心からの九文字を唱え 兄はうつ病を克服した
■ 印刷版
 

文/シンガポールの大法弟子

 【明慧日本2022年4月13日】兄は2003年にうつ病を患い、よく眠れなくなり、人混みが苦手なため、パニック発作を起こし易いのです。 薬を服用して体調を管理していますが、ストレスや緊張が続くと再発することがありました。

 最近、兄は「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」という心からの九文字を唱えるようになりました。すると、よく眠れるようになり、パニックになった時にもうまく対処できるようになったことに気づきました。

 兄は「パニックや不安を感じた時唱えると、心が落ち着き安らぎを感じる」と言いました。 それによって、ネガティブな思考を払いのけ、正常な状態に戻り、前向きの気持ちを保つことができるそうです。

 「心からの九文字は、私にどんな状況でも正しい選択をし、正しいことをするための洞察力と知恵を与えてくださった。私の人生は良い方向に大きく変わった。本当に感謝しています」と言いました。

 始まり

 2015年12月、私は皮膚病に罹り、自然療法を探していた時に法輪功に出会い、それから修煉を始めました。わずか2~3カ月で、皮膚病はほとんど治り、全体的な健康状態も改善され、とても元気になりました。私は嬉しくて両親や兄弟に法輪功を勧めました。 しかし彼らは、私の快復は気候などの他の要因によるもので、煉功の時間も長すぎると言いました。

 2020年12月に、私は結婚しました。 翌年には妹が結婚することになります。家には兄だけ残されました。 自分の将来を考えて、兄は落ち込んでしまい、病気が再発しました。

 ある時、家族の集まりで、兄は私に「お母さんのように毎日お経を読み、念仏を唱えるなど、簡単なことで健康状態を改善する良い方法はないか?」と尋ねました。 しかし、兄は長いお経が嫌いで、煉功もしたがらなかったのです。

 私は兄に「それなら、『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』という心からの九文字を唱えてみてください。声を出さず、心の中で黙読しても構わないので、誠心誠意に念ずると効果があります。これは最も簡単な方法なので、学法や煉功をする必要もないし、自分の信仰とライフスタイルを変える必要もありませんよ」と伝えました。

 それから、YouTubeのリンクを送り、人々がそれを唱えることで、中共ウイルス(コロナ)に対処し、役立つということを紹介しました。動画では、あるウィルス専門家が研究成果を披露しました。36人のコロナ感染者が実験に参加し、そのうち73%が完全に快復し、他の27%に改善が見られました。全員が心からの九文字を唱えて受益しました。平均にして、唱え始めた翌日から改善し、3日後には完全に快復したのです。

 後日、兄から「送ってくれた動画を見た」と連絡が来ました。普段からこのような動画を送っていますが、全部見てくれるわけではありません。 兄はいつも「私は科学を信じており、確かな科学的根拠があるものしか信じない」と言っていました。 しかし、この動画の内容に衝撃を受け、兄は唱えるようになりました。

 兄の体験

 2022年1月4日、兄から「昨夜、心からの九文字を唱えた後、ぐっすり眠れた。ここ数日、不眠が続いていたので、とても驚いた。これは、本当に私に効き目があったのではないかと思った」という内容のメッセージが届きました。それを知り、私も嬉しく思い「頑張って続けてね」と兄を励ましました。

 それから4日後、兄からまたメッセージが来て「昨日、旅行から帰る電車の中で、とても混雑していて、知らない人たちに囲まれすごく緊張した。マイナス思考を取り除くために、繰り返して心からの九文字を唱えると、少しずつ落ち着き、ポジティブな気持ちになった」と伝え、「普段も唱えることによって、冷静でいられるようになり、幻覚に陥ることもなく、頭がはっきりしていて、心も穏やかになった」と言いました。

 妹との和解

 2022年1月8日の午後、兄から「昨夜、妹に、これまでの私の態度が悪かったと謝った」と聞きました。兄は「心からの九文字が私に勇気と力を与えてくださった。これは自分に打ち勝った大きな勝利だ。やってよかった」と言いました。

 私は本当に感動しました。 兄の性格からして、このようなことができるとは思いませんでした。自分の驚きを伝えると「知っているよ。 以前の私はプライドが高く、自分勝手で、そんなことはできなかったから」と言いました。

 週に一度の夕食の集まりで兄に会いました。 妻は「兄さんは以前より楽しそうで、生き生きとしていて、もっと外向的になり、積極的に会話するようになったね」と言いました。

 そのほかの変化

 心からの九文字を唱えるようになってから、兄は予想外にも老眼が改善されたそうです。「以前は、目の前のものを見るのが難しかったが、今は良く見えるようになった」と言いました。

 また、「以前は夜中に何度も起きてトイレに行ったのに、今は1回か、多くても2回で済むようになった」と言い、膀胱のコントロールも改善したそうです。

 2022年2月13日、兄が病院に行った時、医者は彼が完全に回復する可能性が高いと言いました(1年以内に再発がないことを意味する)。私たちは皆とても嬉しく思いました。

 2022年2月25日、兄が再び医者に会った時、医者は1月13日に処方された薬の用量を10 mgから5mgに減量しました。これは兄が快復していることを示しています。

 現在、兄は毎晩心からの九文字を唱えています。

 兄はすでに学法をしており、『法輪功』を読み終え、今は『轉法輪』を読んでいます。そして第一功法の煉功も始めました。

 「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」という心からの九文字は、本当に奇跡的な力を持っています!

 兄の身体がますます良くなっているのを見て、私は本当に嬉しいです。より多くの人々がこの素晴らしい「心からの九文字」を試すことを願っています!

 心からの九文字を世の人に伝えてくださった師父に感謝します! そして、この「心からの九文字」に感謝します!

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/9/441072.html)
 
関連文章