の椅子に座っていると、80代の男性がやって来ました。堂々とした存在感で、首、腕、指など体にたくさんの宝石をつけていました。私は少し移動して彼に席を譲りながら「本当に福のある方ですね」と声をかけました。彼は「なぜそう言うのですか?」と尋ねたので、私は「今、この社会には、あなたほど幸運ではないお年寄りが多いと言っているのです。なぜかと言うと、例えば、日本の中国侵略で殺されずに生き残り、そして、1959年~1961年までの中国共産党(以下、中共)による3年間の大飢饉でも餓死せず、さらに、文化大革命の時にも撲殺されずに済みました。やっと生きてきたとしても、年をとると多くの人が病院の常連客になってしまいます。あなたのように、この歳で元気に歩き回れるのは福があるのではありませんか?」と言いました。私の話を聞き、彼は笑いながら「それはそうですね。実は、私は40歳ごろ中風にかかったこともありましたが、秘伝の処方箋を受けて治しました」と言いました。

 その後、私はよく商店街で彼に合い、親しく話せる間柄になりました。会話の中で、私は法輪功迫害の真実から中共の腐敗まで触れました。彼は自分のことも私に話ました。「定年退職する前は公安局長を務めていました。文化大革命中に迫害されたこともあり、公安内部の暗闇もよく知っており、中共の腐敗や乱暴には不満があります。文化大革命の時、私は僧侶と尼僧を保護したことがあり、その尼僧から秘伝の処方箋を授かり、それを使って病気のある老人を助けました。私は密かに法輪功学習者を保護したこともあります」と言いました。私は「現在、我が国では上層部から一般の市民まで中共を批判しており、あなた自身もたくさん不満があるのではないでしょうか? このような党にとどまる必要はありません」と三退を促しました。彼は私の話に賛同しているものの、いろいろな配慮から応じませんでした。

 その後、何度も彼に会い、話の角度を変えて三退の意義を伝えましたが、彼はやはり脱党する勇気がありませんでした。それからしばらく会っていませんでしたが、彼が病気で出歩けなくなったと知り見舞いに行きました。彼はとても喜んでくれました。彼は「入院して十数万元もかかり、帰らぬ人になりそうだったよ」と言いました。私は「私には命を救う『処方箋』があります。あなたはとても良い人で、私たちは縁もあるので、どうしてもあなたに伝えたいのです。中共は今まで悪事を尽くして来て、間違いなく天罰を受けます。その組織の1人として、早く三退しなければなりません」と真心を込めて勧めました。彼はやっと悟ったようで、喜んで同意しました。私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書かれたお守りを彼に渡し、必ず唱えるように言いました。彼は大切に受け取りました。

 彼はとても機嫌がよくて、私の耳元に近づいて「あなたたちはきっとお金が必要です。私はお金を寄付したい」と言いました。私は感謝した上で「私たち修煉者は名利も恩返しも求めません。私たちはみな自分のお金で資料などを作って人を救っています。あなたの善意は神や佛が分かっています」と断りました。彼はとても感動し、それ以降、私を信頼できる友人と見て、何でも話してくれました。彼は私が教えた「心からの九文字」をとても信じており、いつも唱えています。ここ数年、彼はますます元気になりました。

 大学の副学長は私に大学の教授かと尋ねた

 ある朝、私は大法の素晴らしさを伝えるために、ショッピングモールに行きました。椅子に座って休んでいると、80代の紳士がやってきたので、私は席を譲りました。彼は「朝4時半に起きてウォーキングをしている」と言いました。会話の中で、彼は定年退職する前はある地区の文化局長を務めており、その前は有名大学の副学長だったそうです。私は中共の歴史を話題にして真実を伝え始めました。「これまで度重なる政治運動で、わが国では8000万人以上の人が不自然な死を遂げました。1959年~1961年までの3年間の大飢饉だけで3000万人以上が餓死しました。特に文化大革命では、全国8億人が1つの声しかなく、すべて中共のコントロールに従わなければなりません。「東に行け」と言われれば東に「 劉少奇を打倒せよ」と言われれば、劉少奇を倒します」 彼は静かに耳を傾けていました。

 私は、彼の文化レベルが非常に高いのが分かり、中共がどのように中華の神伝文化を破壊したかを重点的に彼に話しました。「繁体字は、神が人に伝えた奥深いものでありますが、中共は繁体字を中途半端な簡体字に変え、人と神のつながりを分断してしまったのです」と述べ、いくつかの例を挙げました。彼は真剣に聞いていて、私の言うことは理にかなっており、とても深い問題に触れたと言ってくれました。最後に、私に「あなたは大学の教授ですか?」と尋ねました。私は笑いながら「実は、私は小学校で3年半しか勉強したことがありません。私は法輪大法を修煉してから、大法が私に知恵を与えてくださったのです」と言いました。それから私は彼に大法の真相と三退の意義を伝えました。私の話は認めていますが、彼もやはり三退する勇気はありませんでした。その後、私は何度も彼に会い、諦めずに様々な角度からさらに伝えたので、とうとう彼は三退をしました。

 文化人は『共産党についての九つの論評』を一度に20冊求め、人に贈る

 あるとき、私の小さな店の近くで、雑貨を売る露店がにぎやかだったので見に行きました。たくさんの買い物客の中には、1人の文化人に見える年配者がいました。私はその人に法輪功の真実を伝えようと声をかけました。私は今の人類の道徳の堕落から始め、鄧小平が主張した「黒猫、白猫を問わず、ネズミを捕まえることができれば良い猫である」という理論が、中共の汚職や腐敗を生み出したことに触れました。文化大革命について語る時、彼は「中共には人間性がないだけではなく、国全体を深刻な境地にまで落とし込んだのです。私は文化大革命の後期に、党中央に8つの提案を手紙で提出しましたが、結局、懲役8年を宣告されました。文化大革命が終わった後、私の提案は採用され、私の冤罪も晴れました」と怒りを隠せませんでした。

 私はさらに中共がどのように中華の伝統文化を破壊したかから始め、どのように各種の信仰を迫害し、法輪功を迫害したかについて話しました。私の話に彼は納得し、私たちは知己(ちき:自分の心をよく知ってくれる人)のようになりました。『共産党についての九つの論評』が発表された後、私は彼に1冊を贈りました。数日後、彼は本を読み終えて私のところに来て「その本に書かれたことはすべて事実であり、中共の邪悪をすべて暴きました。すべての党員がこの本を読むことができれば」と言いました。彼は「親友にも読んでもらいたい」と言って、私に一度に20冊も求めました。

 高齢の廃品回収者の家族全員が三退をした

 ある時、私の店の前で、1人の高齢車が古い自転車に乗って、賑やかな道を走りながら、あちらこちらで廃品を集めているのが見えました。私が彼に声をかけると止まりました。「あなたの自転車はブレーキが効かないように見えますが、とても危ないですよ。万が一人にぶつかったら弁償しなければならないし、車にぶつかると、なおさら危険です。厄介な事に遭わないため、修理してもらった方がいいです」と忠告しました。私は好意的で、彼のことを考える立場で助言していたので、彼は感動して、私を信頼できる人だと思いました。

 それ以来私たちは友達になり、私は彼に大法の真実を伝え、三退を手伝い「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書かれたお守りを渡して、常に唱えるように教えました。彼はとても感激し、安徽省の実家に帰った時、家族全員を三退させました。その後、私が連行されて刑務所に入れられた時、彼はわざわざ私の家族を訪ねてくると、必ず私を連れて、彼に会いに来てほしいと頼んだのです。その後、十数年、彼は故郷に帰るたびに、何かお土産を持ってきてくれました。私はそれを断ることができず、仕方なく受け取った後、何かを買って返礼しました。これは衆生が大法の真実を知り、心から大法と大法弟子への感謝だと理解しています。

 毎日新唐人テレビのニュースを見ている多くの高齢者たち

 私と同い年の農民は、若い頃から中共の正体を認識していて、私が法輪功を修煉していることも知っています。私は何度も連行されたり、嫌がらせをされたりして迫害を受けましたが、私が家にいる限り、彼はよく私の家に来て迫害の真相を聞きました。彼はいつも「もし法輪功がよくなければ、どうしてこんなにたくさんの人が修煉するのか?」と言っていました。他の人に「巻き添えにならないようにあの家には行かない方がいいよ」と忠告されても「俺は怖くない」と言いました。中共について、彼は「中共ができることは、あなたが考えられないほどの悪事だけで、できないことは何もない」とよく言いました。

 大法の真実が分かった彼は、よく私から法輪功の文言が書かれたお守りをもらって、親戚や友人に贈りました。また、ネット封鎖を突破するためのソフトを孫に渡し、それを使って「動態ネット」の真相を伝えるニュースを見ることができました。その後、孫はソフトを同僚たちに渡したので、会社の従業員は、ほとんど「動態ネット」を通じて真実のニュースを見ています。

 同い年の農民は、自宅にセットトップボックスを設置して、新唐人テレビを見ることができ、さらに、近所の15人の高齢者の家にも設置してあげました。結局、その家族は皆新唐人テレビのニュースばかり見るようになりました。その後、セットトップボックスのインターネットが封鎖されると、15人の老人は焦って、お金を出し合ってパソコンを買い、インターネットのアクセスの仕方を学び、毎日一緒に「動態ネット」を通じて真実のニュースを見ています。現在、彼らはCCTVのニュースを見ると、それがすべて嘘で、すべて人を騙していることを知っています。

 結び

 現在の乱世の中で、にぎやかな人の流れの中で、もっと多くの人々が足を止めて、大法弟子が伝える真実に耳を傾け、末劫のこの世界で起こっている最も重要な事を知ってほしいのです。それは法輪大法が広まっていることです。

 私たちは、大法の真実を分かったすべての人々のことを嬉しく思います。同時に、大法の真実を知り救われた人々に代わって、慈悲深い師父に感謝致します。「師父、ありがとうございます!」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/6/452323.html)
 
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