学習者の中で、中共ウイルスの症状が現れたことについての考え
■ 印刷版
 

 文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2022年6月5日】最近、台湾で中共ウイルス(コロナ)の発生が深刻化し始めています。私が所属している大法を実証するプロジェクトチームの同修の多くが、発熱や咳などの中共ウイルスの症状が出ています。 これについて、自分の考えを同修の皆さんと交流させていただきます。

 一、「物事の善し悪しは人間の一念によるものである」 [1]

 最近、『轉法輪』を暗唱していた時、師父は「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある、とわれわれは言います」 [1]と説かれました。『轉法輪』で言及されたそのおばあさんは、車に10メートル以上引きずられたのに、かすり傷さえ負っていませんでした。 私の理解では、彼女は自分が怪我をするとは思っていなかったので、そのように考えず、結果として無事でした。中共ウイルスに直面して「自分は感染する」という考えを持ってはいけません。その考えを持った時点で、中共ウイルスの症状が現れかねません。目的はあなたのその観念を取り除くことです。

 二、精進していないのは執着が原因

 師父は「精進していない大法弟子、極端に走る大法弟子は直ちに、自分自身を正し、誠心誠意に法を勉強し、修煉してください。なぜならば、このような弟子は最も危険だからです。本当の大法弟子はエネルギーがあり、業力とウイルスを滅することができ、最後の時期に衆生を救い済度するための使者として、人を救い真相を伝えるとき理性的に行動するのです」 [2]

 では、精進とは何ですか? 師父は次のように説かれました。「精進とは、彼が常に自分の言動、自分の考え方の変化に気をつけており、自分を厳しく要求することができ、常に自分を厳しく要求することができるということであり、これは個人の修煉の中で比較的精進している人です」[3]

 私の理解では、私たちに対する法の要求がますます高くなり、中共ウイルスのような症状がこれだけ集中すると、私たちは内に向けて探さなければなりません。最も基本的な煉功も自分の安逸心のため、毎日五式の煉功が全部できていないのではないか? 欲望や執着心を捨てられないため、学法が形となり心に入っていかないのではないか? 効果が見えないと言って、発正念を重視していない、あるいは、法に対する認識がほとんど知覚的であり、まだ理性的に高まっていないのではないか? また、大法のプロジェクト自体を修煉だと見なして、内に向けて探し、自分を修めていないのではないかなど、真剣に考えるべきです。

 三、向上する機会だと考える

 職場で咳をしている人がたくさんいるのを見たり、発熱して陽性と診断され、自宅に隔離される人がいたりすると、「自分は感染しないのだろうか」という思いが出てきます。その後、修煉者としてどんな時でも修煉しなければならないと認識しました。感染するのではないかという不安を抱えたままだと、その時点ではすでに常人の次元に落ちてしまうのです。 それに対して、これを向上する機会ととらえ、感染されるという観念を取り除くことができれば、また一歩神へと近づいていくことになるのです。

 四、単に業を消すことだと見なさず

 私は、中共ウイルスの症状が現れた時、単に業を消すことだと見なし、ひたすら受動的に耐え忍ぶだけでは、自分自身の修煉を真剣に見直す機会を逸してしまうと理解しています。

 師父は「本当の大法弟子はエネルギーがあり、業力とウイルスを滅することができ、最後の時期に衆生を救い済度するための使者として、人を救い真相を伝えるとき理性的に行動するのです」 [2]と語られました。

 私たち大法弟子は、業力とウイルスを滅することができる修煉者ですので、ウイルスが体内に入ることはできないはずです。 もし入ったとすれば、大法弟子の水準に達していないため、ウイルスを排除するエネルギーが足りないことになり、もっと修煉に励むべきです。これは、怠らずに真剣に向き合うべきだと、自分への注意でもあります。

 結びの言葉

 大法弟子はこの最後の時期に衆生を救い済度するための使者です。これは弟子に対する師父の期待であり、私たちの使命でもあります。自分をしっかり修めることこそ、よりよく衆生を救うことができ、疫病の試練の中で自分を向上させ、将来、より大きな疫病や災害に直面しても、動じることなく、しっかりと使命を果たすことができるのです。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の経文:『理性』
 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法七』「米国首都法会での説法」

 【編集者注:この文章は筆者の現時点での個人的な認識を代表しているものであり、同修の皆さんと切磋琢磨し「比して学び比して修す」のためのものです】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/29/444202.html)
 
関連文章