文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年2月20日】師父は新しい経文「目覚めよ」の中で、次のように説かれています。 「長期にわたって学習者の修煉環境を妨害している人、邪に悟った人や学習者になりすました中共スパイについて行き、学習者に深刻な妨害をもたらした人はいずれも、誓約が実現される中でその結果を引き受けることになります」[1]
私はこの経文を読みながら、法の理解が狂っている人に従っている人たちに師父の経文を届けて、彼らの目を覚まさせる手助けをしなければならないと思いました。
2日後、迫害の前に大法の修煉を始め、今は時々修煉しているという2人の年配の女性学習者に偶然会いました。私は2人に師父が新しい経文を発表されたことを伝え、それを持っているかどうか尋ねました。2人は手を振って、そのことについて話したくないという意思表示をし、立ち去っていきました。
数日前、別の町に用事があって、偶然にある男性学習者・Aさんに会いました。60歳代の男性で、夫婦とも昔は真面目に修煉されていたそうです。しかし、6年ほど前から、法に対する理解が曲がっている、ある1人の人物に従うようになりました。
2年前、Aさんは師父の本をある人に売りました。しかし、数日後、彼は自分の過ちに気がつきました。師父の本を売れば、もう師父を認めないことになります。Aさんは急いで本を取り戻し、まだ修煉したいという気持ちを表しました。しかし、彼はほとんど修煉者と接触することはなかったのです。私は、彼の妻がまだ法輪功を歪曲して理解していることを知っていました。しかし、師父を認めていました。
私はAさんの現在の修煉状況を知らなかったのですが、師父の新しい経文について話したいと思いました。驚いたことに、Aさんは私を家に招待してくれました。彼の奥さんも家にいました。私は2人に師父の経文『目覚めよ』を朗読しました。その後、奥さんから「ネット封鎖を突破するソフトは持っていますか?」と聞かれました。その時は持っていなかったので、「後で持ってきます」と言いました。Aさんは、「あなたが、私の家に来てくれてよかったです、そうでなければ、どのような人生を送っていたかわからない」と言いました。彼は話の途中で2回泣きました。
その後、私は師父の経文「目覚めよ」と2018年以降の全部の経文、そしてネット封鎖を突破するためのソフトを彼のお宅に持って行きました。奥さんは経文を読んで本当に目が覚め、修煉を再開する気になったそうです。また、奥さんは『目覚めよ』をあと数枚印刷し、法に対してゆがんだ理解をしている他の人に渡すことにしました。
私は、慈悲深い師父が1人の修煉者も見捨てずに、私がその夫婦に会うように手配してくださったのだと思います。師父は、落ちこぼれの人たちにもっと機会を与えたいと考えていたのです。
この数年、私たちは皆、この三つのことをよくしなければならないことを知っていますが、困った元修煉者、つまり、法輪功の理解を邪に悟った人、その信者、また迫害の前に修煉を始めましたが、法輪功迫害の事実を伝え、人を救うために踏み出せなかった古い修煉者、あるいは近年、私生活が忙しく、真相を伝えることに踏み出せなかった人を助けることを忘れてしまったのです。私たちは、師父の経文『目覚めよ』を持参し、彼らと交流し、1人でも多く、彼らの目を覚まさせるようにしなければなりません。
以上は、私の個人的な理解です。適当でない所があれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
注:
[1] 李洪志師父の経文:『目覚めよ』