自然に任せる中で心性を高め、難関を乗り越える
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2025年3月29日】数年前、息子が商売に失敗して数十万元(200万円以上)ものネットローンの借金を抱えていると知った時、私は精神的に耐えられませんでした。家族全員が外で働いていても、あまり貯金がなかったからです。その時、私は師父の説法の録音を聴いていました。そして、師父がちょうど説法で語られたことを大体理解しました。この出来事をあまり重く捉えなければ、やがて過ぎ去っていくとのことで、心が一気に明るくなりました。

 私は、こんなに多くの借金は旧勢力による迫害ではないかと思いました。しかし、師父は何度も私に「すべて因果応報の中で、業を返しているのです」(『転法輪』)と悟らせてくださいました。私は内に向けて探しました。私と夫(同修)はどちらも債務を抱えることを恐れていました。恐れるということは、つまり求めていることではないでしょうか? 人心の執着を手放せば、不必要なことは起こりません。すでに起こったのであれば、それもまた良いことなのです。師父の按排はすべて最善のものだからです。先月、私の工場は海外の港の事情で製品を輸出できなくなり、やむを得ず人員削減を行うことになりました。私たちの作業場では半数が削減されることになり、私と相棒は技術職なので、どちらか1人しか残れませんでした。あまりにも突然のことで、私は深く考えないで、「班長、私が辞めます。彼女を残してください。彼女は工場で保険に入っていますが、私は入っていません。だから、私は未練なく辞めます」と班長に言いました。

 その後、2人の同僚が私に「どうしてそんなにお人好しなんだ、自ら辞めるなんて!」と言いました。私は「師父は私たちに、何か起きた時はまず他人のことを考えるよう教えてくださっています」と答えました。同僚は頷いて、「ああ、そういうことなんだ」と言いました。私の相棒の夫はとても感謝し、「彼らの職場にはこんな素晴らしい姉さんはいない」と言いました。彼らは私が大法を学んでいることを知っており、多くの人が大法の真相を理解し、三退をしました。この時、私と息子にはまだ十数万元の借金がありました。夫はもうすぐ60歳で、ここ1年は仕事をしていません。義母は80歳近くで故郷に住んでおり、今後は誰かが付き添う必要があります。しかし、義母も大法弟子なので健康状態が良く、20年以上薬を一粒も飲んでいません。そのため、夫は家でこれからどんな仕事をするかを考えています。一方で、私は仕事を失い、50代半ばで自分に合う職場を見つけるのも簡単ではありませんでした。

 家からそれほど遠くない場所に工場があり、私はそこで働くことにしました。立ち仕事が主で、忙しい時は1日8時間から12時間以上働かなければなりませんでした。私は「これでは、三つのことを行うのに支障が出てしまう」と思いました。夜に法を学んでいると、ある一節が特に目に留まりました。

 「済公和尚は霊隠寺から追い出されたのですから、生活上の危機から食べ物はおのずと彼にとって主要な問題となりました。空腹を満たすために、彼は手当たり次第に物を食べましたが、いかなる食べ物にも執着心がないので、空腹さえ満たしてくれるなら、何でもよかったのです」(『転法輪』)この法理を読んで、私は「自然に任せる」という教えを理解しました。その時、頭にふと「肝心なのは心性の向上に努力することだ」という一言が浮かびました。心の中で「師父、ありがとうございます! 私はここで安心して働きます」と言いました。この工場では給与が毎週支払われる仕組みでした。

 この半月の間、師父の慈悲深いご加持の下で、私はさらに法理を理解し、修煉の状態に質的な変化が起きました。以下に、三つのことに基づいてお話しします。

 学法

 以前は、学法、煉功、正念を発するときに、主意識が弱く、眠気に襲われていました。しかし、現在は時間が非常に限られているため、主意識がしっかりと目覚めるようになりました。たとえその日が深夜1時までの勤務であっても、私は法を学び続け、3時過ぎまで学んでからようやく眠ります。普段9時に退勤できる日は、12時まで学法を行い、その後、正念を発してから寝ます。修煉の状態は以前と比べて明らかに向上しました。

 正念を発すること

 仕事を始めたばかりの頃は、作業をしながら正念を発し、衆生や世人が大法の真相を理解するのを妨害するすべての邪悪な要素を取り除こうとしていました。しかし、思考がしばしば散漫になり、しばらくの間、主意識が非常に弱く感じることがありました。そこで、私はすぐに自分の間違いに気付きました。どんなに神聖なことであっても、純粋な心を持たなければ、神聖な効果を発揮することはできません。勤務中はぼんやりするのではなく、仕事に集中し、心を込めて取り組む必要があります。そして、思考の中で自分を随時正していくことが重要だと悟りました。

 真相を伝えること

 工場には約100人ほどの従業員がいますが、そのほとんどが臨時のアルバイトで、入れ替わりが激しいため、真相を伝えるには有利な環境だと思いました。しかし、勤務中は会話が禁止されており、昼食時も2つのグループに分かれて交代で食事をするため、皆が慌ただしく動いています。そのため、真相を伝える機会がなく、私は焦る気持ちを抱えていました。その時、師父が「急いては事を仕損じる」という教えで私を啓発してくださいました。「物事は自然に任せるべきだ」と考え直しました。そして、知らず知らずのうちに数人に真相を伝えることができました。その結果、私は焦る心を手放しました。

 師父は『転法輪』で法輪大法の特徴について語る中で、師父が直接学習者に法輪を下し、「放出されたエネルギーによって、まわりにいる人々も恩恵を受けることがあります。佛家は、己を済度するとともに人を済度し、衆生を済度することを重んじ、自分が修煉するだけでなく、衆生も済度しなければなりません。そこで他の人にも恩恵を与え、知らないうちに、他人の身体を調整し、病気を治してしまうことがあります」とお話しされました。

 これらの年々の修煉と仕事を通じて、私はこの法理を深く体得しました。多くの人がよく「あなたと一緒にいると心地よく、楽しい気分になる」と言ってくれました。私は、これがすべて法輪と大法の無限の法力の表れであることを知っています。しかし、私はそれに満足せず、機会を見つけて真相を伝え、大法の素晴らしさを彼らに伝えるよう心がけています。

 私の修煉がどれほど困難であろうと、師父は私たちに最良の道を用意してくださっています。ただ、私たちの心性の向上に伴って、全体的な変化が起こるのを待っているのです。

 もし、法に則っていない点がありましたら、同修の皆さんの慈悲あるご指摘をお願いいたします。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/19/490856.html
 
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