うつ病から抜け出す② 法輪大法の病気治療と健康維持の奇跡的効果(一)
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 【明慧日本2022年7月24日】(前文に続く) 

 四、ベトナム出身のオーストラリア留学生 修煉3カ月でうつ病が治った

 ベトナム出身でオーストラリアに留学中のトランさんは、かつて重度のうつ病と偏頭痛、花粉症に悩まされていました。持病のせいでイライラして極端になることもありました。今では落ち着いて元気いっぱいです。かつてのトランさん状態を、誰も想像できないでしょう。

 当時はもっと前向きに考えようと武道やヨガで体を鍛え、うつ病の症状を緩和させ、いずれはその苦しみから解放されたいと思っていました。しかし治るどころか、ますますひどくなりました。

 彼女は、当時をこう振り返ります。「ベッドから起き上がれず、手足も動かせません。思考すらできず、怠惰にも1週間以上何もできないこともありました。この状態が何の前触れもなく突然消える時もありましたが、2ヵ月後には再発しました」

 2020年10月、トランさんは貴重な書籍『轉法輪』を毎日読み、真・善・忍に従って修煉を始めました。すると、トランさんを苦しめていたうつ病が消え、電気ドリルで刺されるように痛かった偏頭痛も消えました。さらには顔のニキビまですべて消えるなど、短期間のうちに次々と奇跡が起こりました。「顔のシワもなくなり、以前はくすんでいたのですが、心の喜びで表情も明るくなりました。顔によくできていた大きなアレルギー反応(赤ニキビ)も消えました」とトランさん。

 彼女はこう続けます。「法輪大法を修煉する前の私は、とても感情的でした。落ち込んで、憂鬱で悲しく、また一方では短気でキレやすく、気に入らない人と口論になることもありました。今では気持ちが落ち着いて理性的になり、物事を客観的に見ることができるようになりました。なぜなら、私が法輪大法を学んだからです。つまり問題に遭遇したときはいったんそこから出て、客観的に見ることで感情に左右されず、予測不能の怒りや制御不能の感情に悩まされることがなくなったからです。物事をより明確に見る術を学んだからです」

「尊敬なる師父、2022年旧正月おめでとうございます!」
お祝いをするトランさん

五、心理療法士:法輪功でうつ病が治った

 ジェーン・ユー・アンダーソンさんは、アメリカ・ロサンゼルスの心理療法士です。毎日患者を治療していても、自分自身のうつ病を治すことはできなかったといいます。しかし法輪大法を修煉して、彼女は人生を取り戻すことができました。

 彼女は「(その変化は)衝撃的だった」と振り返ります。「私は夫の死によってうつ病を患い、薬を飲んでしのいでいました。それが法輪功を3ヶ月間修煉したところ、うつ病が消え、薬を飲まなくてもよくなりました」。仕事でも「より明晰な頭で患者を助けることもできるし、日中も元気で本当に素晴らしい。今はもっと幸せに、もっと気楽に、患者さんとコミュニケーションができるようになりました」と語っています。

 「この贈り物をくださった師父に、私は永遠に感謝します。どう恩返ししたらいいのか分かりませんが、私ができる一番の恩返しは、いい人になって他人のためにいいことをし続けることです」

「修煉で人生が180度変わりました」と語るジェーン・ユー・アンダーソンさん

 六、カレン:自殺の危機に直面していたが、大法によって新しい人生を得た

 華僑学習者カレンさんは、30年前にスコットランドに移住し、夫と一緒に事業を経営しました。当時は気立てが悪く自分勝手で、お金さえ儲かれば何でもやると啖呵を切った人だったといいます。お金が入るとカジノに行ってギャンブルに興じていました。複数の病気にかかり、健康状態が悪化しました。また、脊椎の損傷で歩行困難にもなりました。

 更にはうつ病を患い、自殺を考える日々を過ごしていました。よく夫に「二人で湖に飛び込んで死のう」「二人でビルから飛び降りよう」などと言っていたそうです。病気のため、すべての事業を売却しなければなりませんでしたが、その直後に夫が脳梗塞で倒れ、歩行困難になってしまいました。

 ある日、カレンさんは法輪功のことを聞いて、試してみる事にしました。グループスタディに3、4回行くと心が軽くなり、自殺を考えることもなくなりました。そして、病気や痛みはすべて消えました。彼女の夫も法輪功を始め、徐々に健康を取り戻しました。

 法輪功の良さを世に広めるために、カレンさんは週末によく商店街に行って法を広め、戸別に法輪功を紹介する資料を配布しました。自宅の近所に配布し終えると、70代の夫が車で遠くまで連れて行ってくれました。カレンさんは毎日法を学び、煉功し、幸せな日々を過ごしています。

 カレンさんは師父に限りなく感謝し、「師父、こんなに良い功法を与え、私たちを生き返らせて下さってありがとうございます」と語っています。

人々に法輪功について伝える法輪功学習者カレンさん(中央)

 

 七、青年新学習者:「素晴らしい安らぎを感じました」

 2020年7月に新たに法を得た青年学習者ルイスさんは、ガーデニングの仕事に就いています。最初はネット上の精神分野のネット掲示板で、法輪功学習者が修煉体験を話したことから法輪功を知りました。ルイスさんは興味を持ち、『轉法輪』を読み始めました。

 ルイスさんはうつ病を患い、不健康な生活にどっぷりと浸かっていました。法輪功を修煉して、彼は酒と麻薬をやめ、さまざまな悪い習慣を取り除くことができました。彼は、「素晴らしい安らぎを感じ、体がとても軽くなって幸せな気分になった」と言います。

 ルイスさんは日々の仕事の中で、真、善、忍に照らして自分の問題点を見つけ、常に改善することで、多くのことが実は簡単に処理できることだと分かり、生活や仕事もずいぶん楽になりました。

 ルイスさんは「師父、法輪功を世界に広めてくださってありがとうございます! みんなが恩恵を受けられるようになりました」と語っています。真面目に修煉し、真、善、忍の心で自分を厳しく律し、長年の欠点を直し、なすべきことをより良くしていきたいと話していました。

 八、整体師:「困難への対処能力が向上しました」

 カナダ・トロントの法輪功学習者であるジョセフ・ジグリオッティさんは、2014年から法輪功を修煉し始めた整体師です。彼は「患者さんの多くは、いわば100パーセント、精神的もしくは感情的な問題を抱えています。法輪功を修煉することで心身の健康が改善し、素晴らしい効果をもたらしています」と語り、こう続けました。

 「法輪功を修煉する前、私はうつ病でした。いつも自分に自信がなく、感情的になることが多かったです。それが修煉してから心がどんどん安らぎ、個人的な問題でも家族関係の問題でも、困難に対処する能力が高まりました」

 「法輪功が私に力を与えてくれました。この力は私の心から生まれ、私が常に真、善、忍と同化することによってもたらされるものです。法輪功が私の人生を変えてくれました。師父にありがとうございますと申し上げたいです。法輪功を真摯に修煉すれば、誰でも人生が良くなると思います」

「法輪功は私に力を与えてくれました」と語るジョセフ・ジグリオッティさん

 九、心からの九文字を唱え、うつ病患者が健康な若者に変身した

 遼寧省の亮さんは30歳。約12年間、深刻なうつ病に苦しんでいました。発作が出ると、外に飛び出して他人の家の窓やドア、道端に停めてある車などを壊しまくり、村を出ると、家への帰り道が分からなくなりました。亮さんの病気はますますひどくなり、薬の量が増える一方、食事の量はどんどん少なくなり、痩せて歩くのも大変でした。両親は、彼のために心を痛めて疲れ果てていました。

 2019年11月4日、亮さんはもう数日も何も食べなくなり、両親は再び彼を精神病院に連れて行きました。採血検査では、ほとんど血が出ませんでした。検査の結果、各項目の指標は正常人の半分しかなく、命の危険にさらされていました。病院は彼の入院治療を受け入れず、両親は、彼を家に連れて帰らざるをえませんでした。

 家に帰った亮さんは、両親に「死なせてください。あまりにも辛く、もう生きるのが嫌です」と頼みました。亮さんは食事を拒み、死を待つばかりでした。さらに、突然亮さんに下血の症状が現れて、恐ろしく多い真っ赤な出血は3、4日も続きました。両親は取り乱し、何の手立てもない状況でした。

 自暴自棄になっていた時、亮さんの母親は突然心に閃きました。自分がかつて「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱え、虹彩炎から奇跡的に回復したことを思い出したのです。そこで、亮さんの両親は息子の隣で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱え、息子にも唱えるように教えました。亮さんも従い、3人で昼も夜も唱え続けました。亮さんの両親は、亮さんに少し気力が戻ると、心からの九文字(訳注:「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」は中国語では九文字)を唱え続けるように促しました。

 そして数日後、亮さんは粉ミルクが飲めるようになり、少しご飯を食べられるようになりました。亮さんの父は感激して泣きながら膝をつき、大法師父に叩頭しながら師父が命を救ってくださったことに感謝しました。

 亮さんの母が「心からの九文字を唱えることでご飯を食べられるようになったのだから、これは大法の師父が私たちに奇跡を見せて下さったのです! 亮に大法の本をあげましょう」と言うので、彼の父は知り合いの大法弟子から『轉法輪』を借りて来ました。その本を見た亮さんは、宝物を手に入れたかのようでした。そして数日後、亮さん一家は大法弟子から法輪功の五式の功法を習いました。

 それ以来、亮さんの顔つきは日に日に変化し、血色も戻りました。11月末には体重が50キロに満たなかった亮さんが、70~75キロまでなり、健康的な青年へと変化しました。

 十、不思議なネックレス

 私は東北の法輪功学習者です。2019年に孫が小学5年生になりました。孫はその時から、授業はさぼる、学校には行きたくない、宿題を時間内に終わらせない、学校で先生に反論、クラスメートと時々衝突するなど、悪い様子が見られるようになりました。なんとか学校に行っても、三日坊主のようでした。家にいたくないと、学校をサボって家の近所の大きなショッピングモールに一人で遊びに行くこともありました。家族がどんなに交流して慰めようとしても、なかなかうまく伝わリませんでした。

 その後、孫の行動はますます異様になり、イライラして怒り、しばしば大声を出したり、泣いたり、話も変になりました。家で気持ちがコントロールできない時は、人を殴ったり罵ったりすることさえありました。毎朝3時頃に起きていましたが、彼が起きると家族全員が大騒ぎになり、近所にまで迷惑をかけました。時には、ビルから飛び降りる、家出するといった独り言を言うこともあり、家族は取り乱して心配するばかりで、いつか孫の身に何か起こるのではないかと恐れていました。

 こうした状況でしたから、私たちは孫を休学させ、専門病院に連れて行き検査・治療を行いました。そして有名な心理カウンセラーを見つけて、マンツーマンのレッスンや心理カウンセリングを受けさせました。しかし、ほとんど効果はありませんでした。孫のだらしない、暗い顔を見ていると心が痛くなり、心配になるばかりで、家族全員が悶々としていました。このまま毎日引きずっていたら、孫だけでなく、この家までダメになると分かりました。

 私は大法の弟子として、この子を本当に救えるのは法輪大法だけであり、それ以外の選択肢はないと深く理解しました。私は心の中で大法の師父に、このかわいそうな孫を助けてくださいと心からお願いしました。私は「法輪大法は素晴らしい」と書かれたネックレスを孫につけ、「これは幸運をもたらす不思議なネックレス。幸せで安全で健康になれるよ」と伝えました。驚いたことに、孫は嬉しさのあまり涙を流しながら、「おばあちゃん、僕を見捨てないでいてくれてありがとう」と言ったのです。「これからも子供の頃のように『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と毎日唱えようと思います!」と涙を流して感謝するその姿を見て、「孫は助かった!」と、胸のつかえが下りました。

 この不思議なネックレスをつけてから、孫の機嫌が日に日によくなってきました。徐々にイライラがなくなり、感情のコントロールを心掛けるようにもなりました。機嫌がいいときには家族と普通にコミュニケーションできました。純粋で美しい音楽は人の心を浄化し、心身ともに幸福にしてくれると考え、家では毎日大法音楽の『普度』と『済世』を流しています。

 5年生の後期には、普通に学校に通うことができるようになりました。毎日学校から帰ってきて宿題をした後は、母親の家事の手伝いもできました。母親が小さなファストフード業を経営していましたが、自分ができることを手伝い、楽しむことができたのです。

 孫の変化を目にして、家族や友人一同が喜びました。反抗期、うつ病、多動など、病院や心療内科で解決できなかった問題が、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心から唱えることで、すべて奇跡的に消えてしまったのです。これはまさに法輪大法の素晴らしさ、法輪大法の超常、そして世界の人々を救う大法師父の絶大な慈悲を如実に証明しているのです!

 十一、うつ病から抜け出す秘訣を人に伝えた瀋陽の青年、むなしく実刑に

 27歳の宋宇岑さんは、大連理工大学の卒業生です。2006年に父親が突然脳血栓で3級の障害者になり、母親も国営企業から解雇されました。家庭の不幸は当時11歳の宋さんに劣等感をもたらし、徐々に人とのコミュニケーションも消極的になりました。

 大学に進学した宋さんは、専攻が思うようにいかず、さらに落ち込んでしまいました。2017年、大連理工大学を卒業した宋さんは、就職のためにさらに4万元をだまし取られ、うつ病が深刻化しました。2019年1月末、宋さんが勤務していた会社は、仕事ができないことを理由に解雇してしまいました。何かあったらと心配し、彼の家族に連れて帰ってくれと頼んだそうです。

 宋さんは、うつ状態から脱出するためにいろいろな方法を試したのですが、どれも効果はありませんでした。何度も自殺や家出をしようとするので、家族全員が苦悩していました。絶望の中で宋さんはふと、幼い頃外祖父から法輪功の美しさと神妙について聞かされていたことを思い出しました。それから宋さんは法輪功の修煉を始め、2ヶ月でうつ病から解放されました。

 そして2019年3月29日午後、瀋陽の中国医科大学第一病院で、うつ病から抜け出す秘密を患者に伝えた宋さんは、法輪功を理解していない看護師に通報されました。2020年12月28日、宋さんは瀋陽和平区裁判所で不法にも懲役5年半の判決を受け、2021年8月15日に大連刑務所に移送されました。

 法輪功学習者はなぜ自分たちの話を伝えるのでしょうか?

 元凶である江沢民は些細な嫉妬心から、中国共産党(以下、中共)とお互い利用しながら法輪功への残酷な迫害を始めました。慈悲で善良なる法輪功学習者たちは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と人々に教え、それが心の苦悩から解放され、心身の恩恵と衆生に福をもたらしてくれるはずだと言います。

 しかし、中共は邪悪な噂を作り、法輪功を陥れ、仏の教えと神の道を歩む大法弟子を憎み、さらには法輪功の迫害に参加するようにと邪悪な宣伝を世間に広めています。そして何も知らない人々を極めて危険な状況に陥れています。

 中共の究極の目的は人類を滅ぼすことです。神が衆生を救うために来た最後の瞬間に、人々に神を信じなくさせ、道徳を腐敗させて神と伝統に背を向けさせ、神の教えを理解できず、最後の抹殺に至らせることです。中共という赤い悪魔の嘘から立ち去り、早く法輪功の真実を知ることこそが、人生の希望であり、救いとなるのです。

* * * * * * *

 法輪大法は奇跡的な力を持ち、その力は万物全体に広がっています。今回紹介した事例は、世俗的なレベルでの大法の力を示す小さな現れに過ぎないものです。大法は人間に現世の福をもたらすことができるだけでなく、大法の奇跡はまさに返本帰真のためのものです。

 (終わり)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/7/445775.html)
 
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