【慶祝513】 大学生の修煉体験
■ 印刷版
 

文/海外の青年弟子

 【明慧日本2022年7月22日】私は青年大法弟子で、今は大学一年生です。幸運にも2018年に法輪大法の修煉を始めました。これから修煉の心得を皆さんと共有したいと思います。

 1、法を得る

 2018年のある日、母と川辺を散歩していると、法輪功をやっている人たちを見かけました。好奇心から、私たちは、ちょっと立ち止まって見ました。すると、一人の修煉者が手作りの蓮の花と法輪功を紹介するチラシを渡しにきました。

 母は以前、人々が法輪功を修煉することによって心身ともに健康になったことを聞いていました。家に帰ってから、母はネットで法輪功の情報を多く検索して、修煉したいと私に伝えました。一方、私は修煉のことをまだ考えたくありませんでした。

 ある日、私は、中国で、師父が修煉者の煉功動作を指導されるビデオを見ました。師父の慈悲深い顔を見て、心の奥底に深い感動が湧きました。それは、今まで経験したことのない感情でした。母に「師父は決して普通の人ではない」と言い、その瞬間から母と一緒に法輪大法を修煉したいと心に決めました。

 2、心身の改善

 修煉してから、私の健康状態は著しく改善されました。アレルギー性鼻炎と急性気管支炎を患ったことがあったので、修煉する前、少しでも刺激的な匂いや冷たい風に当たると呼吸ができなくなり、頻繁に病院に通い、ほとんど毎日薬を飲んでいました。

 修煉してから、すべての病気が消え、もう薬を飲む必要がなくなりました。体は軽やかになって活力に満ちています。以前は家事をしたら疲れやすかったのですが、今は朝から晩まで家事をしても疲れません。

 『轉法輪』を読んで、本に書かれている内容に魅了されました。子どもの頃から知りたいと思っていた疑問、例えば「私は誰か」、「私は何のために生きているのか」などの答えが本の中に見つかりました。師父の言葉は灯のように私を明るい未来に導いてくれました。

 3、高校生活の中で修煉する

 修煉を始めてから、大法は私の知恵を開き、思考力と記憶力は良くなり、授業の内容をすぐに理解して覚えられました。高校時代に、同級生のほとんどは良い成績を取るために、多くの時間と金をかけて塾に通わなければなりません。私はそうしなくても成績はずっとクラスの一番です。同級生らは驚き、私に秘訣を尋ねました。私は彼らに「法輪大法を修煉することによって記憶力が良くなったし、問題を考えて解決する能力も向上した」と教えました。大法をもっと知りたい同級生と先生に私は法輪功の資料と手作りの蓮の花をあげました。

 修煉と勉強の時間割を正しく決めていない時もありました。大法から授かった知恵に頼って、必要ないと思い宿題をやらなくなり、もっと学法と煉功に時間をかければ、自分の修煉はもっと良くなると思いました。しかし逆に、私の修煉状態は悪くなりました。集中力が落ちたため何をやっても効率が悪くなり、多くの時間を無駄にしました。それによってかえって修煉も勉強も、時間が少なくなりました。内に向けて探してみると、私は師父の教えに従わなかったのが原因だと分かりました。

 師父は「学生としてのあなたの本分は、勉強を立派にきちんとこなすことです。なぜならあなたは学生だからです」[1] と明示されています。私が自分の状態を正して、学生としてすべきことをした後、すべてがすぐに変わりました。成績が上がって、学法と煉功の時間も確保できました。

 成績が良くなかった時期に、試験がうまくいかないのが怖いので、ある日カンニングまで考えました。でもすぐに、それは心性に対する試練だと気づいて、良くない手段を考えるのを止めました。その瞬間、突然試験問題の答えが頭に浮かび、順調に答えることができました。

 高校の時、クラスに私のことを嫌っていそうなクラスメートのAさんがいました。私が試験で高得点を取るたびに、彼女は皮肉や挑発的なことを言います。彼女と口論しないように私は冷静さを保っていました。ある日、私の行為が目に余るという手紙まで書いて送ってきました。最初はとても傷ついたのですが、落ち着いて、自分にどのような執着が存在しているのか自問しました。

 表面上、我慢することができたのですが、心の中で執着心を除去していなかったことを発見しました。例えば、Aさんは私の成績に嫉妬していますが、自分もほかのクラスメートの成績や順位に嫉妬していることに、今までずっと気づかなかったのです。ほかの人の点数が自分より高いのを見た時、私は確かに気分が悪くなります。それは嫉妬心の現れで、人に追い越されたくありませんでした。

 考えてみると、これまで何度も、良い成績を収めた時、表向きは自慢していなかったのですが、心の底でやはり自分の能力を嬉しく思いました。また、名声を追求する、見せびらかしたい、指摘される言葉を聞きたくないなどの執着心も見つかりました。それを除去するように発正念しました。

 私がAさんにずっと明るく友好的な態度を保っていると、彼女の態度も次第に変わって友好的になり、進んで話しかけてきます。高校を卒業した後、それぞれ違う大学に進学したのですが、今でも連絡を取り合っています。

 4、より良い人間になる

 子供の頃からずっと良い人になりたいと思っていました。しかし現実には、自分の利益のためにみんな戦っているので、良い人になるのは本当に難しいことだと分かりました。善良さを失いたくないのですが、どうしたら良いか分かりませんでした。そのことは法輪大法に出会うまでずっと私を悩ませました。

 師父が説かれた法を学んで、どのように本当の良い人になるかを学びました。以前は、ほかの人と比較すると、自分は良い人だと思って、周りからも親切で思いやりがあると言われていました。しかし大法の基準と比較したら、自分は本当の良い人までまだ程遠いと分かりました。なぜなら、以前、善人でいるのは目的があって、愛され尊重されたく、不祥事から離れたいためでした。それらはみな名利を追求するための執着で、良い人になるのは依然として利己的な目的からです。

 真・善・忍の原則によると、本当の善人は無私の人でなければならず、相手のことを常に気にかけて、良いことをする時、何の報いも期待しません。そこで、自分を根本から変えようと思いました。日常生活の中で家族、友人、周囲のすべての人を大切にすることを学びました。師父が説かれた法理に従って自分を磨き、私利私欲のない人間になるように努力したいと思いました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』「広州での説法 質疑応答」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/21/442905.html)
 
関連文章